ノルバ・シノ

2020年11月8日 (日) 22:28時点における27.138.107.61 (トーク)による版

ノルバ・シノ(Noruba Shino)

火星の民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)」の参番組に所属する大柄な少年兵。ギャラルホルンの襲撃の後、オルガ・イツカ達と共に鉄華団を立ち上げる。
その体格に違わず白兵戦を得意としており、オルガからモビルワーカー部隊や白兵戦部隊の指揮を任され、戦闘に於いては突入部隊を率いて敵艦制圧の任に就く。
名前で呼び合う事が通例の鉄華団に於いて、一人だけ姓名の「シノ」で呼ばれているが、これはCGS時代に社長のマルバ・アーケイと名前が似ていて紛らわしい事を三日月達から指摘された為。
誰に対しても寛容且つ面倒見の良い性格で、加えて陽気で人当たりが良い。また仲間や戦友の死に対しては誰よりも悲しむことがあり、仲間を助ける為に普段は表に出さない知性派としての一面を顕にする事もある。 しかし、それ故に仲間から犠牲を出す責任から逃れたいとも思っており、自分から危険だったり汚れ仕事役を買って出る事も少なくない。また、エドモントンでの戦いの後に新兵の教官となった時には新兵に対してはかつて自分達から見たCGSの一軍の大人達のように嫌われることも覚悟の上で適当に甘やかして戦死させるくらいなら厳しく接する事で新兵たちを戦場で死なせないように鍛えようとしている。
ブルワーズとの抗争の後、昭弘ガンダム・グシオンリベイクに乗り換えた事でパイロット不在となったグレイズ改を受領。流星号へと改修してパイロットとなった。尚、歴代の搭乗機には全て流星号と名付け、自身の実働一番隊にも流星隊と名付けている。 フラウロスに乗るまでは本来阿頼耶識システム非対応のフレーム機種のMSに阿頼耶識システムを改造で載せた機体に乗っていた為、彼はそれ等の機体の実働データを採取する貴重な「テストパイロット」的な役割も実質担っていた。

上述の性格の為に年下の団員たちからはオルガと同じく信頼されており、とりわけ整備班のヤマギ・ギルマトンからは何かと気にかけられている模様。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
ユージンと同じく、オルガや三日月が来る以前からCGSに所属していた。後にオルガの計画に乗って鉄華団を結成し、中心メンバーの1人として尽力することになる。
流星号を受領してからは三日月、昭弘、ラフタアジーと共に前線に出る事が多くなり、数多の戦いを経て共にエドモントンへと辿り着く。エドモントンでの戦いの後には実働一番隊の隊長に就任して、新兵の教官も務めている。数多の戦いを経てガンダム・フラウロスに搭乗し、アリアンロッド艦隊との戦いに臨むもダインスレイヴによる攻撃で機体を損傷し、負傷する。マクギリスによるクーデターが失敗に終わり敗走する中、事前にヤマギが用意していたレアアロイ製の弾体をフラウロスに装填し、旗艦のスキップジャック級を狙撃しようと試みるが、ジュリエッタの妨害により失敗し、単独で突撃するも注中砲火を浴びて戦死する。

人間関係

鉄華団

オルガ・イツカ
鉄華団の代表であり、自分達を束ねる善き戦友の1人。
三日月・オーガス昭弘・アルトランド
自分と共に最前線で戦うMSパイロット。
ビスケット・グリフォン
ユージン・セブンスターク
CGS時代からの戦友の1人。
ヤマギ・ギルマトン
年下の整備要員。流星号の整備を担ってくれていて、シノにとっては頼れる仲間の1人。
デルマ・アルトランド
元ブルワーズのヒューマンデブリの少年。鉄華団に入団後はシノの実働一番隊に配属されている。

火星

クーデリア・藍那・バーンスタイン

テイワズ

ラフタ・フランクランド
アジー・グルミン
メリビット・ステープルトン

ギャラルホルン

アイン・ダルトン
流星号を執拗に狙う敵の1人。エドモントンで対峙した際には強敵となって立ち塞がり、シノ、ラフタ、アジーを戦闘不能に追い込んだ。

その他

マルバ・アーケイ
かつての雇い主。ギャラルホルンの最初の襲撃に際して真っ先に逃げ出した張本人で、宇宙に出てからも邪魔をしにきた輩。
トド・ミルコネン
元参番組の教育係だった上司。鉄華団を立ち上げた際に一旦はオルガに同調する姿勢を見せたが、実は密かに彼等を裏切っていた。しかし裏切りについては最初からばれており、落とし前として追放されている。

名台詞

「嘘だろ?これがダンジ…?クソッ!お前言ってたじゃねぇか!死ぬときはでっけぇおっぱいに埋もれて死にてぇって!おっぱいは柔らけぇんだぞ。こんな堅いコックピットとは 違うんだ……」
ギャラルホルンのCGS襲撃を辛くも退けた少年達であったが、戦闘の中で多くの仲間が無残にも落命した。その1人、ダンジの乗っていたMWから見つかったのは、彼の背中にあった阿頼耶識のピアスだけだった。傍から聞くと迷言にも聞こえてしまうが、母の愛すら満足に知る事無く死んでいく少年兵の過酷な現状、そして仲間を失って泣き崩れるしかないシノの心情を顕著に示した台詞でもある。

搭乗機体・関連機体

CGSモビルワーカー(地上型)
CGS時代の搭乗機で、ピンク色で塗装されている。恐らく初代流星号
流星号
正式にはグレイズ改弐で二代目流星号。グレイズ改をテイワズの技術で以て回収した機体。シノのMWと同じくピンクに彩られており、頭部には専用のノーズアートが施されるなど彼の趣味が反映された機体として仕上がっている(これにはヤマギも散々悩まされた模様)
獅電改
三代目流星号。エドモントンの戦いの後、テイワズが新たに開発した獅電を阿頼耶識対応型に回収した専用機。通常の獅電とは異なり単騎での戦闘を意識した武装となっている。
ガンダム・フラウロス
四代目流星号。鉄華団がハーフメタル採掘鉱山から新たに発掘したガンダム・フレーム機。かねてよりガンダムに乗りたがっていたシノが搭乗し、鉄華団の新戦力として組み込まれている。


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