イアゴ・ハーカナ |
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外国語表記 |
Iago Haakana |
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登場作品 |
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声優 |
中井和哉 |
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デザイン |
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概要登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り
- 初出作品。フェネクス捜索中に行方をくらませたヨナを捜索する最中、状況をつかめずにネオ・ジオングの起動を許してしまい、機体の操作をネオ・ジオングへ奪われてしまう。その最中、フェネクスにより思念が取り込まれ、最終的にヨナによって討たれ戦死したが、その思念は「全体」の一部となってヨナを導いた。
- かつて護衛任務と称してサイド1・30バンチの外周警備の為に顔も知らないメンバーと部隊を組まされた過去を持つが、それは30バンチ事件の見張り役であり、その一件がトラウマとなって彼を苦しめていた。
- 機動戦士ガンダムNT
- シェザール隊隊長というキャラクター設定は共通だが、最終的にヨナの過去を知り彼の背中を押す性格付けがされている。
- IIネオ・ジオングとの戦いに赴くヨナの増援として駆けつけるが、IIネオ・ジオングに機体を乗っ取られ、ヨナのナラティブガンダムと戦わされてしまうが、ミシェルの犠牲によって生還し、ヨナと共にダマスカスへ帰還した。『不死鳥狩り』とは異なり、30バンチ事件への関与は明らかになっていないが、その代わりアクシズ・ショックの際にその場に居合わせた経験を持つ事が新たに設定された。
- 獅子の帰還
- 『NT』の前日談としてゼネラル・レビルに所属していた頃が描かれている。
人間関係
- ヨナ・バシュタ
- 部下。当初は部隊に編入される予定がなかった事に不信感を抱いていた。
- フランソン
- 「不死鳥狩り」ではシェザール隊副隊長。「NT」でも参謀ポジションを担っている。
- アマージャ/デラオ/タマン/パベル
- シェザール隊隊員。パベルは「NT」での追加キャラクター。
- アバーエフ
- 隊の母艦であるダマスカスの艦長。
- ミシェル・ルオ
- ルオ商会特別顧問。ナラティブガンダムとヨナを伴って作戦に介入して来た彼女を不審に思い、彼女の真意が明らかになった際には怒りを顕にした。
- 母親
- 『不死鳥狩り』で母親の存在が確認できる。孫を抱かせるのが夢だったが、果たされることは無かった。
名台詞
機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り
- 「おれはな、この任務が気に入っていない。なにもかも秘密づくしで、ターゲットの情報もほとんど非開示だ。サイコミュの暴走だか謀反だか知らんが、背後関係がまるでわからんなんて話があるはずがないんだ。軍はなにかを隠している。おまえはそれを知ってるんじゃないのか?」
- 編入リストに急遽加えられたヨナをスパイではないかと疑い、当り散らした際に。作戦への不満からの行動だったが、その理由は彼の過去のある出来事にあった。
- (もう十年以上も昔の話だ。同じように招集されて、知らない者同士で隊を組まされたことがあった。護衛任務でな。ある艦が、コロニー外壁でなにかの作業を進める間、誰も現場に近づけるなって命令だった。なんの作業かはわからない。おれたちは外周警備に就かされたんで、そこになにが運び込まれたのかも見ていなかった。真相を知ったのは、それから何年も経ってからのことだ。場所はサイド1、30バンチ)
- 出撃後、当り散らした事を接触回線でヨナに詫びた際に話した過去話。それはティターンズが為した悪行で一、二を争う虐殺行為「30バンチ事件」に知らず知らずのうちに加担してしまった過去であり、彼の負い目として今に至っていた。
- (知らなかった、なんて言い訳が通る話じゃない。状況がどうあれ、おれはその手伝いをしちまった。いまでも時々悪夢を見る。おれはそのコロニーの中にいて、じきに毒ガスが注入されるってことを知ってるんだ。町の中を走り回って、逃げろ、逃げろって叫ぶんだが、いつも声が出ない。周りの連中は知らん顔で通り過ぎてゆく。公園では子供らが走り回っていて、若い母親が赤ん坊をあやしている。ひとりだけ目が合うのは、家の窓で洗濯物を干してる女だ。それがどういうわけかおれのお袋で、そして……)
(あの世ってものがあるとしたら、あれは、おれのために用意された地獄だろうな)
- 30バンチ事件の後、イアゴが見るようになった悪夢について。話し終わった直後、この後の不穏を予期するかのように、ヨナはイアゴ機が爆散する幻覚を見る。
機動戦士ガンダムNT
搭乗機体・関連機体リンク