機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
著:富野由悠季
概要
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の後日談。ただし、本作は原作映画ではなく小説『ベルトーチカ・チルドレン』の続編となっており、原作から直接続く物語ではない。その為、直接の続編として扱うと、映像作品での描写と明確な矛盾が生じる事になるが、『機動戦士ガンダムUC』の公式Twitterでは、UCの後は閃光のハサウェイが来ると認めている。
ストーリー
第二次ネオ・ジオン抗争から10年以上の後。宇宙世紀も1世紀が過ぎたが、スペースコロニーに暮らす人々と地球に住む特権階級の確執は、ますます激しくなっていた。そんな中、反地球連邦政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン(マフティー)」は、宇宙移民者の声を代弁し、連邦政府高官の暗殺を企む。
シャア・アズナブルの反乱をくぐり抜けた、連邦軍第13独立艦隊ブライト・ノア大佐の息子ハサウェイ・ノア、マフティー打倒の尖兵である連邦軍キルケー部隊大佐ケネス・スレッグ。そして、2人の前に現れた少女ギギ・アンダルシア。彼達の中心に、悲劇の幕は上がる…。
登場人物
主要キャラクター
- マフティー・ナビーユ・エリン(ハサウェイ・ノア)
- 主人公。
- ギギ・アンダルシア
- ヒロイン。大富豪の愛人で、予言めいたことを言い、未来のことを当てる不思議な能力を持つ。
- ケネス・スレッグ
- 地球連邦軍キンバレー部隊(後に彼自身によって「キルケー部隊」に改名)の司令官。
- レーン・エイム
- キルケー部隊に所属する若きパイロットで、ペーネロペーに搭乗し、ハサウェイの前に立ちはだかる。
マフティー
地球連邦軍
その他
- クェス・パラヤ(精神体)
登場メカ
マフティー
地球連邦軍
メモ
映像作品としては2000年発売のゲーム『SDガンダム G GENERATION F』にて初登場。アクションとしては『ガンダムバトルユニバース』にて初登場している。