ロブ・オレスケス
ロブ・オレスケス(Lob Olesches)
- 登場作品:機動戦士Vガンダム
- 声優:岸野一彦
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:不明
- 役職・称号など:民間人(漁師)
- キャラクターデザイン:逢坂浩司
概要
『機動戦士Vガンダム』第12話で登場した老人。バルセロナ近郊の海岸で漁師を営んで生活している。
ニコルという息子がいたのだが、軍事徴用によって亡くしている。
記憶障害を患っているらしく、ベスパの追手を振り切って浜辺に訪れたウッソを、亡くなった息子のニコルだと思い込み、度々、ニコルの名で呼んでいた。
ウッソと一度別れた後、バルセロナの広場にギロチンを設置しに来たベスパに抵抗。ザンスカール兵に襲われていたところをウッソによって救われ、共に逃走する。しかし、一度息子を失った経験ゆえ、ウッソを逃がすべく途中で追手の前に飛び降り、そのまま射殺されてしまう。
最期まで自身をニコルだと思い込み命を投げ打った彼に対し涙ぐんだウッソは、その無念を晴らすべく、トップ・ファイターの体当たりでギロチンを粉砕している。
登場作品と役柄
- 機動戦士Vガンダム
- 第12話に登場。
人間関係
- ニコル
- 息子で故人。第12話の最後で写真を拝む事ができるが、風貌がウッソに良く似ている。
- ウッソ・エヴィン
- 息子の面影を持つ彼を度々、ニコルと思い込んだ。
名台詞
- ウッソ「魚礁って、あの魚を住めるようにする、あれですか?」
「そうだよ。モビルスーツの外板は海に沈めると魚がよく集まる。ニコルには教えてなかったかな?」 - 初対面後、トップ・ファイターをシートで隠す際に。ウッソも察したのか、この会話以降も何度かニコルとして振舞っている。
- 「この町にそんな陰険な物はいらないんだ!出てけぇい!」
- バルセロナの広場にギロチンを設置したベスパへ魚を投げつけて抵抗した際に。ギロチンの紐を持っていた兵士にも当てたため、その拍子にギロチンの刃が落下。ギロチンが本物であると市民が認識した結果、ベスパと市民の衝突が激化してしまう。
- 「しかしな…!お前を戦争に取っていった軍隊はな!ありゃ許せんのだ…!」
「どこまでもニコルを戦争に連れ出そうというのか…!」
ウッソ「どうしよう!?」
「今日はな…お前は死なん!死なせはせん!!」
ウッソ「ロブさん…!?」 - ウッソと共に追手から逃げる途中、「軍隊なんか相手にしてはいけない」と説得してきた彼に対して。かつて亡くした息子を今度こそ自身の手で守り抜くべく、老人はワッパから飛び降りた……
搭乗機体・関連機体
- ミニ・ワッパ・トラック
- 『V』に登場するワッパの1つ。魚の運搬に使っていた。ロブが所有している物は着陸脚がスキッドになっているのが特徴。
商品情報
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