ガンダムアストレイノワール

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ガンダムアストレイノワール
外国語表記 Gundam Astray Noir
登場作品
デザイナー 阿久津潤一 (アストレイズ)
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スペック
正式名称 アストレイノワール
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 MBF-P0X
全高 17.53m
本体重量 75.51t
主動力 バッテリー
装甲材質
開発組織 アクタイオン・インダストリー社
所属 地球連合軍
主なパイロット ダンテ・ゴルディジャーニ
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概要

アクタイオン・プロジェクト」に基づいて再製造されたガンダムアストレイを改修した機体。名称の「ノワール」は「ノワールストライカー」を装備していることから名付けられており、機体のフレームや装甲色も黒を基調としたものとなっている。他のアストレイと命名法則が異なる通り、本機が異端の存在であることを示している。

本来プロトアストレイは「アクタイオン・プロジェクト」に含まれていない機体であったが、初期GAT-Xシリーズと同じヘリオポリス製という理由で急遽計画に加えられることになった。表向きの理由は研究開発の一環であったが、実際は傭兵のダンテ叢雲劾との私闘用に必要な機体を作らせた過ぎない。

他の計画機と開発手順が異なるため改良点は一部にとどまっており、頭部のブレードアンテナが4本の物に変更されている他、背部のバックパックがオミットされてストライカーパックシステムに対応したオプションコネクターが追加されている。装備されたノワールストライカーは本来ストライクE用に開発された物だが、発泡金属装甲を採用したことによる軽量さと、ノワールストライカーの可変翼による機動性向上のマッチングは非常に相性が良く、素晴らしい機体性能を実現している。専用武装としてビームライフルショーティーと日本刀を組み合わせたソードピストルが装備されており、ダンテの剣の達人としての腕を存分に発揮できるようになっている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B
初出作品。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女

装備・機能

特殊機能

ストライカーパックシステム
各種ストライカーパックに換装可能。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲
ノワールストライカーに採用されているフェイズシフト装甲の改良型。装甲に流す電流の量を調整する事でエネルギーの効率的な配分を可能としており、稼働時間の延長等が可能となった。また、この影響で調整によって色が変化する他に、一部の機体は装備の換装等によってカラーリングが異なる事がある。

武装・必殺攻撃

アストレイ本体

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に左右一対2門内蔵されている近接防御機関砲。
M8F-SB93 ソードピストル
ストライクEビームライフルショーティーと日本刀を組み合わせた専用武装。刀身と銃口が十字になるように取り付けられており、通常の剣に近い取り回しが可能となっているが、それには高い技術が要求される。非使用時には両腰部にマウントされる。当初アクタイオン社で製作されたこの武装は完成度の低さから模擬戦時に真っ二つに折れてしまったため、ダンテはより高い完成度を求めて一族ライブラリアンと接触。これら組織の協力により満足いく日本刀が完成し、名刀であることの証としてそれぞれの刀身部に「菊一文字」と「虎鉄」の名が刻まれた。

ノワールストライカー

EQS1358 アンカーランチャー
ストライカー中央部に1基内蔵されているアンカーランチャー。ストライクEの物と同型。
MAU-M3E4 2連装リニアガン
ウイング内側に計2門装備されているリニアガン。接近戦に特化した弾頭の高初速化が施されている。
MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイド
ウイング外側に計2基装備されている大型刀。実体剣とビームエッジの両方を備えている。

対決・名場面

ガンダムアストレイ ブルーフレームD

関連機体

ガンダムアストレイ
ベース機。
ガンダムアストレイノワールD
ノワールストライカーをデスティニーRシルエットに変更した機体。
ストライクノワール
本来ノワールストライカーを装備している機体。
ガンダムアストレイ ターンレッド
本機の予備パーツを元に開発された機体。

余談

  • 拳銃と刀の組み合わせという異様な武器のソードピストルではあるが、実は試製拳銃付軍刀というほぼそのままのコンセプトの武器が実在している。三十二年式軍刀の本刀の柄を南部式自動拳銃または十四年式拳銃と一体化させた武器だが、試作のみに留まっている。

商品情報

ガンプラ

資料リンク 

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