5行目: |
5行目: |
| *分類:汎用量産型[[モビルスーツ]] | | *分類:汎用量産型[[モビルスーツ]] |
| *装甲材質:不明 | | *装甲材質:不明 |
− | *頭頂高: | + | <!--*頭頂高:--> |
− | *全高: | + | *全高:17.19m |
− | *本体重量: | + | *本体重量:73.09t |
− | *全備重量: | + | <!--*全備重量:--> |
| *主動力:バッテリー | | *主動力:バッテリー |
| + | <!-- |
| *出力: | | *出力: |
| *推力: | | *推力: |
| *センサー有効半径: | | *センサー有効半径: |
| + | --> |
| *開発組織:[[ザフト]]軍 | | *開発組織:[[ザフト]]軍 |
| + | *所属:[[ザフト]]軍 |
| *主なパイロット:ザフト軍一般兵 | | *主なパイロット:ザフト軍一般兵 |
| | | |
− | [[ザフト]]軍が開発した「[[ニューミレニアムシリーズ]]」の量産型[[モビルスーツ]]。一般兵用の標準機で、単に「'''ザク'''」と呼ばれる機体は本機を指すことが多い。[[ジン]]シリーズとは違い、新設計で開発されている。右肩には1基のスパイクを持つ曲面アーマー、左肩にはスパイクシールドを装備した、左右非対称の形状となっている。元々は量産型としては初の核動力[[MS]]として設計されていたが、ユニウス条約の「[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]の軍事利用の禁止」を受け、従来のバッテリー駆動方式に変更された。最大の特徴はバックパック換装機構「ウィザードシステム」を搭載している事で、数種類のオプションユニットを用途に応じて換装する事で、様々な局面に対応可能となっている。本機のスペックは、ウィザードがない状態でも先代機の[[ゲイツ]]、[[地球連合軍]]の[[ストライクガンダム]]を初めとする初期型GAT-Xシリーズを上回る。なお、左肩のシールドを使って大気圏に突入する事も可能だが、可動に支障をきたすほどの損傷を負う可能性が高いため、イレギュラーな状況以外では推奨されていない。 | + | == 概要 == |
| + | [[ザフト]]軍が開発した「[[ニューミレニアムシリーズ]]」の量産型[[モビルスーツ]]。 |
| | | |
− | 名称は「'''Z'''aft '''A'''rmored '''K'''eeper of '''U'''nity(鎧に身を固めたZAFTの統一の保護者)」の略。
| + | 一般兵用の標準機で、単に「'''ザク'''」と呼ばれる機体は本機を指すことが多い。[[ジン]]シリーズとは違い、新設計で開発された機体で、右肩には1基のスパイクを持つ曲面アーマー、左肩にはスパイクシールドを装備した、左右非対称の形状となっている。なお、名称は「'''Z'''aft '''A'''rmored '''K'''eeper of '''U'''nity(鎧に身を固めたZAFTの統一の保護者)」の略である。 |
| | | |
− | 外見、および名前が「ザク」であるのは、福田監督が「『ガンダム』が『ガンダム○○』など名前を変えて何回も出ているんだから、『ザク』も」ということで大河原邦男氏によってデザインをSEED風にリファインした上で登場しており、後ろにウォーリアがついているのはそういう理由からである。劇中ではエースパイロット級が乗っていたこともあって活躍シーンが多く、従来のザクとはまた違うカッコイイイメージを持つファンも少なくない。逆に「ザクはあんなに強くない」「ザクを冒涜している」とする1st世代のファンもいる。
| + | 元々は量産型としては初の核動力[[MS]]として設計されていたが、ユニウス条約の「[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]の軍事利用の禁止」を受け、従来のバッテリー駆動方式に変更された。最大の特徴はバックパック換装機構「ウィザードシステム」を搭載している事で、数種類のオプションユニットを用途に応じて換装する事で、様々な局面に対応可能となっている。本機のスペックは、ウィザードがない状態でも先代機の[[ゲイツ]]、[[地球連合軍]]の[[ストライクガンダム]]を初めとする初期型GAT-Xシリーズを上回る。 |
| + | なお、左肩のシールドを使って大気圏に突入する事も可能だが、可動に支障をきたすほどの損傷を負う可能性が高いため、イレギュラーな状況以外では推奨されていない。 |
| | | |
| === [[ウィザードシステム]] === | | === [[ウィザードシステム]] === |
50行目: |
55行目: |
| :MMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー社)製のビームライフル。ザクシリーズの主兵装で、小型で取り回しに優れる。着脱式のビームマガジン方式が採用されており、機体ジェネレーターからエネルギーを供給することなく、ビーム兵器を使用可能。水中戦では使用できない。 | | :MMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー社)製のビームライフル。ザクシリーズの主兵装で、小型で取り回しに優れる。着脱式のビームマガジン方式が採用されており、機体ジェネレーターからエネルギーを供給することなく、ビーム兵器を使用可能。水中戦では使用できない。 |
| ;ハンドグレネード | | ;ハンドグレネード |
− | :MSサイズの手榴弾。腰部のハンドグレネード用パレットに左右2発ずつ、計4発マウントされている。ZR20E高性能炸裂弾、ZR27Iテルミット焼夷弾、ZR30F通常榴散弾、ZR11Q閃光弾、ZR13Q発煙弾の5種類があるが、劇中ではほとんど使用されず、使われたものもどれであるのかは不明。 | + | :MSサイズの手榴弾。腰部のハンドグレネード用パレットに左右2発ずつ、計4発マウントされている。ZR20E高性能炸裂弾、ZR27Iテルミット焼夷弾、ZR30F通常榴散弾、ZR11Q閃光弾、ZR13Q発煙弾の5種類があるが、劇中ではほとんど使用されず、使われた物もどれであるのかは不明。 |
| ;対ビームシールド | | ;対ビームシールド |
| :左肩に装備された3基のスパイクを持つ対ビームコーティングシールド。マニピュレーターで保持するわけではないので、銃とトマホークを同時使用するなど、より柔軟な運用が可能となる。ウェポンラックも兼ねていて、裏面にはビーム突撃銃の予備カートリッジを2基、内部にはビームトマホークを格納している。 | | :左肩に装備された3基のスパイクを持つ対ビームコーティングシールド。マニピュレーターで保持するわけではないので、銃とトマホークを同時使用するなど、より柔軟な運用が可能となる。ウェポンラックも兼ねていて、裏面にはビーム突撃銃の予備カートリッジを2基、内部にはビームトマホークを格納している。 |
58行目: |
63行目: |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ルナマリア専用ザクウォーリア]] | | ;[[ルナマリア専用ザクウォーリア]] |
− | : | + | :[[ルナマリア・ホーク]]の専用機。 |
| ;[[ザクウォーリア (ライブ仕様)]] | | ;[[ザクウォーリア (ライブ仕様)]] |
− | : | + | :[[ミーア・キャンベル|ラクス・クライン]]のライブ用にピンクの塗装やマーキングが施された機体。 |
| ;[[ザクウォーリア (ラガシュ基地仕様)]] | | ;[[ザクウォーリア (ラガシュ基地仕様)]] |
− | : | + | :海底基地ラガシュで運用されている水色の機体。 |
| ;[[ブレイズザクウォーリア]] | | ;[[ブレイズザクウォーリア]] |
− | : | + | :本機のブレイズウィザード装備。 |
− | ;[[シホ専用ブレイズザクウォーリア]]
| |
− | :
| |
− | ;[[ブレイズザクウォーリア (ライブ仕様)]]
| |
− | :
| |
− | ;[[ブレイズザクウォーリア (ファイヤーパターン)]]
| |
− | :
| |
| ;[[ガナーザクウォーリア]] | | ;[[ガナーザクウォーリア]] |
− | : | + | :本機のガナーウィザード装備。 |
− | ;[[ルナマリア専用ガナーザクウォーリア]]
| |
− | :
| |
− | ;[[ガナーザクウォーリア (ハイネ隊仕様)]]
| |
− | :
| |
| ;[[スラッシュザクウォーリア]] | | ;[[スラッシュザクウォーリア]] |
− | : | + | :本機のスラッシュウィザード装備。 |
− | ;[[アイザック専用ケルベロスザクウォーリア]]
| |
− | :
| |
− | ;[[スー専用ケルベロスザクウォーリア]]
| |
− | :
| |
| ;[[ホスピタルザクウォーリア]] | | ;[[ホスピタルザクウォーリア]] |
− | : | + | :本機のホスピタルウィザード装備。 |
| + | ;[[ケルベロスザクウォーリア]] |
| + | :本機のケルベロスウィザード装備。 |
| + | ;[[ノクティルーカザクウォーリア]] |
| + | :本機のノクティルーカウィザード装備。 |
| ;[[ザクファントム]] | | ;[[ザクファントム]] |
− | : | + | :指揮官用の上位機種。 |
| ;[[ザク量産試作型]] | | ;[[ザク量産試作型]] |
− | : | + | :ニュートロンジャマーキャンセラー搭載の試作機。 |
| ;[[ザクスプレンダー]] | | ;[[ザクスプレンダー]] |
− | : | + | :コアスプレンダーシステムの運用試験機。 |
| ;[[コマンドザクCCI]] | | ;[[コマンドザクCCI]] |
− | : | + | :ニュートロンジャマーの影響下での無線通信用に開発された機体。 |
| ;[[プロヴィデンスザク]] | | ;[[プロヴィデンスザク]] |
− | : | + | :[[レジェンドガンダム]]のプロトタイプにあたる機体。 |
| ;[[ゲイツ]] | | ;[[ゲイツ]] |
| :前世代機。 | | :前世代機。 |
| + | ;[[グフイグナイテッド]] |
| + | :本機と同時期に開発され、主力機の座を争った。 |
| + | ;[[ドムトルーパー (オリジナル仕様)]] |
| + | :本機以前に次期主力機として開発されていた機体。ウィザードシステムはこの機体から引き継がれている。 |
| + | ;[[ザクII]] |
| + | :オマージュ元。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *外見、および名前が「ザク」であるのは、福田監督が「『ガンダム』が宇宙世紀以外でも名前を変えて登場しているのだから、『ザク』を登場させても良いのでは」という理由であり、大河原邦男氏によってデザインをSEED風にリファインした上で登場することとなった。専用機が多く登場しているのも、元ネタであるザクIIが量産機でありながらシャアの搭乗によってキャラクター性を確立したことが要因となっている。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
103行目: |
107行目: |
| *<amazon>B0007WG3QG</amazon> | | *<amazon>B0007WG3QG</amazon> |
| *<amazon>B0004EAGEC</amazon> | | *<amazon>B0004EAGEC</amazon> |
− |
| |
− | == 話題まとめ ==
| |
− | <!-- *[[namazu:ザクウォーリア]] (全文検索結果) -->
| |
− |
| |
− | == 資料リンク ==
| |
− | <!-- *[[一覧:ザクウォーリア]] -->
| |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |