「機動戦士ガンダム」と「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」でキャラクターの描写が大きく異なり、ほとんど描写されていないTVシリーズに対し「ORIGIN」では強烈な選民思想を抱いた先導者として描かれている。「ORIGIN」での彼は「地球連邦がそうとするジオン・ズム・ダイクン像」に近いと言ってもいい。また、彼の死因に関してTVシリーズでは暗殺説は否定されており、単なる病死であったが「死に瀕して偶然手を上げる動作をしたらその先に偶然デギンがいて、周りの人が勝手にそれを『後継者指名だ』『いや暗殺者の告発だ』と騒ぎ出しただけ」という富野氏の発言が根拠となっている(余談だが、この「当事者を置き去りにしたまま周囲が勘違いして話が大事になる」というのは後に「装甲騎兵ボトムズ」でも取られた物語展開である)。しかし「ORIGIN」ではデギン・ソド・ザビから明確に「自分がヤッた」旨が語られている。