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[[ジオン残党]]軍の中でも最大の派閥となる[[デラーズ・フリート]]のパイロット。
 
[[ジオン残党]]軍の中でも最大の派閥となる[[デラーズ・フリート]]のパイロット。
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[[一年戦争]]時における撃墜数はMS200機(正式スコアは100機程度)で、[[ソロモン]]攻防戦の獅子奮迅の働きから「'''ソロモンの悪夢'''」という異名で呼ばれ、連邦の現代戦史にも出てくる程のエースパイロットとなっている。現在もその実力が衰えている様子を見せず、ベテラン揃いの[[不死身の第4小隊]]ですら畏怖させる。パーソナルカラーは紺に近い青だが、奪取した試作2号機は時間的余裕も無く設計色のままである。
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[[一年戦争]]時における撃墜数はMS200機(正式スコアは100機程度)。特に[[ソロモン]]攻防戦は友軍艦体撤退の為に殿として奮闘。その獅子奮迅の働きから「'''ソロモンの悪夢'''」という異名で呼ばれ、戦後は連邦軍士官学校の教本にも名を連ねる程のエースパイロットとなった。パーソナルカラーは紺に近い青<ref>デラーズ紛争ではガンダム試作2号機やノイエ・ジールは時間的余裕も無く設計色のまま。</ref>。
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とにかく頭の固い硬派な武人。[[地球]][[トリントン基地]]で出会う事になった主人公・[[コウ・ウラキ]]に対しても軍人としての心構えを説いたりもする。一方、軍人としては高潔を通り越して傲慢で狭量な側面もあり、同じジオン軍人でありながらも、汚れ役を担わされ続けた挙句に本国から切り捨てられた[[シーマ・ガラハウ]]や彼女の率いる部隊を見下した目で見ている。
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軍人としての高潔さやプライドの高さを隠さない武人肌の持ち主。同時に、[[ギレン・ザビ]]の語る選民思想としての[[ジオニズム]]を信奉する理想主義者でもある。裏表のない性格ゆえに裏工作を進める[[シーマ・ガラハウ]]を嫌う潔癖さを見せる。
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また、ジオンに対するプライドの高さからか、「[[アースノイド]]と連邦に対する差別主義者」という一面も持ち、自らが「私怨」という極めて身勝手な動機で多くの人間の命を奪っているテロリストでありながら、それを棚に上げて連邦軍として戦う者達を平然と侮蔑し、自分達の破壊や虐殺行為を美化する言動まで行う等、自らが付き従っているデラーズと同様、その本質はまさに「[[ギレン・ザビ]]の信奉者」と言える狂信的なジオニストである。
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一年戦争末期、[[ア・バオア・クー]]攻防戦にて、自身の搭乗機であった[[ガトー専用ゲルググ|専用ゲルググ]]を中破させた後、[[エギーユ・デラーズ]]の指揮する[[グワデン]]へ収納され、なおも戦闘を継続させようとするが、ギレンの死を知ったデラーズ本人に説得される形で止められ、そのまま共に戦線を離脱。後にデラーズを中心とするデラーズ・フリートの中核となり、彼の発案した「[[星の屑作戦]]」に参加。[[トリントン基地]]から[[ガンダム試作2号機]]を強奪し、[[コウ・ウラキ]]の搭乗していた[[ガンダム試作1号機]]を圧倒。[[キンバライド基地]]へ逃亡し、地上に潜伏していた残党軍の力を借りる形で宇宙へと帰還する。
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かつての[[ア・バオア・クー]]攻防戦にて、自身の搭乗機であった[[ガトー専用ゲルググ|専用ゲルググ]]を中破させた後、[[エギーユ・デラーズ]]の指揮する[[グワデン]]へ収納され、なおも戦闘を継続させようとするが、ギレンの死を知ったデラーズ本人に説得される形で止められ、そのまま共に戦線を離脱。後にデラーズを中心とするデラーズ・フリートの中核となり、彼の発案した「[[星の屑作戦]]」に参加する事になる。
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その後、デラーズによる[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦]]への宣戦布告が行われた後、ソロモンで行われた観艦式をガンダム試作2号機で強襲。核弾頭を用いたアトミックバズーカで、[[宇宙世紀]]でも未曽有と言える大虐殺を一人で実行に移すも、追撃してきた[[アルビオン]]隊の一員となっていたコウが搭乗する試作1号機の改修型であるフルバーニアンと交戦。壮絶な一騎打ちの末、互いの乗機を失う事になる。
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[[モビルスーツ]]戦におけるブランクがあっても、性能差と機体の不調があった[[ガンダム試作2号機]][[コウ・ウラキ]]の搭乗していた[[ガンダム試作1号機]]を圧倒。そのままHLVの格納されている[[キンバライド基地]]にまで逃亡し、地上に潜伏していた残党軍の力を借りる形で宇宙へと帰還する。
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ソロモンでの戦いの後は、[[アクシズ]]から譲渡された試作[[モビルアーマー]][[ノイエ・ジール]]に搭乗し、星の屑作戦の最終段階である[[コロニー落とし]]に参加。性能や機能的に相性の悪い[[ガンダム試作3号機]]に搭乗するコウと対決するも、死闘の末にソーラ・システムIIの攻撃に巻き込まれる事になり、その後は気を失っていたコウを放置してその宙域を去る。
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その後、デラーズによる[[地球連邦]]への宣戦布告が行われた後、ソロモンで行われた観艦式をガンダム試作2号機で強襲。核弾頭を用いたアトミックバズーカで、[[宇宙世紀]]でも未曽有と言える大虐殺を一人で実行に移すも、追撃してきた[[アルビオン]]隊の一員となっていたコウが搭乗する試作1号機の改修型であるフルバーニアンと交戦。壮絶な一騎打ちの末、互いの乗機を失う事になる。
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最後は、アクシズの先遣艦隊に合流すべく、味方部隊と共に連邦の包囲網を突破しようとするが、もはや戦闘の継続はままならず[[サラミス改級 (0083)|サラミス改級]]に激突する形で死亡。アクシズへの合流は果たせなかった。
 
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ソロモンでの戦いの後は、[[アクシズ]]から譲渡された試作型の巨大[[モビルアーマー]]である[[ノイエ・ジール]]に搭乗し、「星の屑作戦」の最終段階である[[コロニー落とし]]の作戦に参加。性能や機能的に相性の悪い[[ガンダム試作3号機]]に搭乗するコウと対決するも、死闘の末にソーラ・レイの攻撃に巻き込まれる事になり、その後は気を失っていたコウを放置してその宙域を去る。
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最後は、アクシズの先遣艦隊に合流すべく、味方部隊と共に連邦の包囲網を突破しようとするが、もはや戦闘の継続はままならなかった事で合流は果たせず、[[サラミス級]]の戦艦に激突する形で死亡した。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
:初出作品。
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:初登場作品。
 
;機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY [[宇宙の蜉蝣2]]
 
;機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY [[宇宙の蜉蝣2]]
 
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:一年戦争からの部下。
 
:一年戦争からの部下。
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
:互いに忌み嫌う存在。
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:互いに忌み嫌う存在。連邦と内通していた彼女を最終的に「獅子身中の虫」と断じている。
    
=== [[ジオン公国軍]] ===
 
=== [[ジオン公国軍]] ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「この機体と核弾頭は頂いていく、ジオン再興のために!」
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;「この機体と核弾頭は頂いていく……ジオン再興のために!」
:2号機を盗み出した時の台詞。印象に残っている人も多いのでは?
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:2号機強奪時の宣言。
 
;「私を敵に回すには君はまだ……未熟!」  
 
;「私を敵に回すには君はまだ……未熟!」  
 
:コウと初めて交戦した時の台詞。
 
:コウと初めて交戦した時の台詞。
;「所詮は、連邦という看板がなければ何もできんやつらめ。」
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;「所詮は、連邦という看板がなければ何もできん奴らめ」
 
:トリントン退却時に口にした台詞。皮肉なことに、この台詞の『連邦』の部分を『ジオン』と入れ替えてみると、『ジオンの武人』であることをただ一つの存在意義として生きる道しかなかったガトー自身に対する裏返しのようにも見える。  
 
:トリントン退却時に口にした台詞。皮肉なことに、この台詞の『連邦』の部分を『ジオン』と入れ替えてみると、『ジオンの武人』であることをただ一つの存在意義として生きる道しかなかったガトー自身に対する裏返しのようにも見える。  
 
;「再びジオンの理想を掲げるために……星の屑成就のために……'''ソロモンよ、私は帰ってきた!'''」
 
;「再びジオンの理想を掲げるために……星の屑成就のために……'''ソロモンよ、私は帰ってきた!'''」
 
:コンペイトウ(旧ソロモン)で行われた観艦式に試作2号機で突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて核バズーカを発射した。
 
:コンペイトウ(旧ソロモン)で行われた観艦式に試作2号機で突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて核バズーカを発射した。
 
;「何と他愛のない…鎧袖一触とはこの事か…」
 
;「何と他愛のない…鎧袖一触とはこの事か…」
:試作2号機で艦隊を殲滅した瞬間に発した台詞。'''戦闘目的で集まった訳では無い艦隊に対し核弾頭で攻撃する'''という卑劣極まりない手段を取ったのだから、当然の結果である。
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:試作2号機で艦隊を殲滅した瞬間に発した台詞。戦闘目的で集まった訳では無い艦隊に対し核弾頭で攻撃したのであれば、当然の結果である。
 
;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」
 
;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」
 
:観艦式直後のコウとの決戦中のセリフ。上述の看板発言同様に、結局はガトー自身も連邦に対する怨恨が行動の原動力であった点では皮肉な裏返しとも言える。
 
:観艦式直後のコウとの決戦中のセリフ。上述の看板発言同様に、結局はガトー自身も連邦に対する怨恨が行動の原動力であった点では皮肉な裏返しとも言える。
;「確か、ウラキと言ったな………二度と忘れん!!!」
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;「確か、ウラキと言ったな………二度と忘れん!!」
 
:観艦式直後のコウとの決戦で、互いの機体が大破して脱出。その際に再び対面した彼に言い放った言葉。当初は歯牙にもかけなかったコウを『敵』と認めた証でもある。
 
:観艦式直後のコウとの決戦で、互いの機体が大破して脱出。その際に再び対面した彼に言い放った言葉。当初は歯牙にもかけなかったコウを『敵』と認めた証でもある。
 
;「素晴らしい…まるでジオンの精神が形になったようだ!」
 
;「素晴らしい…まるでジオンの精神が形になったようだ!」
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:一年戦争のア・バオア・クー攻防戦時の搭乗機。カラーリングは[[高機動型ザクII]]や[[リック・ドム]]と同じ、青と緑のツートーンカラー。
 
:一年戦争のア・バオア・クー攻防戦時の搭乗機。カラーリングは[[高機動型ザクII]]や[[リック・ドム]]と同じ、青と緑のツートーンカラー。
 
;[[ガンダム試作2号機]]
 
;[[ガンダム試作2号機]]
:トリントン基地から強奪した機体。「ソロモンよ!私は帰ってきた!」と言い放ち、核を発射するシーンはガンダムシリーズ屈指の名シーン
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:トリントン基地から強奪した機体。星の屑作戦の中核を担う機体であり、積極的な戦闘を避ける事も多かった。
 
;[[ノイエ・ジール]]
 
;[[ノイエ・ジール]]
 
:ガトー曰く、ジオンの精神が形となった機体。大型ながら機動性と運動性は非常に高く、火力も当時では最高クラス。それゆえにガトーのようなトップクラスの技量のパイロットでなければ使いこなすのは難しい。
 
:ガトー曰く、ジオンの精神が形となった機体。大型ながら機動性と運動性は非常に高く、火力も当時では最高クラス。それゆえにガトーのようなトップクラスの技量のパイロットでなければ使いこなすのは難しい。
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*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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== 脚注 ==
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
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