37行目: |
37行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[ガンキャノン]]の量産化を目的に開発した機体。[[型式番号]]から量産検討機や量産先行試作機ともされる。 | + | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[ガンキャノン]]の量産化を目的に開発した機体。[[型式番号]]から量産検討機や量産先行試作機との説もあり、本格量産に先駆けた検討用の機体とも言われている。 |
| | | |
− | 生産性の向上を目的に様々な点が変更されており、[[コアブロックシステム]]のオミットや装甲材質の変更などが行われ、各部パーツも[[ジムシリーズ]]と共有できる物に変更されている。これによりコストダウンが行われているが、装甲自体は非常に厚く、スペック上ではガンキャノンを上回る強度を有している。
| + | 3型<ref>型式番号から[[ガンキャノン重装型]]を指すと考えられる。</ref>を原型にコストダウンと生産性の向上を主観に置いた仕様変更と改良が施されており、[[コアブロックシステム]]のオミットや装甲材質の変更などが行われた。各部パーツの多くも[[ジムシリーズ]]と共有できる物に変更された事で生産性の向上を図っている。 |
| | | |
− | ガンキャノンの運用データを元に改良も行われており、姿勢制御スラスターが増設されたことで宇宙空間における機動性や運動性が強化されている。また、臀部にはジャッキが追加されており、砲撃時の射撃精度を向上させることが可能である。
| + | 各部に姿勢制御スラスターが増設されたことで宇宙空間における機動性や運動性が強化され、また臀部にジャッキが追加された事で砲撃時の射撃精度も向上している。 |
| | | |
− | 本機の性能は高かったが、コスト面で優れる[[ジム・キャノン]]の生産が優先されたために少数生産に留まっている。
| + | スペック上はガンキャノンを超える数値を誇っていたが、よりコストパフォーマンスに優れる[[ジム・キャノン]]の生産が優先されたために少数生産に留まる。一説には、[[スカーレット隊]]の戦果を受けて軍部が少数の上位機種による編成計画を破棄し、事務・キャノン系列機への注力に方針を転換したとも言われている。 |
| | | |
| == パーソナルカスタム機 / カラーバリエーション == | | == パーソナルカスタム機 / カラーバリエーション == |
72行目: |
72行目: |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
− | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。 | + | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。ガンキャノンと同様の近接迎撃用装備。 |
| ;[[ブルパップ・マシンガン]] | | ;[[ブルパップ・マシンガン]] |
− | :90mmの実弾を装填したブルパップ式マシンガン。 | + | :90mmの実弾を装填したブルパップ式マシンガン。[[ジム・コマンド]]等と同型装備。 |
| ;100mmマシンガン | | ;100mmマシンガン |
− | :ヤシマ重工製のマシンガン。[[陸戦型ジム]]等が装備している物と同じ武装。 | + | :ヤシマ重工製のマシンガン。[[陸戦型ジム]]等が装備している物と同様の武装。 |
| ;240mmキャノン砲 | | ;240mmキャノン砲 |
− | :バックパックに2門装備されている大口径キャノン砲。接近戦の際にはバックパックに砲身を収納することが可能となっている。 | + | :バックパックに2門装備されている大口径キャノン砲。接近戦の際にはバックパックに砲身を収納可能。精密射撃時には臀部のスタビライズド・ギアを伸長させて機体を安定化させる。 |
| | | |
| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
85行目: |
85行目: |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ガンキャノン]] | | ;[[ガンキャノン]] |
− | :ベース機。 | + | :ベース機。直接的には3型を原型としているとされる。 |
| ;[[ジム・キャノンII]] | | ;[[ジム・キャノンII]] |
| :本機と[[ジム・キャノン]]のデータを元に開発された発展機。 | | :本機と[[ジム・キャノン]]のデータを元に開発された発展機。 |
101行目: |
101行目: |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| | | |
− | <!-- == 脚注 == -->
| + | == 脚注 == |
− | <!-- <references /> -->
| + | <references /> |
| <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> |
| | | |