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ユニットの内部でミノフスキー粒子の力場を発生・衝突させ、その反動を推進力として使用する。空間そのものに斥力を発生させる為、従来の熱核ロケット/ジェットエンジンのように推進剤を燃焼させる推進システムとは根底から原理が異なっている。加速の際に推進剤を消費しない為、加速時間の制限といった制約が存在せず、理論上は亜光速まで加速が可能<ref>1/60「V2ガンダム」の解説では更に慣性の緩和も可能であるとされているが、効果の程は不明。本編中では加速Gの描写もあり、また後続作品や関連書籍でも慣性緩和能力の記述は見られない為、独自設定の可能性もある。</ref>。
ユニットの内部でミノフスキー粒子の力場を発生・衝突させ、その反動を推進力として使用する。空間そのものに斥力を発生させる為、従来の熱核ロケット/ジェットエンジンのように推進剤を燃焼させる推進システムとは根底から原理が異なっている。加速の際に推進剤を消費しない為、加速時間の制限といった制約が存在せず、理論上は亜光速まで加速が可能<ref>1/60「V2ガンダム」の解説では更に慣性の緩和も可能であるとされているが、効果の程は不明。本編中では加速Gの描写もあり、また後続作品や関連書籍でも慣性緩和能力の記述は見られない為、独自設定の可能性もある。</ref>。
一部機体では噴射口から高密度の[[ミノフスキー粒子]]が噴出し、副次効果として荷電粒子の余剰エネルギーが発生する。これは本来は搭載機における欠陥であり、設計理論上は100パーセント推進力に変換が可能であり発生した力場が完全に推進力に転換されるのが本来の仕様である。ただしこの「欠陥」によって発生する「光の翼」はビーム・サーベルと同様の性質を持ち、戦闘時にはカッターやバリアといった兵器的な転用が可能であり、[[ビーム・シールド]]発生器や[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]等である程度のコントロールが可能であった為、実戦では特に問題視される事は少なかった。また、光の翼の周囲ではミノフスキー粒子の立体格子構造が乱れる為、ミノフスキーフライトやビームローターの効果が阻害される<ref>機動戦士Vガンダム第39話「光の翼の歌」など。</ref>。
一部機体では噴射口から高密度の[[ミノフスキー粒子]]が噴出し、副次効果として荷電粒子の余剰エネルギーが発生する。これは本来は搭載機における欠陥であり、設計理論上は発生した力場が100パーセント推進力に変換されるのが本来の仕様である。ただしこの「欠陥」によって発生する「光の翼」はビーム・サーベルと同様の性質を持ち、戦闘時にはカッターやバリアといった兵器的な転用が可能。加えて[[ビーム・シールド]]発生器や[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]等である程度のコントロールが可能であった為、実戦では特に問題視される事は少なかった。また、光の翼の周囲ではミノフスキー粒子の立体格子構造が乱れる為、ミノフスキーフライトやビームローターの効果が阻害される<ref>機動戦士Vガンダム第39話「光の翼の歌」など。</ref>。
== 登場作品 ==
== 登場作品 ==
;[[機動戦士Vガンダム]]
;[[機動戦士Vガンダム]]
:初出作品。ミノフスキードライブを搭載した初の実戦用MSとして[[V2ガンダム]]が登場。[[ウッソ・エヴィン]]はドライブから発せられる「光の翼」を様々な方法で攻防に転用し、大きな戦果を上げている。
:初出作品。ミノフスキードライブを搭載した初の実戦用MSとして[[V2ガンダム]]が登場。[[ウッソ・エヴィン]]はドライブから発せられる「光の翼」を様々な方法で攻防に転用し、大きな戦果を上げている。
:小説版では[[セカンドV]]に搭載されているが、こちらは[[Vガンダム]]のジェネレーターごとミノフスキードライブに換装した機体となっている。
:小説版では[[セカンドV]]に搭載されているが、こちらは[[Vガンダム]]の主推進機関をジェネレーターごとミノフスキードライブに換装した機体となっている。
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
:技術後退に伴い、製造技術は失われつつあり、搭載兵器は[[バロック]]、[[ケルベロス]]、[[ファントムV2]]のみ。特にケルベロスはこの時代最速の宇宙戦艦であり、神出鬼没の戦力として恐れられた。
:技術後退に伴い、製造技術は失われつつあり、搭載兵器は[[バロック]]、[[ケルベロス]]、[[ファントムV2]]のみ。特にケルベロスはこの時代最速の宇宙戦艦であり、神出鬼没の戦力として恐れられた。