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南極条約
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2019年7月2日 (火) 07:57時点における版
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2019年7月2日 (火) 07:57
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== 南極条約(Antarctic Treaty) ==
== 南極条約(Antarctic Treaty) ==
+
[[宇宙世紀]]0079年1月31日に[[地球連邦政府]]と[[ジオン公国]]の間で結ばれた戦時条約。名称は条約が締結された南極に由来する。
−
[[
一年戦争
]]
時に南極にて
[[
地球連邦政府
]]
と
[[
ジオン公国
]]
の間で結ばれた条約。
+
当初は
[[
一週間戦争
]]
から
[[
ルウム戦役
]]
の快進撃を背景にジオンが連邦に持ちかけた休戦条約であった。その実態はジオン優勢の降伏勧告であり、連邦側もそれを飲まざるを得ない状況にまで追い込まれていたが、ルウム戦役でジオン側の捕虜になった
[[
レビル
]]
将軍が連邦特殊部隊の手によって救出され、全地球規模で「ジオンに兵無し」の演説を行った事でジオンの内情を暴露し、ジオンとの徹底抗戦を主張。この演説によりジオン側は休戦条約を取り下げ、戦時条約へと変更される事になった。
−
内容としては核兵器を初めとした大量殺戮兵器の使用禁止、サイド6を初めとした中立地域の承認、捕虜の扱い諸々でであったが、
[[
一年戦争
]]
中のオデッサ作戦でジオン公国軍の
[[
マ・クベ
]]
が水爆を使用したのを始め、ジオン公国軍自体が壊滅したのもあってか、
[[
一年戦争
]]
後に連邦軍も開発した
[[
ガンダム試作2号機
]]
に核弾頭を取り付けるなど、ありとあらゆる条約違反を繰り返すに至った。
+
NBC兵器および大質量兵器の使用禁止<ref>毒ガスや核によるコロニーへの攻撃及びコロニー落としへの対応の為。</ref>、
[[
グラナダ
]]
を除く月面都市や
[[
サイド6
]]
など中立地帯の承認、捕虜の取扱いなどが定められている。しかし、条約締結が成された後も
[[
オデッサ作戦
]]
における
[[
マ・クベ
]]
による水爆の使用、両軍によるサイド6への研究・開発機関の設立、捕虜の虐待や殺害など、遵守されないケースも目立った。
+
あくまで一年戦争中の戦時条約である為、戦争が終結した0080年1月1日にその効力は失効しているが、後に勃発した諸紛争においてもその基本概念は受け継がれており、地球圏における戦闘中のタブーとして不文律的に扱われている。
== 登場作品 ==
== 登場作品 ==
;[[機動戦士ガンダム]]
;[[機動戦士ガンダム]]
−
:
+
:
第16話で言及されたのが[[ホワイトベース]]の捕虜となった[[コズン・グラハム]]と[[ブライト・ノア]]との会話で言及されたのが初出。マ・クベがオデッサ作戦で水爆ミサイルの使用が条約違反に当たる。
+
+
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
+
:条約締結とその裏で行われたレビル救出劇が描かれている。戦争の継続を望む[[キシリア・ザビ]]と早期終結を望む[[デギン・ソド・ザビ]]がそれぞれ裏から手を回したとされる。なお、レビル救出作戦の際、連邦とジオンのパイプ役となったのが[[エルラン]]である。
+
+
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
+
:核搭載型MSである[[ガンダム試作2号機]]をして[[エギーユ・デラーズ]]が南極条約違反であると非難。ただし、デラーズは「連邦と停戦を行ったのは[[ジオン公国]]ではなくその志を継がない[[ジオン共和国]]であり、戦争は継続している」と主張しており、連邦側は既に戦争は終結している為、それぞれの主張に食い違いが見受けられる。
+
+
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
+
:[[クラックス・ドゥガチ]]の核攻撃に対して連邦軍司令官が南極条約違反を主張する。しかし、ドゥガチは地球の取り決めなど知らぬと一蹴した。
== 関連用語 ==
== 関連用語 ==
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== リンク ==
== リンク ==
*[[小辞典]]
*[[小辞典]]
+
+
== 脚注 ==
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<references />
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
+
+
[[Category:機動戦士ガンダム]] [[Category:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
Tomo
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