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| *主なパイロット:[[シロー・アマダ]]、[[カレン・ジョシュア]]、[[テリー・サンダースJr]]、[[ミケル・ニノリッチ]]、他 | | *主なパイロット:[[シロー・アマダ]]、[[カレン・ジョシュア]]、[[テリー・サンダースJr]]、[[ミケル・ニノリッチ]]、他 |
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− | [[地球連邦軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。[[ガンダム (MS)|ガンダム]]の試験落ちパーツを流用して作られた戦時量産型MSである。その為、各パーツにバラツキがあり、性能を均一化させるためリミッターがかけられている。ガンダムとの外見上の違いは、コクピットブロックの位置、肩に装備された輸送機からの降下用のフック、整備性を重視したマッシブな機体形状等。特徴としてコアブロックシステムを廃止して後に開発されるジムのようにカセットブロック式のコクピットになっている。さらに空間戦闘用の装備を排除、完全に陸戦用として開発された。試験落ちパーツはジェネレーターなどの内装部品の類で、外装を含めた装甲は新規設計である。<br/> | + | [[地球連邦軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。[[ガンダム]]の試験落ちパーツを流用して作られた戦時量産型MSである。その為、各パーツにバラツキがあり、性能を均一化させるためリミッターがかけられている。ガンダムとの外見上の違いは、コクピットブロックの位置、肩に装備された輸送機からの降下用のフック、整備性を重視したマッシブな機体形状等。特徴としてコアブロックシステムを廃止して後に開発されるジムのようにカセットブロック式のコクピットになっている。さらに空間戦闘用の装備を排除、完全に陸戦用として開発された。試験落ちパーツはジェネレーターなどの内装部品の類で、外装を含めた装甲は新規設計である。 |
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− | 試験落ちパーツの流用品という誕生経緯から純正の部品はストックがほぼない状況に等しく、一度破損したら[[陸戦型ジム]]や撃破したジオン軍のMSの部品を使って修理するという現地改修型が多く誕生した。<br/> | + | 試験落ちパーツの流用品という誕生経緯から純正の部品はストックがほぼない状況に等しく、一度破損したら[[陸戦型ジム]]や撃破したジオン軍のMSの部品を使って修理するという現地改修型が多く誕生した。 |
− | [[ガンダム (MS)|ガンダム]]の名を冠する機体ではあるが、期待されたほどの戦果を上げることはできず、実際に戦果を上げたのはもっぱら[[ジム]]などの量産機であった。<br/>
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− | なお、遅くともグリプス戦役前までには[[陸戦型ジム]]と同様、派生機を含めた全機が退役したと言われており、[[ガンダム (MS)|ガンダム]]の系譜にも本機体の名前は含まれていない。<br/>
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− | 20機程生産されたと言われるが小説版08小隊ではコジマ大隊だけで04・06・08に配備されていることから9機は確定であり、「ガンダム戦記」でも[[マット・ヒーリィ]]が乗り、「修羅の双星」に3機が登場。更にブルーディスティニー計画で3機使用されていることから20機は超えていると思われる。<br />しかし生産段階での軍事費投入による徴用転用はむしろ戦時下では至極ありうることであり、生産数との数値が乖離することもあり得るであろう。
| + | [[ガンダム]]の名を冠する機体ではあるが、期待されたほどの戦果を上げることはできず、実際に戦果を上げたのはもっぱら[[ジム]]などの量産機であった。 |
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− | 「ギレンの野望」シリーズでは「先行量産型ガンダム」と呼ばれる場合が多い。
| + | なお、遅くともグリプス戦役前までには[[陸戦型ジム]]と同様、派生機を含めた全機が退役したと言われており、[[ガンダム]]の系譜にも本機体の名前は含まれていない。 |
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| + | 20機程生産されたと言われるが小説版08小隊ではコジマ大隊だけで04・06・08に配備されていることから9機は確定であり、漫画版『ガンダム戦記』では[[マット・ヒーリィ]]、漫画版『クライマックスU.C.』では[[カムナ・タチバナ]]、『ザ・トラブルメーカーズ』では[[デイモン・ケイスリー]]が乗り、『修羅の双星』に3機が登場。、更にブルーディスティニー計画で3機使用された他、[[スレイブ・レイス]]のベース機に使用されていることから20機は超えていると思われる(上記に列挙したものはほんの一例である)。 |
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| + | しかし生産段階での軍事費投入による徴用転用はむしろ戦時下では至極ありうることであり、生産数との数値が乖離することもあり得るであろう(尤もガンダムシリーズで後付設定がされる事は日常茶飯事である)。 |
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| + | 『ギレンの野望』シリーズでは「先行量産型ガンダム」と呼ばれる場合が多い。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| <!-- :武装名:説明 --> | | <!-- :武装名:説明 --> |
| + | ==== 武装 ==== |
| ;胸部バルカン砲 | | ;胸部バルカン砲 |
| : | | : |
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| ;180mmキャノン | | ;180mmキャノン |
| : | | : |
− | ;ショート・シールド | + | ;ロケットランチャー |
− | :
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− | ;バズーカ
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| : | | : |
| ;ミサイルランチャー | | ;ミサイルランチャー |
| : | | : |
| ;ネットガン | | ;ネットガン |
| + | : |
| + | ;シールド |
| : | | : |
| ;ガンダム・ハンマー | | ;ガンダム・ハンマー |
| :06小隊所属機が装備。 | | :06小隊所属機が装備。 |
| + | |
| + | ==== ==== |
| + | ;ウェポンコンテナ |
| + | : |
| + | ;パラシュートパック |
| + | :空挺用の装備。OPと本編でデザインが異なる。 |
| + | ;Bコンテナ |
| + | : |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ガンダムEz-8|ガンダムEz8]] | | ;[[ガンダムEz-8|ガンダムEz8]] |
− | :陸戦型ガンダムをベースに、運用上の問題を解決するべく様々なパーツ(ジャンクパーツも含む)を用いて改造された、第08MS小隊専用のワンオフカスタム機。 | + | :陸戦型ガンダムをベースに、運用上の問題を解決するべく様々なパーツ(ジャンクパーツも含む)を用いて改造された、第08MS小隊専用のワンオフカスタム機。 |
| ;陸戦型ガンダム (ジム頭) | | ;陸戦型ガンダム (ジム頭) |
| :現地改修機。 | | :現地改修機。 |
| ;[[陸戦型ジム]] | | ;[[陸戦型ジム]] |
− | :本機の生産ラインを流用している。 | + | :本機の生産ラインを流用している。本機のパーツと互換性を持つため、本機の修理にこの機体のパーツが用いられる事があった。 |
| ;[[ブルーディスティニー1号機]] | | ;[[ブルーディスティニー1号機]] |
| :本機の胴体を素体にしたボディに0号機の頭部が移植されている。 | | :本機の胴体を素体にしたボディに0号機の頭部が移植されている。 |
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| ;[[局地型ガンダム]] | | ;[[局地型ガンダム]] |
| :RX-78-01の余剰パーツで製作された機体。『MSD』ではこの機体のパーツを基に本機が生産された設定になっている。 | | :RX-78-01の余剰パーツで製作された機体。『MSD』ではこの機体のパーツを基に本機が生産された設定になっている。 |
| + | ;[[陸戦型ガンダムS型]] |
| + | :『サンダーボルト』に登場する機体。実際はガンダムタイプの頭部を持つジムである。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |