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*本体重量:28.5t
 
*本体重量:28.5t
 
<!-- *全備重量: -->
 
<!-- *全備重量: -->
*主動力:[[エイハブ・リアクター]]×2
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*主動力:[[エイハブ・リアクター]]×2(ツインリアクターシステム)
<!-- *ジェネレーター出力: -->
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<!-- *スラスター総推力: -->
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<!-- *センサー有効半径: -->
   
*開発組織:[[ギャラルホルン]]の前身組織
 
*開発組織:[[ギャラルホルン]]の前身組織
 
*所属:CGS→[[鉄華団]]
 
*所属:CGS→[[鉄華団]]
 
*主なパイロット:[[三日月・オーガス]]
 
*主なパイロット:[[三日月・オーガス]]
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[[鉄華団]]の[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年前に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。本機はその中でも特に汎用性に比重を置いた調整が施され、様々な環境に適応させるべく各種武装の換装を可能としている。背部のバックパックは中心にブースター、左右にウェポンアームがあり、武装をマウントできる。アームは展開が可能で、可動範囲もかなり広い。<br />武装は[[ナノラミネートアーマー]]に対してダメージを与えられる質量破壊兵器を主に装備し、接近戦を行う。<br />操縦には有機デバイスシステムによる交感が必要であり、パイロットは生身とほぼ同感覚で動かせる。<br />P.D.323現在では各部が経年劣化し、肩部、片腕の一部装甲が無くフレームが剥き出しの状態である。機体性能を十分には発揮できない状態だが、それでも[[ギャラルホルン]]の最新鋭機[[グレイズ]]2体を圧倒する程の戦闘力を持つ。特に動力は[[エイハブ・リアクター]]を2基搭載し、それを高出力かつ並列で稼働させている事から片腕で高推力の[[MS]]を引き寄せられる程のパワーが発揮できる。
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[[鉄華団]]の[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年前に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。本機はその中でも特に汎用性に比重を置いた調整が施され、様々な環境に適応させるべく各種武装の換装を可能としている。背部のバックパックは中心にブースター、左右にウェポンアームがあり、武装をマウントできる。アームは展開が可能で、可動範囲もかなり広い。<br />武装は[[ナノラミネートアーマー]]に対してダメージを与えられる質量破壊兵器を主に装備し、近接戦を行う。<br />操縦には有機デバイスシステムによる交感が必要であり、パイロットは生身とほぼ同感覚で動かせる。<br />P.D.323現在では各部が経年劣化し、肩部、片腕の一部装甲が無くフレームが剥き出しの状態である。機体性能を十分には発揮できない状態だが、それでも[[ギャラルホルン]]の最新鋭機[[グレイズ]]2体を圧倒する程の戦闘力を持つ。特に動力は[[エイハブ・リアクター]]を2基搭載し、それを高出力かつ並列で稼働させる「ツインリアクターシステム」を採用している事から片腕で高推力の[[MS]]を引き寄せられる程のパワーが発揮できる。
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火星の砂漠に放棄されていたが、鉄華団の前身である[[クリュセ・ガード・セキュリティ]]の社長[[マルバ・アーケイ]]によって発見・回収されて同社本部施設の動力源に使われていた。また将来的には転売も考えていて、不要だったコクピット周辺の部品のほとんどを抜き取った状態で秘匿している(その為、本機が格納されている動力室は最高機密扱いとなっている)。その一方で戦力として運用する事も考慮していたようであり、装備の一部も保有していたとされる。<br />その後、起動させる際にコクピットは[[モビルワーカー]]のインターフェイスを流用してある。しかしMSからフィードバックされる情報量はMWとは比較にならない程であり、それに耐えられなければパイロットの脳にダメージを与えてしまい、身体に障害が残ってしまうことさえ有り得る(因みに初期起動時や戦闘中、三日月は鼻血を出している)。
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火星の砂漠に放棄されていたが、鉄華団の前身である[[クリュセ・ガード・セキュリティ]]の社長[[マルバ・アーケイ]]によって発見・回収されて同社本部施設の動力源に使われていた。また将来的には転売も考えていて、不要だったコクピット周辺の部品のほとんどを抜き取った状態で秘匿している(その為、本機が格納されている動力室は最高機密扱いとなっている)。その一方で元のMSの状態に戻して戦力として運用する事も考慮していたようであり、装備の一部も保有していたとされる。<br />その後、起動させる際にコクピットは[[モビルワーカー]]のインターフェイスを流用してある。しかしMSからフィードバックされる情報量はMWとは比較にならない程であり、それに耐えられなければパイロットの脳にダメージを与えてしまい、身体に障害が残ってしまう事さえ有り得る(因みに初期起動時や戦闘中、三日月は鼻血を出している)。
    
名称の「バルバトス」はソロモン72柱の第8位に位置する悪魔の呼称が由来であり、型式番号の「08」もこれの序列から取られたものと思われる。
 
名称の「バルバトス」はソロモン72柱の第8位に位置する悪魔の呼称が由来であり、型式番号の「08」もこれの序列から取られたものと思われる。
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
   
;[[ナノラミネートアーマー]]
 
;[[ナノラミネートアーマー]]
:動力源であるエイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。実弾での攻撃に対して圧倒的な防御力を発揮するが、衝撃が比較的長い時間持続する様な、質量による直接打撃は防げない。また、あくまで塗料なので実弾の集中攻撃で剥がすことは理論上可能な上、熱にも弱い。ビームを受け付けず、まるで油を塗ったものに水を当てるようになる。当作世界のMSがビーム兵器を持たない理由の一つにこれがある。
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:動力源であるエイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。実弾での攻撃に対して圧倒的な防御力を発揮するが、衝撃が比較的長い時間持続する様な、質量による直接打撃は防げない。また、あくまで塗料による表面加工なので実弾の集中攻撃で剥がす事は理論上可能な上、熱にも弱い。ビームを受け付けず、まるで油を塗ったものに水を当てるようになる。当作世界のMSがビーム兵器を持たない理由の一つにこれがある。
 
;[[阿頼耶識システム]]
 
;[[阿頼耶識システム]]
 
:ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機デバイスシステム。これによりパイロットの脳に疑似的に空間認識を司る器官を形成する。それにより機体の情報を直接脳に伝達し、機体を生身の感覚で操縦する事ができ、阿頼耶識を持たないMSより性能が向上する。ガンダム・フレームでは細かい操縦補佐や感覚器拡張がメインの様で、操縦に操縦桿やフットペダルなどを使用したり視認モニタが存在する等ある程度は一般の操縦システムを併用する物となっている。尚、阿頼耶識システムを使用する為にはパイロット側にも外部手術により金属端子を埋め込む必要がある。しかしこの手術は危険な手術であり、死亡率も高い。ギャラルホルンはこれをよく思わない考えを持つものが多い。
 
:ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機デバイスシステム。これによりパイロットの脳に疑似的に空間認識を司る器官を形成する。それにより機体の情報を直接脳に伝達し、機体を生身の感覚で操縦する事ができ、阿頼耶識を持たないMSより性能が向上する。ガンダム・フレームでは細かい操縦補佐や感覚器拡張がメインの様で、操縦に操縦桿やフットペダルなどを使用したり視認モニタが存在する等ある程度は一般の操縦システムを併用する物となっている。尚、阿頼耶識システムを使用する為にはパイロット側にも外部手術により金属端子を埋め込む必要がある。しかしこの手術は危険な手術であり、死亡率も高い。ギャラルホルンはこれをよく思わない考えを持つものが多い。
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- :機体名:説明 -->
   
;[[ガンダム・バルバトスルプス]]
 
;[[ガンダム・バルバトスルプス]]
 
:エドモントンでの決戦後、テイワズの協力を受けて鉄華団が改修・強化したバルバトス。
 
:エドモントンでの決戦後、テイワズの協力を受けて鉄華団が改修・強化したバルバトス。
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