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| :TV版ではファンネルに対する対抗手段が、高いニュータイプ能力による動きの察知と撃ち落しぐらいに限られていたものの、第三部の『星の鼓動は愛』では[[Ζガンダム]]がビーム・コンフューズによる範囲攻撃で迎撃に成功している。 | | :TV版ではファンネルに対する対抗手段が、高いニュータイプ能力による動きの察知と撃ち落しぐらいに限られていたものの、第三部の『星の鼓動は愛』では[[Ζガンダム]]がビーム・コンフューズによる範囲攻撃で迎撃に成功している。 |
| ;[[機動戦士ガンダムUC]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC]] |
− | :主に[[クシャトリヤ]]の主兵装として登場。この時代になると対ファンネルを想定した戦術が確立されており、コロニー内の戦闘においてファンネルをネット弾で捕らえ、1Gの重力下にある構造物に接触させる事で墜落させる戦法(原作小説第2巻)、ミサイルと散弾による範囲攻撃(OVA版1巻)、[[ユニコーンガンダム]]のサイコミュ・ジャックによる敵機のサイコミュシステムの掌握といった対抗策が登場している。また、1G重力下におけるファンネル使用の制約に関してもコロニーの地表付近で[[クシャトリヤ]]が[[リゼル]]のコクピットをピンポイントで破壊しようとして動力炉ごと破壊してしまうという形で描写された。 | + | :主に[[クシャトリヤ]]の主兵装として登場。この時代になると対ファンネルを想定した戦術が確立されており、コロニー内の戦闘においてファンネルをネット弾で捕らえ、1Gの重力下にある構造物に接触させる事で墜落させる戦法(原作小説第2巻)、ミサイルと散弾による範囲攻撃(OVA版1巻)、[[ユニコーンガンダム]]のサイコミュ・ジャックによる敵機のサイコミュシステムの掌握といった対抗策が登場している。また、1G重力下におけるファンネル使用の制約に関してもコロニーの地表付近で[[クシャトリヤ]]が[[リゼル]]のコクピットをピンポイントで破壊しようとするも気流などの影響で細かな制御に失敗し動力炉ごと破壊してしまうという形で描写された。 |
| ;[[機動戦士ガンダムNT]] | | ;[[機動戦士ガンダムNT]] |
| :[[ナラティブガンダム B装備]]の武装として有線式攻撃端末(インコム)が登場しているが、このインコムについて監督の吉沢俊一氏はインタビュー記事<ref>[https://hobby.dengeki.com/news/760467/ 『機動戦士ガンダムNT』のBlu-rayが5月24日発売!記念企画第2弾 監督 吉沢俊一氏スペシャルインタビュー]</ref>で「ファンネルというのは無重力でないと'''使えないもの'''らしい」と語っており、ケーブルについても「重力のあるところでファンネルを使うなら、噴射ノズルが大きいはずだし、噴射に使う燃料を常に送り続ける必要があるからケーブルが太いはず」というカトキハジメ氏のアドバイスによるものである事を明かしている。 | | :[[ナラティブガンダム B装備]]の武装として有線式攻撃端末(インコム)が登場しているが、このインコムについて監督の吉沢俊一氏はインタビュー記事<ref>[https://hobby.dengeki.com/news/760467/ 『機動戦士ガンダムNT』のBlu-rayが5月24日発売!記念企画第2弾 監督 吉沢俊一氏スペシャルインタビュー]</ref>で「ファンネルというのは無重力でないと'''使えないもの'''らしい」と語っており、ケーブルについても「重力のあるところでファンネルを使うなら、噴射ノズルが大きいはずだし、噴射に使う燃料を常に送り続ける必要があるからケーブルが太いはず」というカトキハジメ氏のアドバイスによるものである事を明かしている。 |
| ;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] (劇場版) | | ;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] (劇場版) |
| :作中に登場する[[ファンネルミサイル]]に対し、「基本的にファンネルは地上だと使えない ⇒ 地上で使うために生み出されたのがファンネル・ミサイル」といった主旨の設定が新たに設けられている<ref>[http://gundam-hathaway.net/news.php?id=19050 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』苦労を大暴露! 制作スタッフ大反省会! スタッフトークオフィシャルレポート]</ref>。 | | :作中に登場する[[ファンネルミサイル]]に対し、「基本的にファンネルは地上だと使えない ⇒ 地上で使うために生み出されたのがファンネル・ミサイル」といった主旨の設定が新たに設けられている<ref>[http://gundam-hathaway.net/news.php?id=19050 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』苦労を大暴露! 制作スタッフ大反省会! スタッフトークオフィシャルレポート]</ref>。 |
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| === オルタナティブ作品 === | | === オルタナティブ作品 === |
| ;[[機動戦士ガンダムAGE]] | | ;[[機動戦士ガンダムAGE]] |
− | :[[ガンダムAGE-FX]]の武装としてソードビットに相当するCファンネルが登場。オルタナティブ作品としては初めて「ファンネル」の名称を用いた作品となった。<br/>設定の再構成・補完が行われている小説版においては「脳波を受信して増幅、量子波やニュートリノ波でコントロールするMS搭載型の無人攻撃機をファンネルあるいはビットと呼称する」という詳細設定が設けられており、『ファンネル』の名称についても最終巻第3章にて「薄い緑色の板みたいな武器なのにファンネル(じょうご)って言うの?」と指摘してきた[[キオ・アスノ|キオ]]に対し、[[ウットビット・ガンヘイル|ウットビット]]が「初期型のファンネルが本当にじょうご型をしていたから暗号名として名付けられたのがそのまま残ったとかファンネル博士が研究してたからファンネルだとか…」と回答する形で補完されている。<br/>関連作品では、[[ガンダムAGE-3 ラグナ]]や[[ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]]]などが登場。AGE-FXのファンネルは複数種類が開発され、Cファンネル同様に頭文字にアルファベットが冠されている。 | + | :[[ガンダムAGE-FX]]の武装としてソードビットに相当するCファンネルが登場。オルタナティブ作品としては初めて「ファンネル」の名称を用いた作品となった。<br/>ただ、宇宙世紀作品以外で唐突に「ファンネル」の名称を用いた事については当時ネット上でも批判的な意見が見られた。<br/>一方、設定の再構成・補完が行われている小説版においては「脳波を受信して増幅、量子波やニュートリノ波でコントロールするMS搭載型の無人攻撃機をファンネルあるいはビットと呼称する」という詳細設定が設けられており、『ファンネル』の名称についても最終巻第3章にて「薄い緑色の板みたいな武器なのにファンネル(じょうご)って言うの?」と指摘してきた[[キオ・アスノ|キオ]]に対し、[[ウットビット・ガンヘイル|ウットビット]]が「初期型のファンネルが本当にじょうご型をしていたから暗号名として名付けられたのがそのまま残ったとかファンネル博士が研究してたからファンネルだとか…」と回答する形で補完されている。<br/>関連作品では、[[ガンダムAGE-3 ラグナ]]や[[ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]]]などが登場。AGE-FXのファンネルは複数種類が開発され、Cファンネル同様に頭文字にアルファベットが冠されている。 |
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− | <!-- *解説 -->
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| == 関連項目 == | | == 関連項目 == |
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| ;[[ビット]] | | ;[[ビット]] |
| :ファンネルの前身であるオールレンジ兵器。 | | :ファンネルの前身であるオールレンジ兵器。 |
− | ;[[ドラグーンシステム]] / [[GNファング]] | + | ;[[メビウス・ゼロ|ガンバレル]] / [[ドラグーンシステム]] / [[GNファング]] / [[ガンダム・エアリアル|エスカッシャン]] |
| :他作品におけるオールレンジ攻撃兵器。 | | :他作品におけるオールレンジ攻撃兵器。 |
| ;[[インコム]] | | ;[[インコム]] |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | :昨今ではガンダム以外でも『ファンネル』の名称は登場しており、SF作品における共通認識になっている。また、「手を使わずにピュンピュン飛んで行って勝手に攻撃してくれるやつ」の代名詞的にも用いられ、X(旧Twitter)などのSNSでも使われており、『黒歴史』に続き、ガンダム発祥の一般的な言葉として定着しつつある。
| + | *昨今ではガンダム以外でも『ファンネル』の名称は登場しており、SF作品における共通認識になっている。また、「手を使わずにピュンピュン飛んで行って勝手に攻撃してくれるやつ」の代名詞的にも用いられ、X(旧Twitter)などのSNSでも使われており、『[[黒歴史]]』に続き、ガンダム発祥の一般的な言葉として定着しつつある。 |
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