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| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
| | 分類 = 水陸両用量産型[[モビルスーツ]] | | | 分類 = 水陸両用量産型[[モビルスーツ]] |
| + | | 生産形態 = 量産機 |
| | 型式番号 = MSM-03C | | | 型式番号 = MSM-03C |
| | 頭頂高 = 15.4m | | | 頭頂高 = 15.4m |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ゴッグ]]を[[統合整備計画]]によって再設計した機体。 | + | [[一年戦争]]末期、[[統合整備計画]]に基づき[[ゴッグ]]を再設計した水陸両用型[[モビルスーツ]]。 |
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− | ベース機の問題点であった機動性や[[メガ粒子砲]]の収束率の低さは機体の軽量化とジェネレーターの高出力化によって解消され、同時に生産性も向上しているが、その反面防御力は低下している。
| + | ゴッグはその隠密性とビーム兵器の搭載による火力の充実などから高い評価を得ており、統合整備計画に基づく第2期生産MSの中でも、もっとも積極的に設計の見直しが図られた機体であった。投入されてからの実績によって[[ズゴック]]とのフォーメーションの有効性も確認されたため、運用や武装などにおける差別化も図られた結果、ゴッグの期待コンセプトのみを継承した新設計機と言える機体となった。 |
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− | 同じく統合整備計画によって再設計された他の機体とは異なり、ほぼ新設計と言えるほどの改良が施され、頭頂高も18.3mから15.4mにまで小型化している。これはジェネレーターの改良や[[エネルギーCAP]]の導入による所が大きく、小型化したとは言えむしろ火力は向上している。また水中航行時の形状も改善され、水中用ジェット・パックを装備する事によって航行能力も向上した。
| + | モノアイ形状やショルダーアーマーの構造も刷新され、特にショルダーアーマーは開閉によって水中航行時のフェアリングとして、戦闘時にはフレキシブル・アームの装甲として機能した。 |
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− | [[一年戦争]]終戦までに相当数が生産され、実戦投入後は[[ズゴック]]系列機とのフォーメーションの有用性が確認された為、運用戦略や武装などに差別化が図られている。 | + | 全高をはじめとする機体の小型軽量かに成功し、航行時の形状が見直されたことで巡航能力の向上を果たしている他、[[エネルギーCAP]]技術の導入やジェネレーターなどの改良により、機動性及び運動性に加え、総合火力も向上している。 |
| + | |
| + | これらの改修を加えた事によってハイゴッグは生産性も向上したと言われており、開発が戦争末期であったにも関わらず、終戦までの間に相当数が生産されたとする説がある。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ;巡航形態 | | ;巡航形態 |
| :腕部・脚部を短縮し、ショルダー・アーマーを腕部を覆うように可動させる事で巡航形態へと移行する。 | | :腕部・脚部を短縮し、ショルダー・アーマーを腕部を覆うように可動させる事で巡航形態へと移行する。 |
− | ;ジェットパック | + | ;水中ジェットパック |
− | :航続距離の延長と速度向上を目的に、背部に装着される[[ズゴックE]]と共通の脱着式の水中用ジェットパック。ジェットという名称ではあるが実際には化学燃料式のロケットブースターであり、背部のスラスターと併用することで地表面での滑走や飛翔が可能なほどの推力を持つ。 | + | :背部に装備される着脱式のブースターパック。ジェットパックと呼称されているが、実際には科学燃料式のロケットブースターである。背部のスラスターと併用する事で地表面での滑走や飛翔が可能なほどの推力を持ち、上陸地点から数十メートルの断崖絶壁でも垂直方向から上陸可能。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
− | ;ビーム・カノン | + | ;ビーム・キャノン |
− | :両腕部先端中央に内蔵されているメガ粒子砲。連射が可能となっている。 | + | :両腕部先端中央に内蔵されている[[メガ粒子砲]]。ビーム・カノンとも呼ばれる。連射が可能であるため、近接戦闘において威力を発揮する。 |
− | ;バイス・クロー | + | ;バイス・クロウ |
− | :両腕部のクロー。関節部が設けられたことにより作業性や格闘能力が向上している。 | + | :両腕部に装備されたクローアーム。ゴッグ以来、アイアン・クローは、「掴む」ことが可能な準マニピュレーター装備として高く評価されており、格闘戦への対応も可能な事から「コンバット・クロウ」あるいは「バイス(万力)・クロウ」とも呼ばれている。 |
| ;魚雷発射管 | | ;魚雷発射管 |
| :胸部上面の左右に2門ずつ計4門備わっている。洋上や陸上では対地・対空ミサイルとしても使用可能。 | | :胸部上面の左右に2門ずつ計4門備わっている。洋上や陸上では対地・対空ミサイルとしても使用可能。 |
− | ;120mmマシンキャノン | + | ;腹部マシンキャノン |
− | :胴体部に2門内蔵されている。 | + | :胴体部に2門内蔵されている機銃。[[ザク・マシンガン]]と同じ120mm口径の実体弾を射出する。 |
| ;ハンド・ミサイル・ユニット | | ;ハンド・ミサイル・ユニット |
− | :腕部にはめる形で装備される追加武装。ミサイルはビーム・カノン先端に1基装着されており、発射と同時に腕部を覆うカバーがパージされる。航行時にはフェアリングユニットと一体化されている。 | + | :ハイゴッグのオプション兵装。航行時にはフェアリングユニットと一体化され、射出時に先端部が展開する。射出後は基部も排煙の粉瘤で自動的に投棄されるようになっている。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | <!-- ;[[機体名]]:説明 -->
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| ;[[ゴッグ]] | | ;[[ゴッグ]] |
| :原型機。 | | :原型機。 |