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| [[グリプス戦役]]の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていたアクシズの名称を「[[ネオ・ジオン]]」と変更、[[ジオン共和国]]の戦力も吸収する。しかし[[グレミー・トト]]を中心にした内乱が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦へ突入。自らは[[ジュドー・アーシタ]]の[[ZZガンダム]]との一騎打ちで死力を尽くすものの敗れた。最後はジュドーと出会えたことに満足しながらも、自らの信念に殉じる。享年21。 | | [[グリプス戦役]]の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていたアクシズの名称を「[[ネオ・ジオン]]」と変更、[[ジオン共和国]]の戦力も吸収する。しかし[[グレミー・トト]]を中心にした内乱が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦へ突入。自らは[[ジュドー・アーシタ]]の[[ZZガンダム]]との一騎打ちで死力を尽くすものの敗れた。最後はジュドーと出会えたことに満足しながらも、自らの信念に殉じる。享年21。 |
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− | ニュータイプとして非常に高い適正を持ち、サイコミュ搭載機を難なく操る優れたパイロット技能を持つ。一方でニュータイプとしての共感能力を拒絶し、自分の内面に踏み込まれることを嫌った。ニュータイプでありながら他者と理解しあおうとせず、その能力を戦いのみにしか活かさなかった。
| + | ニュータイプとして非常に高い適正を持ち、既存モビルスーツはもちろん、サイコミュ搭載機を難なく操る優れたパイロット技能を持つ。一方でニュータイプとしての共感能力を拒絶し、自分の内面に踏み込まれることを嫌った。ニュータイプでありながら他者と理解しあおうとせず、その能力を戦いのみにしか活かさなかった。 |
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| ストイックでカリスマ性のある人柄にほれ込む部下も多く、特に[[マシュマー・セロ]]は強化前から心酔しているなど、人間的魅力に溢れていることが伺える。その美貌は多くの人間を魅了するほどで(一部の人間には逆に恐れられている)能力、容姿、家柄の揃った死角のない才女…というよりは女傑である。 | | ストイックでカリスマ性のある人柄にほれ込む部下も多く、特に[[マシュマー・セロ]]は強化前から心酔しているなど、人間的魅力に溢れていることが伺える。その美貌は多くの人間を魅了するほどで(一部の人間には逆に恐れられている)能力、容姿、家柄の揃った死角のない才女…というよりは女傑である。 |
| + | ときおり敵勢力下に潜入し、自分の目で偵察を行うという大胆な行動もとり、変装などもお手の物のようだ。 |
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| 余談だが、ラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~』の103話「確定申告した?俺した!」にて、神谷浩史から「邪悪なミンキーモモ」と評された。放映時から『魔法の少女ミンキーモモ』のヒロインと髪の色、髪型がよく似ていたことから囁かれていた。 | | 余談だが、ラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~』の103話「確定申告した?俺した!」にて、神谷浩史から「邪悪なミンキーモモ」と評された。放映時から『魔法の少女ミンキーモモ』のヒロインと髪の色、髪型がよく似ていたことから囁かれていた。 |
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| :自分と同種のニュータイプと認識しながら、共感を「他人の心にズケズケと踏み入る」とむしろ敵意を向けた。 | | :自分と同種のニュータイプと認識しながら、共感を「他人の心にズケズケと踏み入る」とむしろ敵意を向けた。 |
| ;[[ジュドー・アーシタ]] | | ;[[ジュドー・アーシタ]] |
− | :彼のNTとしての素質に注目し、自らの下に引き入れようとする。 | + | :彼のNTとしての素質に注目し、自らの下に引き入れようとする。最後には彼に敗れたものの、地球が救えないという自らの絶望を否定してくれたことに安らぎを得た。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| === 機動戦士ガンダムΖΖ === | | === 機動戦士ガンダムΖΖ === |
| ;「お前が見せてくれたように、人類全てがニュータイプになれるものか!その前に人類は地球を喰い尽くすよ!」 | | ;「お前が見せてくれたように、人類全てがニュータイプになれるものか!その前に人類は地球を喰い尽くすよ!」 |
− | : | + | :逆襲のシャアでのシャア・アズナブルしかり、Zガンダムのパプテマス・シロッコしかり、ハマーンもまたニュータイプだからこそ感じ取ってしまった人間の暗部に絶望し、「人は変われない」と結論してしまった。 |
− | ;「相打ちといいたいところだが…私の負けのようだ…」 | + | ;「吐き出すものなど…ない!!」 |
− | :[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]と相撃ちとなるが、潔く負けを認めた。 | + | :人類は本当に変わることができないのではなく、個人の憎しみがそう思わせているだけだとジュドーに諭されて。 |
| + | ;「相打ちといいたいが…私の負けのようだ…」<br/> |
| + | 「ふっ…一騎打ちと言ったろ?」 |
| + | :[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]と相撃ちとなるが、潔く負けを認めた。ジュドーに「なぜもっとファンネルを使わなかった」と問われ、後のセリフに続く。実はこのときジュドーの思念が強まりすぎて、サイコミュが不調になり、ファンネルが使えなかったという設定があるらしい。 |
| + | ;「ハハハ…アステロイドベルトまで行った人間が戻ってくるっていうのはな…人間がまだ地球の重力に引かれて飛べないって証拠だろ?」 |
| + | :地球と地球で育った人々に見切りをつけたはずなのに、地球と宇宙、アースノイドとスペースノイドの争いをそのまま放置できなかった。彼女もまた地球の引力に魂を引かれた人間であり、地球が人類のふるさとであることの証だった。後に、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]のラストシーンでシャアも悟ったことである。 |
| ;「帰って来てよかった……強い子に会えて…」 | | ;「帰って来てよかった……強い子に会えて…」 |
− | :ジュドーの真っ直ぐな心に、ようやく安らぎが与えられた。 | + | :ジュドーの真っ直ぐな心に、ようやく安らぎが与えられた。地球は救えないと結論したはずなのに、その地球を守ろうと戦った「強い子」にそれを否定されることで「人類にはまだ希望がある」という救いを見出した。彼女らしい最後だった。 |
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| == 搭乗機体・関連機体 == | | == 搭乗機体・関連機体 == |