差分

677 バイト追加 、 2022年12月11日 (日) 16:11
編集の要約なし
31行目: 31行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ティターンズ]]が[[ゼダンの門]]工廠で開発した大型[[モビルアーマー]]。名称の由来となる「羅刹娑」とはヒンドゥー教における鬼神であり、仏教圏では十二天の一神「羅刹天」となる。
+
[[ティターンズ]]が[[ゼダンの門]]工廠で開発した大型[[モビルアーマー]]。名称の由来となる「ラクシャサ(羅刹娑)」とはヒンドゥー教における鬼神であり、仏教圏では十二天の一神「羅刹天」となる。
    
旧[[ジオン公国軍]]の[[ビグロ]]などと同じく、高速離脱戦闘を指向して開発されており、直線機動での加速性能は同時代の[[モビルスーツ]]を大きく上回る。元々は[[可変モビルアーマー]]として開発が進められていたが、結果として非可変のモビルアーマーとして完成に至っており、設計の名残として機体上下に展開可動アームが備わっている。モビルアーマーとしては珍しく、兵装の一部が外付けのオプション方式となっており、ミッションに応じて換装が可能となっている。
 
旧[[ジオン公国軍]]の[[ビグロ]]などと同じく、高速離脱戦闘を指向して開発されており、直線機動での加速性能は同時代の[[モビルスーツ]]を大きく上回る。元々は[[可変モビルアーマー]]として開発が進められていたが、結果として非可変のモビルアーマーとして完成に至っており、設計の名残として機体上下に展開可動アームが備わっている。モビルアーマーとしては珍しく、兵装の一部が外付けのオプション方式となっており、ミッションに応じて換装が可能となっている。
   −
翼を広げた鳥のような機体形状が特徴で、放熱版として機能する主翼や機首の形状には[[ハンブラビ]]との共通点が見受けられる。機体構造は機首のコクピット・ブロック兼脱出艇と主機関を備えた胴体、その左右に設けられた2対の展開可動式アームで構成される。オプション兵装は胴体上部に装着可能で、[[Iフィールド]]・ジェネレーターを標準装備している。1号機はIフィールドの出力が不安定であったが、2号機は出力の安定化により機体全面に展開可能となっている。
+
翼を広げた鳥のような機体形状が特徴で、放熱版として機能する主翼や機首の形状には[[ハンブラビ]]との共通点が見受けられる。機体構造は機首のコクピット・ブロック兼脱出艇と主機関を備えた胴体、その左右に設けられた2対の展開可動式アームで構成される。オプション兵装は胴体上部に装着可能で、[[Iフィールド]]・ジェネレーターを標準装備している。
 +
 
 +
全2機が[[グリプス戦役]]に投入され、1号機はIフィールドの出力が不安定であったが、2号機は出力の安定化により機体全面に展開可能となっている。
    
なおその機体サイズから巡洋艦の設備に収まらないため、[[アレキサンドリア級]]や[[ドゴス・ギア]]級といった大型艦艇での運用を想定しているが、新型機を熱望した[[ユーイン・バーダー]]によって[[サラミス改級]]の船腹に固定する形で強引に運用されることとなった。
 
なおその機体サイズから巡洋艦の設備に収まらないため、[[アレキサンドリア級]]や[[ドゴス・ギア]]級といった大型艦艇での運用を想定しているが、新型機を熱望した[[ユーイン・バーダー]]によって[[サラミス改級]]の船腹に固定する形で強引に運用されることとなった。
41行目: 43行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
 
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
:初登場作品。
+
:初登場作品。宇宙に出たユーイン・バーダーの乗機として運用された。1号機は[[ソロモン|コンペイトウ]]での戦闘で[[シャーマン・フレーム]]の性能を発揮した[[ガンダム[ケストレル]]]との戦闘で失われ、2号機も[[コロニーレーザー]]を巡る戦闘で[[メタス[エーヴィ・アルヴァ専用機]]]の援護を受けた[[ソウイチ・オビノ]]の乗る[[リック・ディアス[デルフォイ所属機]]]の攻撃により撃破された。いずれの戦闘でもバーダーは脱出艇によって脱出している。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
5,651

回編集