差分
→概要
非常にストイックで厳しい性格をしている一方で人格者であり、言葉には出さないが極めて情深い人物。言葉は厳しいものの、愛弟子のドモンに対しては敵対してからも幾度も戦い、倒すチャンスがあったにも関わらずトドメを刺さずに仲間に引き入れようとするなど非情になりきれない優しさもある。その人柄から人々から畏怖と敬意の念を持たれている。
非常にストイックで厳しい性格をしている一方で人格者であり、言葉には出さないが極めて情深い人物。言葉は厳しいものの、愛弟子のドモンに対しては敵対してからも幾度も戦い、倒すチャンスがあったにも関わらずトドメを刺さずに仲間に引き入れようとするなど非情になりきれない優しさもある。その人柄から人々から畏怖と敬意の念を持たれている。
彼が12回大会に参加したのは、蔓延していた「射撃武器重視への偏重」の風潮からくる各国の不満感がもたらした各国間の緊張関係の緩和と軍拡機運の阻止、並びに[[ガンダムファイト]]を本来在るべき「格闘路線」に戻すことだった。
しかし、東方不敗は優勝と引き換えに、格闘大会ともてはやされるガンダムファイトが明確な「戦争行為」であり、かけがえのない地球の環境を破壊する愚行であることを認識し、自分自身がその一端を担ってしまったことに気付き、深く絶望する。それを機にシャッフル同盟から脱退。不治の病に冒された東方不敗は[[デビルガンダム]]と遭遇し、それが秘めた「人類抹殺」という歪んだ命題に賛同するとともに地球環境の浄化のために利用しようともくろむ。弟子のドモンを生体ユニットとして利用しようと立ちはだかり、デビルガンダム拿捕の密命を与えられていたドモンと敵対する事になる。当初はドモンからデビルガンダムの力を使って世界征服をたくらんでいると思い込まれていたが、決勝戦のバトロイヤルの場で自身の目的が人類抹殺であることを明確に宣言し、計画の邪魔になるドモンを本機で抹殺しようとする。
<!--しかし、彼は単純な破壊者としてではなく、人類が平和の意味を取り違え、自ら傷つくことなく(=責任を負うことのない)代理戦争による平和(=世界への無関心)を否定した。これは、戦争を是とするのではなく、誰しも世界に対して責任を追わなければならないという考えによるものであり、もはやこれを正せないと確信したために「人類抹殺」へと突き進んでしまう。
-->
死力を尽くした戦いの末、ドモンに敗北。真のキングオブハートとして自分を超えるほどの立派な姿を見せた愛弟子を後継者と認め、満足そうな微笑みを浮かべながらドモンに討たれる。弟子の腕に抱かれながら、人間もまた自然の一部というドモンの主張を受け入れ、ガンダムファイトなどという愚かな覇権争いに弟子が巻き込まれてしまったこと、図らずも敵対することになってしまことへの悔恨、そして罪を犯した自分を師匠と呼んでくれる愛弟子への感謝の思いを伝え、地球の未来をドモンに託して息を引き取った。
放映中からウォンの手先となって奔走する小物っぷりに違和感を覚える視聴者は多かったが、物語終盤に彼の真意が語られるにつれてファンが爆発的に増加。人間的な器量、戦闘力ともにラスボスといってもいい立ち位置であった。
放映中からウォンの手先となって奔走する小物っぷりに違和感を覚える視聴者は多かったが、物語終盤に彼の真意が語られるにつれてファンが爆発的に増加。人間的な器量、戦闘力ともにラスボスといってもいい立ち位置であった。