差分

691 バイト追加 、 2020年2月5日 (水) 18:57
編集の要約なし
25行目: 25行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ティターンズ]]が開発した[[モビルスーツ]]。機体カラーはティターンズカラー。機体名称は背部に装備されているサイコプレートの形状がドアに見えることから付けられた。
+
[[ティターンズ]]の残党勢力がミスター・エンキドゥの協力を得て開発した[[モビルスーツ]]。機体カラーは所謂ティターンズカラーだが、各部に緑色に発光するユニットが配されている。
   −
この機体はミスター・エンキドゥの協力によりサイコガンダムMk-IV3号機として完成した機体であり、背部のサイコプレートが特徴である。[[サイコガンダム]]の系列機であるが、サイズは通常のモビルスーツサイズにまで小型化している。[[サイコミュシステム]]の大部分は頭部に搭載されているようで、頭部だけでも[[ニュータイプ]]の感応波に反応している。また、脚部から見えるムーバブルフレームの形状は[[ガンダムMk-II]]の物と酷似している。武装はサイコプレートを除けばとてもシンプルで、重火力機との連携を想定していたようである。背部に装備されているサイコプレートは[[サイコフレーム]]のコンセプトモデルであり、外付けサイコフレームをコンセプトとしている。
+
サイコガンダムMk-IVの3号機として完成した機体であり、背部には[[サイコフレーム]]を使用した「サイコプレート」が装備されている。本機は所謂サイコフレームのコンセプトモデルとして側面があり、G-ドアーズ以外にもサイコフレームの運用方法を模索した1、2号機の存在が示唆されている。機体名称は背部に配置されたサイコプレートの形状がドアに見える事に由来する。
 +
 
 +
[[サイコガンダム]]の系列機であるが、他の系列機とは違い各部の形状は[[ガンダムMk-II]]に酷似しており、内蔵火器や可変機構は持たず、機体サイズも通常のモビルスーツサイズにまで小型化している。携行武装もサイコプレートを除けばとてもシンプルで、重火力のシリーズ機との連携を想定していたようである。
 +
 
 +
[[サイコミュシステム]]の大部分は頭部に搭載されており、頭部だけでも[[ニュータイプ]]の感応波に反応を示した。
   −
本機以外のサイコガンダムMk-IVについては存在するようであるが、詳細不明である。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ムーンガンダム]]
 
;[[機動戦士ムーンガンダム]]
:冒頭に登場。[[アムロ・レイ]]の[[リック・ディジェ]]と戦闘を行い、苦戦させるが撃破された。その1年後、頭部と8枚のサイコプレートが[[ムーン・ムーン]]に流れ着き、中破した[[バルギル]]の頭部として利用され、後に[[ムーンガンダム]]となる。
+
:冒頭に登場。[[アムロ・レイ]]の[[リック・ディジェ]]と交戦し、サイコプレートで左腕を破壊するもののハイパー・メガ・ランチャーを囮に使った接近戦によって撃破された。その1年後、頭部と8枚のサイコプレートが[[ムーン・ムーン]]に流れ着き、中破した[[バルギル]]の頭部に使用され[[ムーンガンダム]]として新生した。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
;[[サイコフレーム]]
  −
:背部のサイコプレートに組み込まれている。
  −
   
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に2門内蔵されている。
+
:頭部に2門内蔵されている。連邦系MSの標準装備。
 
;ビーム・ライフル
 
;ビーム・ライフル
:Eパック方式のライフル。Eパックは[[ガンダムMk-II]]が装備している物と同一だが、ショートバレル化している。
+
:[[ティターンズ]]や[[ニューディサイズ]]で使用されていビーム・ライフルをショートバレル化したもの。同系統の装備である[[ガンダムTR-1[ヘイズル]|XBR-M84a]]とは形状が異なる。Eパック方式を採用しており、Eパックは[[ガンダムMk-II]]が装備している物と同一タイプを使用。
 
;ビーム・サーベル
 
;ビーム・サーベル
:バックパックに2基装備されている。
+
:バックパックに2基装備されている近接格闘戦用装備。格闘戦レンジに入った際に使用されるが、実戦で使用される事はなかった。
 
;サイコプレート
 
;サイコプレート
:背部に装備されている[[サイコミュシステム|サイコミュ]]兵装。16枚装備されており、リフレクター・ビットを発展させた武装である。メガ粒子砲などの内蔵火器を廃したことによってシールド並みの堅固さを得たため、アイデア次第で様々な運用が可能である。また、サイコフレームの前段階の素材であるため[[ニュータイプ]]との共振関係になった際にはさらに硬度が向上する。
+
:背部に装備されている[[サイコミュシステム|サイコミュ]]兵装。[[サイコガンダムMk-II]]のリフレクター・ビットを発展させた武装であり、計18基が装備されている。
 +
:メガ粒子砲などの内蔵火器を廃したことによってシールド並みの堅固さを得たため、アイデア次第で様々な運用が可能である。また、サイコフレームの前段階の素材であるため[[ニュータイプ]]との共振関係になった際にはさらに硬度が向上する。
 +
:アムロとの戦闘で8基が撃墜され、残る8基は頭部とともにムーン・ムーンへ漂着し、ムーンガンダムに装備された。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
59行目: 61行目:  
;[[ムーンガンダム]]
 
;[[ムーンガンダム]]
 
:[[バルギル]]からの改修に本機の頭部とサイコプレートが使用されている。
 
:[[バルギル]]からの改修に本機の頭部とサイコプレートが使用されている。
;[[サイコガンダム]][[サイコガンダムMk-II]][[量産型サイコガンダム]]
+
;[[サイコガンダム]]/[[サイコガンダムMk-II]]/[[量産型サイコガンダム]]
 
:本機以前のサイコガンダム。
 
:本機以前のサイコガンダム。
 
;[[サイコガンダムMk-III]]
 
;[[サイコガンダムMk-III]]
 
:一部の型式番号では本機の前にあたる機体。
 
:一部の型式番号では本機の前にあたる機体。
 
;[[ガンダムMk-V]]
 
;[[ガンダムMk-V]]
:本機と同じく小型化されたサイコガンダム。コンセプトは真逆と言える。
+
:本機と同じく小型化したサイコガンダムというコンセプトを持つが、その方向性は真逆に位置する。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->
6,108

回編集