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== 概要 ==
 
== 概要 ==
<!-- 解説 -->
   
[[ヨナ・バシュタ]]、[[リタ・ベルナル]]らと共に[[ジオン軍]]の[[コロニー落とし]]を予見し「奇跡の子供」と呼ばれた一人。[[一年戦争]]後は[[オーガスタ研究所]]でヨナ、リタと同じく[[ニュータイプ]]研究の為の実験体として扱われていたが、[[グリプス戦役]]の際に[[ルオ商会]]との取り引きによって引き渡され、ルオ家の養子に迎え入れられた。
 
[[ヨナ・バシュタ]]、[[リタ・ベルナル]]らと共に[[ジオン軍]]の[[コロニー落とし]]を予見し「奇跡の子供」と呼ばれた一人。[[一年戦争]]後は[[オーガスタ研究所]]でヨナ、リタと同じく[[ニュータイプ]]研究の為の実験体として扱われていたが、[[グリプス戦役]]の際に[[ルオ商会]]との取り引きによって引き渡され、ルオ家の養子に迎え入れられた。
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連邦軍中将[[マウリ・レホ]]を占った際の見返りとして「[[不死鳥狩り]]」の情報を得て幼馴染のヨナと[[ナラティブガンダム]]を伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が[[袖付き]]から接収した[[IIネオ・ジオング]]を極秘裏に[[ジオン共和国]]へと提供し、[[フェネクス]]捕獲の為の布石を打った。
 
連邦軍中将[[マウリ・レホ]]を占った際の見返りとして「[[不死鳥狩り]]」の情報を得て幼馴染のヨナと[[ナラティブガンダム]]を伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が[[袖付き]]から接収した[[IIネオ・ジオング]]を極秘裏に[[ジオン共和国]]へと提供し、[[フェネクス]]捕獲の為の布石を打った。
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オーガスタ時代に[[エスコラ・ゲッタ]]のルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。実はミシェル達3人のうち誰が真のニュータイプかわからなかったため、嘘を吹き込んであぶり出そうとしたエスコラ・ゲッタの策を逆利用し、ヨナに対して「自分たちが犠牲になってリタを助けよう」と持ちかけて断れなくし、『助かるはずの本物』のリタを差し出たうえで自身が『本物(偽物)』としてルオ商会に引き取られるという算段であった。本当は自分だけが助かろうとしたのではなく、ルオ商会に取り入って3人とも助かるためには自分にしかできないという判断のものであったが、結局は達成出来なかったことを今でも悔いている。今でもヨナに「嘘つき」と責められているのはこれに起因する。
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オーガスタ時代に[[エスコラ・ゲッタ]]のルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。実はミシェル達3人のうち誰が真のニュータイプかわからなかったため、嘘を吹き込んであぶり出そうとしたエスコラ・ゲッタの策を逆利用し、ヨナに対して「自分たちが犠牲になってリタを助けよう」と持ちかけて断れなくし、『助かるはずの本物』のリタを差し出たうえで自身が『本物(偽物)』としてルオ商会に引き取られるという算段であった。本当は自分だけが助かろうとしたのではなく、ルオ商会に取り入って3人とも助かるためには自分にしかできないという判断のものであったが、結局は達成出来なかったことを今でも悔いており、ヨナに「嘘つき」と責められているのはこれに起因する。
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作戦中、[[フェネクス]]に対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載された[[サイコフレーム]]の性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わない。
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作戦中、[[フェネクス]]に対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載された[[サイコフレーム]]の性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わず、フェネクスをおびき寄せる為に中立コロニーである[[メーティス]]を戦場にするが、これは最終的に自身の死をもって仮説を証明し、それを以て責任を取るつもりでいる為であった。
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物語終盤、[[ゾルタン・アッカネン]]と交戦したヨナの下に、虎の子のサイコフレームを積んだベースジャバーで駆け付けるが、IIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿りリタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに「銀河の中心」へと飛び去った。
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フェネクスの目的が[[IIネオ・ジオング]]の存在の排除である事を知ると、ヨナの下にサイコフレームを届けるべくベースジャバーで駆け付けるが、[[ゾルタン・アッカネン]]のIIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。しかし、その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿り、リタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに銀河の中心へと飛び去った。
    
彼女がサイコフレームに固執するのは、表向きは不治の病に侵された義父のルオ・ウーミンを救うこと。また、養子である自身を守るためでもあった。しかし、本心では「過去さえも思うままになる」という仮説から、かつて自身が犯した過ち、すなわち「2人を騙したこと」、「ヨナを思うあまりリタに最も辛い役を押し付けたこと」への贖罪を理由に行動していた。
 
彼女がサイコフレームに固執するのは、表向きは不治の病に侵された義父のルオ・ウーミンを救うこと。また、養子である自身を守るためでもあった。しかし、本心では「過去さえも思うままになる」という仮説から、かつて自身が犯した過ち、すなわち「2人を騙したこと」、「ヨナを思うあまりリタに最も辛い役を押し付けたこと」への贖罪を理由に行動していた。
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物語中盤では不死鳥をおびき寄せるエサとして中立コロニーを戦場にし、多くの犠牲を出すなど非人道的手段も辞さないなど冷酷非情な振る舞いを見せるが、最終的には'''自身の死でもって仮説を証明する'''つもりであり、それを以て責任を取るつもりであった。
      
なお、彼女の占いは統計学の応用であり、事情通としての立場で得られた情報に勘を働かせたものであり、本人曰く「計算で確率を導き出すコンピュータと変わらない」とされる。
 
なお、彼女の占いは統計学の応用であり、事情通としての立場で得られた情報に勘を働かせたものであり、本人曰く「計算で確率を導き出すコンピュータと変わらない」とされる。
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;「探したのよ。あんたたちのこと。戦争が終わって、施設が閉鎖になった後すぐに…。」
 
;「探したのよ。あんたたちのこと。戦争が終わって、施設が閉鎖になった後すぐに…。」
;-「嘘つき…」
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;ヨナ「嘘つき…」
 
;「過去を消して軍に潜り込んだあんたの消息は掴めた。でも…」
 
;「過去を消して軍に潜り込んだあんたの消息は掴めた。でも…」
;-「嘘つき…!」
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;ヨナ「嘘つき…!」
 
;「あれからも戦争は続いた。表向き禁止されていても、ニュータイプの研究も……。その研究の結晶たるユニコーンタイプに、本物のニュータイプの素質を持つ強化人間があてがわれたのは当然のこと。あたしが行方を知ったときには、もう…。」
 
;「あれからも戦争は続いた。表向き禁止されていても、ニュータイプの研究も……。その研究の結晶たるユニコーンタイプに、本物のニュータイプの素質を持つ強化人間があてがわれたのは当然のこと。あたしが行方を知ったときには、もう…。」
;-「嘘つき!!」
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;ヨナ「嘘つき!!」
 
:サイド6での交戦中、NT-Dを発動させたナラティブがIIネオ・ジオングをジャックして共鳴を起こした際に。ヨナとミシェルのギクシャクした関係の本質、誤解が明らかになる。
 
:サイド6での交戦中、NT-Dを発動させたナラティブがIIネオ・ジオングをジャックして共鳴を起こした際に。ヨナとミシェルのギクシャクした関係の本質、誤解が明らかになる。
  
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