「シーマ専用ゲルググM」の版間の差分

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| デザイナー = 明貴美加
 
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| 別表記 = ゲルググマリーネ シーマカスタム
 
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[[ゲルググM]]の指揮官機仕様の[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]専用機。彼女からは愛称として「マリーネ・ライター<ref>「ライター」についてはドイツ語の「Leiter (指導者、リーダー)」が該当すると思われる</ref>」と呼ばれている。
 
[[ゲルググM]]の指揮官機仕様の[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]専用機。彼女からは愛称として「マリーネ・ライター<ref>「ライター」についてはドイツ語の「Leiter (指導者、リーダー)」が該当すると思われる</ref>」と呼ばれている。
  
機体カラーは胴体が紫で四肢はカーキに塗装されている。ブレードアンテナが追加され基本性能が向上している他、スラスターが追加されており、プロペラントタンクを4基装備している。本機以外の指揮官機仕様はゲーム以外の公式作品では確認されていないため、この機体の仕様が通常の指揮官機仕様か独自の仕様かは不明。
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[[シーマ艦隊]]には艦隊旗艦の[[ザンジバル級]][[リリー・マルレーン]]に6機、麾下の[[ムサイ級]]7隻に合計で30機程度が配備されたと言われ、シーマ機のみ指揮官仕様のFs型となっている。シーマ艦隊では殆どの機体がマシンガンを標準装備としているが、シーマ機は[[ビーム・ライフル]]を標準装備していた他、バックパック、胸部構造、脚部サブスラスターの増設など、多くの改装が施されており、むしろ[[ゲルググJ]]に近い外観を持つ。
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Fs型は一般機よりも更に軽量化されており、レスポンスが改善されている。頭部は他のゲルググMとほぼ同様だが、指揮官機であることを示す頭部装飾兼用アンテナを装備し、側頭部には40mmバルカン砲が内装されている。バックパックも一般機から仕様が変更されており、大型プロペラントタンクを四基装備することが出来た。
  
 
== カラーバリエーション ==
 
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
:初出作品。第5話で宇宙に上がった[[アルビオン]]を襲撃し、宇宙用に碌な調整をしないまま迎撃に出た[[ガンダム試作1号機]]を一方的に攻撃し中破に追い込んだ。その後も度々[[アルビオン]]と交戦するが、第8話での[[サウス・バニング|バニング]]の[[ジム・カスタム]]との交戦でビーム・ライフルを破壊されて以降はシーマが[[ガーベラ・テトラ]]に乗り換えたため登場しない。その後は母艦である[[リリー・マルレーン]]が轟沈したため、本機も損失したものと思われる。
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:初登場作品。第5話で宇宙に上がった[[アルビオン]]を襲撃し、宇宙用に碌な調整をしないまま迎撃に出た[[ガンダム試作1号機]]を一方的に攻撃し中破に追い込んだ。その後も度々[[アルビオン]]と交戦するが、第8話での[[サウス・バニング|バニング]]の[[ジム・カスタム]]との交戦でビーム・ライフルを破壊されて以降はシーマが[[ガーベラ・テトラ]]に乗り換えたため登場しない。その後は母艦である[[リリー・マルレーン]]が轟沈したため、本機も損失したものと思われる。
 
;[[機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]
 
:第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛の[[サラミス級]]ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後は[[クララ・ロッジ]]が搭乗することになる。
 
:第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛の[[サラミス級]]ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後は[[クララ・ロッジ]]が搭乗することになる。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
 
;分離
 
:プロペラントタンクを分離可能。
 
 
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;MRB-110 専用大型[[ビーム・ライフル]]
 
;MRB-110 専用大型[[ビーム・ライフル]]
 
:大型のビーム・ライフル。[[ゲルググJ]]のビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。[[シーマ艦隊]]にとっては貴重なビーム兵器である。<br/>『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。
 
:大型のビーム・ライフル。[[ゲルググJ]]のビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。[[シーマ艦隊]]にとっては貴重なビーム兵器である。<br/>『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。
 
;腕部110mm速射砲
 
;腕部110mm速射砲
:両腕に1門ずつ内蔵されているマシンガン。
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:両腕に内蔵されているマシンガン。A型などには補助機動装備などがマウントされていることが多かったが、F系の機体の腕部にはこちらが装備されている。
 
;40mmバルカン砲
 
;40mmバルカン砲
 
:頭部に2門内蔵されている機関砲。
 
:頭部に2門内蔵されている機関砲。
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
;[[ビーム・サーベル]]
:両腰部に合計2基収納されている。
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:近接戦用の斬撃武器。他のゲルググ系列機が装備するツインエミッター仕様の「ナギナタ」タイプではないが、ユニットそのものには同型のデバイスが使用されている。当時のビーム・サーベルとしては出力に優れ、他機種の物よりも太いビーム刃を形成出来た。
 
;大型シールド
 
;大型シールド
:覗き窓が付いている大型のシールド。撹乱用のチャフフレアディスペンサーが内蔵されている。
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:腕部にマウントされる大型シールド。いわゆるゲルググ系の標準的なシールドだが、手持ち用のハンドルがオミットされ、撹乱用のチャフフレアディスペンサーが内蔵されている。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===

2024年10月15日 (火) 09:02時点における最新版

シーマ専用ゲルググM
外国語表記 Cima's Gelgoog Marine
別表記 ゲルググマリーネ シーマカスタム
登場作品
デザイナー 明貴美加
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スペック
愛称 マリーネライター
分類 汎用指揮官用モビルスーツ
生産形態 指揮官機
型式番号 MS-14Fs
頭頂高 19.2m
本体重量 40.5t
全備重量 80.0t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,490kW
スラスター総推力 89,500kg (20,500kg×3、7,000kg×4)
180度姿勢変換 1.5sec
装甲材質 超硬スチール合金(チタン・セラミック複合材)
開発組織 ジオン公国軍
所属組織 ジオン公国軍デラーズ・フリート
所属部隊 シーマ艦隊(突撃機動軍海兵隊)
母艦 リリー・マルレーン
主なパイロット
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概要編集

ゲルググMの指揮官機仕様のシーマ専用機。彼女からは愛称として「マリーネ・ライター[1]」と呼ばれている。

シーマ艦隊には艦隊旗艦のザンジバル級リリー・マルレーンに6機、麾下のムサイ級7隻に合計で30機程度が配備されたと言われ、シーマ機のみ指揮官仕様のFs型となっている。シーマ艦隊では殆どの機体がマシンガンを標準装備としているが、シーマ機はビーム・ライフルを標準装備していた他、バックパック、胸部構造、脚部サブスラスターの増設など、多くの改装が施されており、むしろゲルググJに近い外観を持つ。

Fs型は一般機よりも更に軽量化されており、レスポンスが改善されている。頭部は他のゲルググMとほぼ同様だが、指揮官機であることを示す頭部装飾兼用アンテナを装備し、側頭部には40mmバルカン砲が内装されている。バックパックも一般機から仕様が変更されており、大型プロペラントタンクを四基装備することが出来た。

カラーバリエーション 編集

ゲルググM 迷彩カラー (シーマ専用機)
宇宙の蜉蝣2』に登場する迷彩仕様。一年戦争末期、MAUシーマに所属していた際の塗装パターンで、機体の黄土色の部分にモニター上での形状把握を困難にするためのドット迷彩が施されている。また、使用されている塗料には各種探査機器を欺瞞する機能が備わっている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初登場作品。第5話で宇宙に上がったアルビオンを襲撃し、宇宙用に碌な調整をしないまま迎撃に出たガンダム試作1号機を一方的に攻撃し中破に追い込んだ。その後も度々アルビオンと交戦するが、第8話でのバニングジム・カスタムとの交戦でビーム・ライフルを破壊されて以降はシーマがガーベラ・テトラに乗り換えたため登場しない。その後は母艦であるリリー・マルレーンが轟沈したため、本機も損失したものと思われる。
機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛のサラミス級ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後はクララ・ロッジが搭乗することになる。
宇宙の蜉蝣2
迷彩塗装が施された状態で登場。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
イベント「0083 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束をII~」のイベントムービーにて登場。譲渡が予定されているガンダム試作4号機の下見を目的にラビアンローズを襲撃し、迎撃に出たペッシェの試作4号機と交戦した。この時、MMP-80マシンガンを装備しているが、下見を目的に最低限の火器を選んだか『0083』第8話でビーム・ライフルを破壊された後の戦闘であるかのどちらかと思われる。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

MRB-110 専用大型ビーム・ライフル
大型のビーム・ライフル。ゲルググJのビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。シーマ艦隊にとっては貴重なビーム兵器である。
『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。
腕部110mm速射砲
両腕に内蔵されているマシンガン。A型などには補助機動装備などがマウントされていることが多かったが、F系の機体の腕部にはこちらが装備されている。
40mmバルカン砲
頭部に2門内蔵されている機関砲。
ビーム・サーベル
近接戦用の斬撃武器。他のゲルググ系列機が装備するツインエミッター仕様の「ナギナタ」タイプではないが、ユニットそのものには同型のデバイスが使用されている。当時のビーム・サーベルとしては出力に優れ、他機種の物よりも太いビーム刃を形成出来た。
大型シールド
腕部にマウントされる大型シールド。いわゆるゲルググ系の標準的なシールドだが、手持ち用のハンドルがオミットされ、撹乱用のチャフフレアディスペンサーが内蔵されている。

その他 編集

MMP-R0̸0̸-D 試作実験用電磁誘導投射ライフル
1年戦争末期にグラナダのジオン兵器工廠で試作されたMS用レール・ライフル。『REBELLION』においてIフィールド対策としてクララ・ロッジ搭乗時に使用された。
MMP社が実験開発していたが完成には至らず終戦によってお蔵入りとなった。その後、デラーズ紛争においてグラナダ派残党のナーウェスト中佐がシーマ艦隊に供与した。
弾頭部にルナ・チタニウム合金を使用した120㎜弾がマガジン1つにつき32発装填されている。コイル型蓄電池が2個接続されたバックパック・ジェネレーターを腰部ライフル用ラッチに接続可能で、ここから銃床にケーブルが接続されている。左側面のグリップ・ハンドルを握って両手持ちで使用する。セーフティ解除後はライフルボディのスリットが赤く発光。バレル内に磁場を発生させ弾道内の摩擦係数を限りなくゼロに近づけて射撃を行うが連射は不可。出力電圧の関係上、ゲルググ以降のMSが使用可能となっている。
MMP-80マシンガン
ゲルググMの主兵装。コンパクトな構造で取り回しに優れ、一年戦争後期には相当数が普及していた事から調達が容易。『REBELLION』でのクララ搭乗時及びスマホアプリ『ガンダムUCE』のイベント「星屑たちに花束をII」にて装備。

対決・名場面編集

関連機体編集

ゲルググM (指揮官機)
通常カラーの指揮官機。PS2用ソフト「めぐりあい宇宙」や「ギレンの野望シリーズ」などの一部ゲーム作品にのみ登場。
ゲルググM
一般兵仕様。
ゲルググJ
ジオン軍によるゲルググの改修機。本機は通常のゲルググMよりも更に外見上の共通点が増えている。
ゲルググL / ゲルググLs
共通のバックパックを装備している。シールド形状についても酷似した形状となっている。

商品情報編集

ガシャポン編集

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 「ライター」についてはドイツ語の「Leiter (指導者、リーダー)」が該当すると思われる