差分

編集の要約なし
39行目: 39行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ダロテック・コマンド・システム社]]がM1戦車をベースに開発した[[ジオン軍]]の戦闘車両。ジオンの主力戦車であると同時に、[[モビルスーツ]]の支援車両としての側面を持つ。
+
[[ダロテック・コマンド・システム社]]がM1戦車をベースに開発した[[ジオン軍]]の戦闘車両。ジオンの主力戦車であると同時に、高コスト故に慢性的に数不足に悩まされていた[[モビルスーツ]]の支援車両としての側面を持つ。
   −
最大の特徴は砲塔部の「マゼラトップ」と車体部の「マゼラベース」によって構成されている点にあり、マゼラトップを分離させ、独立飛行させる事が可能。この分離機構は、上面装甲の薄い陸上兵器を上空から攻撃する意図があったが、飛行時は命中精度が低下し、飛行時間も約5分と短い。また、分離後も戦闘中の再接続は不可能である。
+
形態としては砲塔の旋回能力を持たない「自走砲」に近いが、最大の特徴はコクピットを備えた砲塔部の「マゼラトップ」と車体部の「マゼラベース」によって構成されている点にある。このマゼラトップ部分は分離させ、単独飛行を行う事ができ、VTOL機能による空中静止も可能。しかし、マゼラトップの飛行中は主砲の命中精度が低下し、飛行時間も約5分と短く、分離後も戦闘中の再接続は不可能である。
   −
実戦ではマゼラベースが破壊された際にマゼラトップを分離させ、戦闘を継続する事も多かった。
+
この分離機構は、上面装甲の薄い陸上兵器を上空から攻撃する意図があり、取り得る戦術の幅は広く、環境によっては[[ザクII]]に匹敵する戦果を挙げたと言われている他、マゼラベースが破壊された際にマゼラトップを分離させ、戦闘を継続する事も多かった。また、主砲ユニットはほぼそのままMSの携行兵装「マゼラトップ砲」としても流用可能であり、総じて戦闘力・運用性の両面において[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の[[61式戦車]]より優れていたとする見方もある。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
6,085

回編集