差分
チェスターJr→チェスターJr.
| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 = 量産型[[モビルスーツ]]
| 分類 = 量産型[[モビルスーツ]]
| 生産形態 = 生産形態
| 生産形態 = 少数生産機
| 型式番号 = MS-14J.zm
| 型式番号 = MS-14J.zm
| 頭頂高 =
| 頭頂高 =
| 所属 = ジオンマーズ
| 所属 = ジオンマーズ
| 所属組織 =
| 所属組織 =
| 所属部隊 = チェスター宇宙艦隊
| 所属部隊 = チェスター宇宙艦隊(チェスターJr.宇宙艦隊)
| 母艦 = [[サダラーン級]]ミダラーン
| 母艦 = [[サダラーン級]]ミダラーン
| 主なパイロット = [[チェスターJr]]
| 主なパイロット = [[チェスターJr.]]
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
[[宇宙世紀]]0080年代後半、[[火星]]を拠点とするジオンマーズは、地球圏への侵攻を目指した[[アクシズ]]([[ネオ・ジオン]])との協力関係を構築していた。それは、チェスターJr艦隊の派遣などに見られる直接的な共同に加え、[[モビルスーツ]]開発といった技術的なものにまで及んでいた。特に後者は有益で、技術系譜を同じくしながらもそれぞれの戦術や運用環境に合わせた機動兵器が生み出される事となった。旧[[ジオン軍]]の伝統を強く意識するジオンマーズでは、こうした新型機とは別にかつてのジオンの象徴を強く意識した機体を積極的に採用。この流れの中で、ゲルググの後継機を求める声が挙がる事は当然のことであった。
[[宇宙世紀]]0080年代後半、[[火星]]を拠点とするジオンマーズは、地球圏への侵攻を目指した[[アクシズ]]([[ネオ・ジオン]])との協力関係を構築していた。それは、チェスターJr艦隊の派遣などに見られる直接的な共同に加え、[[モビルスーツ]]開発といった技術的なものにまで及んでいた。特に後者は有益で、技術系譜を同じくしながらもそれぞれの戦術や運用環境に合わせた機動兵器が生み出される事となった。旧[[ジオン軍]]の伝統を強く意識するジオンマーズでは、こうした新型機とは別にかつてのジオンの象徴を強く意識した機体を積極的に採用。この流れの中で、ゲルググの後継機を求める声が挙がる事は当然のことであった。
アクシズはゲルググの近代化改修機として[[リゲルグ]]を開発していたが、ジオンマーズでは旧来機の回収では満足せず、リゲルグの設計データを基に、ゲルググの後継機の新規開発をすすめる事となった。こうした経緯で開発・完成した機体がゲルググIIIである。特にバックパックはリゲルグと同系統の物を採用しているが、装備したミサイル・ポッドは可動式の大型タイプを左右に搭載している。
アクシズはゲルググの近代化改修機として[[リゲルグ]]を開発していたが、ジオンマーズでは旧来機の改修では満足せず、リゲルグの設計データを基に、ゲルググの後継機の新規開発を進める事となった。こうした経緯で開発・完成した機体がゲルググIIIである。
ゲルググIIIは主にエースパイロットや指揮官用の高級機として位置付けられ、先行して完成した機体群は、主にチェスターJr艦隊に配備され、アクシズを支援する為に地球へと送られた。その後、本格的な機体の生産が行われる予定だったが、[[レジオン建国戦争]]の勃発に伴い、生産計画は遅延する事となった。
ゲルググIIIは主にエースパイロットや指揮官用の高級機として位置付けられ、先行して完成した機体群は、主にチェスターJr艦隊に配備され、アクシズを支援する為に地球へと送られた。その後、本格的な機体の生産が行われる予定だったが、[[レジオン建国戦争]]の勃発に伴い、生産計画は遅延する事となった。
バックパックはリゲルグと同系統の物を採用しているが、装備したミサイル・ポッドは可動式の大型タイプを左右に搭載している。また、その外観や機構に、後のネオ・ジオン指揮官用MSなどとの共通点が多く見られるが、これは地球圏に残された機体が、開発の際に参考になったものと考えられる。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
:外見上のモチーフとなった機体。ゲルググの後継機をうたう為、「III」のナンバリングが冠された。
:外見上のモチーフとなった機体。ゲルググの後継機をうたう為、「III」のナンバリングが冠された。
;[[リゲルグ]]
;[[リゲルグ]]
:開発の際にベースとなった機体。ジオンマーズが旧来機の改修のみでは満足しなかった為、新規設計を行った事がゲルググIIIの誕生に繋がった。
:開発の際にベースとなった機体。ジオンマーズが旧来機の改修のみでは満足しなかった為、新規設計を行った事がゲルググIIIの誕生に繋がった。開発経緯から、おそらく本機がⅡにあたると思われる。
;[[ゲルググ・ウェルテクス]]
;[[ゲルググ・ウェルテクス]]
:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]によって同時期に開発されたリゲルグの再設計機。
:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]によって同時期に開発されたリゲルグの再設計機。