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2004年10月9日(一部地域は同年10月16日)から2005年10月1日(一部地域は同年10月8日)まで毎日放送・TBS系列で全50話放映された。<br />[[機動戦士ガンダムSEED]]の続編(2年後が舞台)にあたり、再び勃発したザフトと地球連合の戦争のなかで2年前のオーブ侵攻戦に巻き込まれて家族を失ったザフトの若きパイロットである[[シン・アスカ]]と不本意ながらザフトに戻った[[アスラン・ザラ]]、そして再び戦う決意をした[[キラ・ヤマト]]の三人の苦悩と信念を描いた作品。前作での登場人物の多くが再登場した。
 
2004年10月9日(一部地域は同年10月16日)から2005年10月1日(一部地域は同年10月8日)まで毎日放送・TBS系列で全50話放映された。<br />[[機動戦士ガンダムSEED]]の続編(2年後が舞台)にあたり、再び勃発したザフトと地球連合の戦争のなかで2年前のオーブ侵攻戦に巻き込まれて家族を失ったザフトの若きパイロットである[[シン・アスカ]]と不本意ながらザフトに戻った[[アスラン・ザラ]]、そして再び戦う決意をした[[キラ・ヤマト]]の三人の苦悩と信念を描いた作品。前作での登場人物の多くが再登場した。
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前作「機動戦士ガンダムSEED」同様に非常に高い人気を得た作品である。放送終了後の現在も関連のトークイベント開催やプラモデル、フィギュアなどが発売されており、登場キャラクターやモビルスーツの魅力に溢れた作品であるといえる。なお、「当初から明言されていた主人公の完全な敗北」という結末を迎えた最初のガンダム作品である。
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前作「機動戦士ガンダムSEED」同様に非常に高い人気を得た作品である。放送終了後の現在も関連のトークイベント開催やプラモデル、フィギュアなどが発売されており、登場キャラクターやモビルスーツの魅力に溢れた作品であるといえる。なお、「当初から明言されていた主人公の完全な敗北」という結末を迎えた最初のガンダム作品である。この結末や劇中におけるシン・アスカの扱いの悪さもあり前作以上に賛否両論となった作品でもある。
    
=== HDリマスター版 ===
 
=== HDリマスター版 ===
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== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:本作の主人公。だが作中での出番が少ない為、本当の主人公ではないのではないか?という声もある(余談だが、「シン・キラ・アスランの三者の視点から物語を書きたかった」と発言していることから、「三人の主人公の一人」とするのがより正確だろうか)。<br />前大戦でオーブが攻められた時に両親と妹を喪う。その後プラントに移住し軍属となりデュランダル議長に素質を見出され新造艦ミネルバの所属となり、インパルスガンダムに乗る。後にデスティニーに乗り換える(が、インパルスに乗っていた時の方が活躍していた)。作中では死んだ妹を偲ぶかのように、形見である携帯電話を持ち歩いていた。
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:本作の主人公。だが作中での出番が少ない為、本当の主人公ではないのではないか?という声もある(余談だが、「シン・キラ・アスランの三者の視点から物語を書きたかった」と発言していることから、「三人の主人公の一人」とするのがより正確だろうか)。<br />前大戦でオーブが攻められた時に両親と妹を喪う。その後プラントに移住し軍属となりデュランダル議長に素質を見出され新造艦ミネルバの所属となり、インパルスガンダムに乗る。後にデスティニーに乗り換える(が、それ以降は三隻同盟を中心とした視点になった事から活躍描写が減った)。作中では死んだ妹を偲ぶかのように、形見である携帯電話を持ち歩いていた。
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
:ミネルバ所属のMSパイロット。赤く塗装された専用のガナーザクウォーリアを愛機とする。シンがデスティニーに乗り換えてからは彼女がインパルスに乗るようになる。アスランにフラグを立てようとしたが挫折した。その後はまるで「その代わり」とでも言うかのようにシンにフラグが立った。
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:ミネルバ所属のMSパイロット。赤く塗装された専用のガナーザクウォーリアを愛機とする。シンがデスティニーに乗り換えてからは彼女がインパルスに乗るようになる。アスランに迫っていたが、立たずに挫折。シンがアスランを撃墜して一緒に乗っていた妹のメイリンの命を奪った事(実際は二人とも生存)を切っ掛けに互いの傷跡を埋めるようにシンとフラグが立った。
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
:ミネルバ所属のMSパイロット。デュランダルと出会って顔を赤らめて抱きついたり、なぜかシンと同室だったりと、何かとおいしい(?)役どころであった。
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:ミネルバ所属のMSパイロット。デュランダルと出会って顔を赤らめて抱きついたり、なぜかシンと同室だったりと、何かとおいしい(?)役どころであった。だが、その役どころは議長とは昔から関係を持っていた事、シン・アスカを優秀な戦士へと成長させる為にサポートをするように議長から指示されていた。
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
:新造艦ミネルバの艦長。デュランダル議長とはかつて男女の仲であったが婚姻統制を敷かれた為、振った経緯がある(だが作中では関係はまだ続いてるように思える描写がある)。声はキシリア様の人。
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:新造艦ミネルバの艦長。デュランダル議長とはかつて男女の仲であったが婚姻統制を敷かれた為、別れた経緯がある(だが作中では関係はまだ続いてるように思える描写がある)。声はキシリア様の人。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:現プラント議長。表向きはいい顔だが、裏でラクスに暗殺部隊を仕向けたり勝手に「デスティニープラン」を計画し衛星一個を私有していたりした。前作での敵役ラウ・ル・クルーゼと交友関係にあった。声はシャアの人。残念ながら最後にタリア艦長を撃ったり撃たれたりはしなかったが、一応銃口を向けられてはいる。
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:現プラント議長。表向きはいい顔だが、裏でラクスに暗殺部隊を仕向けたり勝手に「デスティニープラン」を計画し衛星一個を私有していたりした。前作での敵役ラウ・ル・クルーゼと交友関係にあった。声はシャアの人。
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
:雲隠れ(キラと一緒に隠遁)してしまったラクスの代わりとしてラクスに仕立て上げられた人。整形しているので顔はそっくりだが本物より胸が大きい。デュランダル議長にいいように使われていたが、素直ないい娘だった。
 
:雲隠れ(キラと一緒に隠遁)してしまったラクスの代わりとしてラクスに仕立て上げられた人。整形しているので顔はそっくりだが本物より胸が大きい。デュランダル議長にいいように使われていたが、素直ないい娘だった。
 
;[[メイリン・ホーク]]
 
;[[メイリン・ホーク]]
:ミネルバの搭乗員でMS通信管制官。ルナマリアの妹。出番は少なかったが終盤になって突如としてアスランへのフラグを立て、一気に畳み掛けるようにしてアスランの横を占拠した。
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:ミネルバの搭乗員でMS通信管制官。ルナマリアの妹。出番は少なかったが終盤になってザフトから脱走するアスランの手助けをした事でフラグを立て、一気に畳み掛けるようにしてアスランの横を占拠した。
 
;[[ネオ・ロアノーク]]
 
;[[ネオ・ロアノーク]]
:地球連合軍の特殊部隊を率いる。ステラらエクステンデッドを失いアークエンジェルに捕まって後、記憶操作が解け自分がムウ・ラ・フラガであったことを思い出す。とはいえ声等で番組開始当時から予測はされていた。
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:地球連合軍の特殊部隊を率いる。ステラらエクステンデッドを失いアークエンジェルに捕まって後、記憶操作が解け自分がムウ・ラ・フラガであったことを思い出す。とはいえ声や乗機や振る舞い等で番組開始当時から予測はされていた。
 
;[[ステラ・ルーシェ]]
 
;[[ステラ・ルーシェ]]
 
:ネオ率いる特殊部隊のエクステンデッドの一人。不思議少女。何事においても「加減」というものを知らない。中立地域でシンと出会い仲良くなるが、最終的には彼の腕の中で息を引き取った。Ζガンダムで言うところの[[フォウ・ムラサメ]]の役どころ。
 
:ネオ率いる特殊部隊のエクステンデッドの一人。不思議少女。何事においても「加減」というものを知らない。中立地域でシンと出会い仲良くなるが、最終的には彼の腕の中で息を引き取った。Ζガンダムで言うところの[[フォウ・ムラサメ]]の役どころ。
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:前作から引き続き登場する、クライン派の現代表。前大戦終了後、キラやマリューらとともにオーブ国内で隠遁に近い生活をしていたが、ラクス自身を狙った暗殺事件が原因でアークエンジェルに搭乗、再び表舞台に姿を現す。ストライクフリーダムの手配など、裏から戦力を手配するしたたかさは今作でも健在。
 
:前作から引き続き登場する、クライン派の現代表。前大戦終了後、キラやマリューらとともにオーブ国内で隠遁に近い生活をしていたが、ラクス自身を狙った暗殺事件が原因でアークエンジェルに搭乗、再び表舞台に姿を現す。ストライクフリーダムの手配など、裏から戦力を手配するしたたかさは今作でも健在。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:前作から登場。オーブの首長となる。日本語で手紙が書ける。というか公用語が日本語?後半はすっかり出番が無くなった。
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:前作から登場。オーブの代表首長となる。日本語で手紙が書ける。前半は否定をされる場面が多く、後半は出番が極端に減ったためメインヒロインの1人とは思えない状態だった。とはいえ最終的に首長らしくなり、今作で最も精神的に成長したキャラクターとなった。
    
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
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:ザフトにおいて議長から特例として与えられる権威職。特別な功績があった際などに送られる。階級に関わらず作戦立案に口出ししたり独自行動等の権限を与えられている。前作でもアスランが任命されていたが、今作ではこれに該当するものがかなりいる。
 
:ザフトにおいて議長から特例として与えられる権威職。特別な功績があった際などに送られる。階級に関わらず作戦立案に口出ししたり独自行動等の権限を与えられている。前作でもアスランが任命されていたが、今作ではこれに該当するものがかなりいる。
 
;[[デスティニー・プラン]]
 
;[[デスティニー・プラン]]
:デュランダル議長が議会の許可無く勝手に立ち上げたプラン。専用の設備まで承認前に勝手に作ってしまった。内容は大雑把に言えば「全人類の遺伝子特性を解析し各人に最適な役職を振り分ける」というもの。作中ではまったく説明されなかった。キラ・ヤマトはこの計画を「人間が自由に未来を選択できるという可能性を閉ざすもの」として阻止するために戦った。
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:デュランダル議長が議会の許可無く勝手に立ち上げたプラン。内容は大雑把に言えば「全人類の遺伝子特性を解析し各人に最適な役職を振り分ける」というもの。ラクス・クラインおよびキラ・ヤマトはこの計画を「人間が自由に未来を選択できるという可能性を閉ざすもの」として阻止するために戦った。
    
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