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14,258 バイト追加 、 2023年11月6日 (月) 17:30
→‎ストーリー: 誤記修正→代理格闘戦という表現 ガンダムファイトは元々格闘戦に限ったものでなく一対一に限定された「戦争」であるため 射撃戦の需要が低くなり格闘要素が強まったのは、第一回大会をはじめとする結果からの淘汰によるもの
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== 機動武闘伝Gガンダム(Mobile Fighter G-Gundam) ==
+
{{作品概要
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| 読み = きどうぶとうでんジーガンダム
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| 外国語表記 = Mobile Fighter G Gundam
 +
| 原作 = 矢立肇<br/>富野由悠季
 +
| 作画 =
 +
| 挿絵 =
 +
| 総監督 = 今川泰宏
 +
| 監督 =
 +
| シリーズ構成 = 五武冬史
 +
| 脚本 =
 +
| キャラクターデザイン = 逢坂浩司<br/>島本和彦 (協力)
 +
| メカニックデザイン = 大河原邦男<br/>カトキハジメ<br/>山根公利
 +
| 美術 = 東 潤一 (監督)
 +
| 音楽 = 田中公平
 +
| 撮影 = 大神洋一 (監督)
 +
| 制作 = テレビ<br/>サンライズ
 +
| 企画 = サンライズ
 +
| 協力 = 電通<br/>創通エージェンシー
 +
| 放送局 = サンライズ
 +
| 配給元 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
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| 放送期間 = 1994年4月1日~1995年3月31日
 +
| 公開日 =
 +
| 発売日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 話数 = 全49話
 +
| 巻数 =  
 +
| 次作 =  
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> 
   −
*1994年4月1日~1995年3月31日放映(テレビ朝日) 全49話
+
== 概要 ==
 +
1994年4月1日からテレビ朝日系で毎週金曜日17時00分~17時30分に放送されたテレビアニメ。全49話。略称は「Gガン」。
   −
=== 概要 ===
+
それまで[[宇宙世紀]]を舞台としてきたガンダムシリーズの世界観から離れ、富野氏の手によらない初のガンダムシリーズであり、過去に「ミスター味っ子」や「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」などのアニメ作品で監督を務めた今川泰宏氏が担当している。
[[宇宙世紀]]ものと違い人類の変革を扱わず、また大規模な戦闘という意味での戦争を取り扱わない。放映当時ブームだった格闘ゲームを取り込んだ事について賛否両論があった。
     −
ガンダムの『人の想いを体現してくれるマシン』といった要素は大袈裟であるものの残っており、必ずしも『ガンダム』が無視されている訳ではない。また、国家同士の大規模な戦闘行為の描写はないが、ガンダムファイトという各国の代表を戦わせる「代理戦争」という形で戦争のない世界を逆説的に表現している。<br/>登場人物はこれまでの多感な少年から、極めて情熱的な熱血主人公となっており、これまでの「少年少女の自分探し」というものから新しい路線へと踏み出した、とも言える。<br />そもそもにして、本作が格闘アニメになったのは、富野監督の『次にガンダムやるならプロレスやれ』という無茶ぶりを正直にそのままやった結果であり、更に言うなら、その「ガンダムの本質を感じられない[[オールドタイプ]]」こそ富野監督が嫌ったもので、そう考えるなら、本作を否定する者こそがガンダムを理解していない人間と言えるのかもしれない。(勿論それを理解した上でなお否定したくなるのも仕方ない事だろうが……)
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新たに設けられた「[[未来世紀]]」を舞台とする本作では、宇宙世紀ものと違い人類の変革を扱わず、また大規模な戦闘という意味での戦争を取り扱わない。放映当時ブームだった格闘ゲームや香港映画などのオマージュを取り込んだ事について賛否両論があった。その一方で、本作品に登場するガンダムファイター達はニュータイプのような力を持たないものの「拳を通して互いの心を理解することができる」存在として、新人類への革新によらない相互理解の形が描かれている。また、本作終盤で主人公は「ファイターではない(=相互理解の力が通じない)相手と心から理解し合うためにはどうしたらいいのか」という問題に直面することとなる。
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ガンダムの『人の想いを体現してくれるマシン』といった要素は大袈裟であるものの残っており、必ずしも『ガンダム』が無視されている訳ではない。また、国家同士の大規模な戦闘行為の描写はないが、ガンダムファイトという各国の代表を戦わせる「代理戦争」という形で戦争のない世界を逆説的に表現している。主要登場人物が未熟で多感な少年達だった従来のシリーズと比べ、本作の中心となるのはそれぞれが信念と情熱的な心を持つ大人達となっており、これまでの「少年少女の自分探し」「思春期の若者の」というものとは異なる新機軸を打ち出した、とも言える。
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ただ、こうした「スーパーロボット物」なバトルアクション路線・世界観は、当初、従来の「リアルロボット物」を親しんでいたガンダムファンからの拒絶反応を引き起こした。しかし一方で、ガンダムという枠組みに囚われない破天荒な内容に魅了されたファンも多く(特に東方不敗が登場した第12話以降)、次第に視聴者からの人気も獲得していき、放映から現在に至るまでフィギュアや[[ガンプラ]]なども生産され、根強い人気を持っている。
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そもそもにして、本作が格闘アニメになったのは、富野監督の『次にガンダムやるならプロレスやれ』という無茶ぶりを正直にそのままやった結果であり、更に言うなら、その「ガンダムの本質を感じられない[[オールドタイプ]]」こそ富野監督が嫌ったもので、そう考えるなら、本作を否定する者こそがガンダムを理解していない人間と言えるのかもしれない(勿論それを理解した上でなお否定したくなるのも仕方ない事だろうが……)。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
未来世紀60年、地球の覇権を賭けた代理格闘戦「第13回ガンダムファイト」。[[ドモン・カッシュ]]はネオジャパンコロニー代表としてガンダムファイトに参加する。だが、彼の真の目的は、科学者である父が造った「[[デビルガンダム]]」とそれを操る兄・キョウジを見つけて倒すことだった。
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時は未来世紀。人類が汚れきった地球を捨て、宇宙のコロニーを第二の故郷としてからはや60年。
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人類はコロニー国家間の全面戦争を避けるため、代理戦争である「ガンダムファイト」を4年に一度開催し、荒廃した地球をリングに宇宙の覇権を賭けた戦いを繰り広げてきました。そして未来世紀60年。いよいよ「第13回ガンダムファイト」が開始されますが、そんな第13回大会にある1人の男が出場しようとしています。
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彼の名は[[ドモン・カッシュ]]。彼はネオジャパン代表としてガンダムファイトに参加しますが、それとは別にある使命を持っているようです。果たしてその使命とは何か?彼は世界各国のガンダムファイター達とどんな熱いファイトを繰り広げるのか?これは目が離せません!
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それではぁ!ガンダムファイト!レディ・ゴー!!
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
   
=== 主要キャラクター ===
 
=== 主要キャラクター ===
 
;[[ドモン・カッシュ]]
 
;[[ドモン・カッシュ]]
:ネオジャパン代表。無愛想で無鉄砲。
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:主人公。ネオジャパン代表。無愛想で無鉄砲。
 
;[[レイン・ミカムラ]]
 
;[[レイン・ミカムラ]]
 
:ヒロイン。ドモンの幼馴染。原作終盤で[[デビルガンダム]]のコアとなる。
 
:ヒロイン。ドモンの幼馴染。原作終盤で[[デビルガンダム]]のコアとなる。
;[[東方不敗]](マスター・アジア)
+
;[[東方不敗]]([[マスターアジア]])
:ドモンの師匠。生身でモビルスーツを撃破。
+
:ドモンの師匠。先代のキング・オブ・ハート。その実力は生身でモビルスーツを撃破するほど。
 
;[[チボデー・クロケット]]
 
;[[チボデー・クロケット]]
 
:ネオアメリカ代表。100連続K.Oという輝かしい戦歴を持つボクサー。
 
:ネオアメリカ代表。100連続K.Oという輝かしい戦歴を持つボクサー。
27行目: 70行目:  
:ネオフランス代表。ネオフランスの名門・サンド家の若き当主。
 
:ネオフランス代表。ネオフランスの名門・サンド家の若き当主。
 
;[[アルゴ・ガルスキー]]
 
;[[アルゴ・ガルスキー]]
:ネオロシア代表。元・宇宙海賊の囚人ファイターで、ネオロシア政府によりガンダムファイトを強制参加させられている。
+
:ネオロシア代表。元・宇宙海賊の囚人ファイターで、ネオロシア政府によりガンダムファイトに強制参加させられている。
 
;[[シュバルツ・ブルーダー]]
 
;[[シュバルツ・ブルーダー]]
:ネオドイツ代表。「ゲルマン忍術」を使う覆面ファイター。
+
:ネオドイツ代表。「ゲルマン忍術」を使う謎の覆面ファイター。
 
;[[アレンビー・ビアズリー]]
 
;[[アレンビー・ビアズリー]]
:ネオスウェーデン代表。
+
:ネオスウェーデン代表。本作のサブヒロイン。
 
;[[ウルベ・イシカワ]]
 
;[[ウルベ・イシカワ]]
:ネオジャパンの軍人。
+
:ネオジャパンの軍人。ドモンにガンダムファイトへの参加とデビルガンダムの捕獲を命じる。
   −
=== ガンダムファイター ===
+
=== 各国の[[ガンダムファイター]] ===
 
;[[ミケロ・チャリオット]]
 
;[[ミケロ・チャリオット]]
:ネオイタリア代表。
+
:ネオイタリア代表。ドモンの最初の対戦相手。
 
;[[アンドリュー・グラハム]]
 
;[[アンドリュー・グラハム]]
 
:ネオカナダ代表。元・宇宙刑事だったが、アルゴが起こした事故のために妻を失い、復讐のためにガンダムファイターとなった。
 
:ネオカナダ代表。元・宇宙刑事だったが、アルゴが起こした事故のために妻を失い、復讐のためにガンダムファイターとなった。
 
;[[ジェントル・チャップマン]]
 
;[[ジェントル・チャップマン]]
:ネオイングランド代表。
+
:ネオイングランド代表。過去にガンダムファイトを3連覇した栄誉を持つ。
 
;[[キラル・メキレル]]
 
;[[キラル・メキレル]]
:ネオネパール代表。
+
:ネオネパール代表。ガンダムファイトに恨みを持つ盲目の暗殺者。
 
;[[ロマリオ・モニーニ]]
 
;[[ロマリオ・モニーニ]]
:ネオポルトガル代表。
+
:ネオポルトガル代表。相手の技をそっくりそのままモノマネして戦う。
 
;[[マーキット・クロノス]]
 
;[[マーキット・クロノス]]
:ネオギリシャ代表。
+
:ネオギリシャ代表。ガンダムファイト決勝大会初戦のドモンの対戦相手。
 +
;[[ハンス・ホルガー]]
 +
:ネオデンマーク代表。限界を迎えたマーメイドガンダムでサイ・サイシーに挑む。
    
=== 旧シャッフル同盟 ===
 
=== 旧シャッフル同盟 ===
68行目: 113行目:  
;[[カラト]]
 
;[[カラト]]
 
:ネオジャパンのガンダムファイト委員長。
 
:ネオジャパンのガンダムファイト委員長。
 +
;[[チボデーギャルズ]]([[シャリー・レーン]]、[[ジャネット・スミス]]、[[キャス・ロナリー]]、[[バニー・ヒギンズ]])
 +
:ネオアメリカの女性クルー。チボデーを慕っている。
 +
;[[恵雲]]、[[瑞山]]
 +
:ネオチャイナの拳法僧。サイ・サイシーのお目付け役。
 
;[[マリアルイゼ]]
 
;[[マリアルイゼ]]
 
:ネオフランス首相の娘。ジョルジュにベタ惚れ。
 
:ネオフランス首相の娘。ジョルジュにベタ惚れ。
74行目: 123行目:  
;[[ウォン・ユンファ]]
 
;[[ウォン・ユンファ]]
 
:ネオホンコン首相。己の野望のためにデビルガンダムを狙う。
 
:ネオホンコン首相。己の野望のためにデビルガンダムを狙う。
 +
;[[ハン]]、[[ミン]]、[[ホイ]]
 +
:ネオホンコンのジャンク船に住んでいる老人と孫達。居候しているドモンと仲が良い。
    
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
 
+
=== [[モビルファイター]] ===
=== モビルファイター ===
   
;[[シャイニングガンダム]]
 
;[[シャイニングガンダム]]
 
:
 
:
109行目: 159行目:  
:
 
:
 
;[[ゼウスガンダム]]
 
;[[ゼウスガンダム]]
 +
:
 +
;[[マーメイドガンダム]]
 +
:
 +
;[[ネーデルガンダム]]
 
:
 
:
   −
=== 旧シャッフル同盟 ===
+
=== [[シャッフル同盟]] ===
 
;[[シャッフル・スペード]]
 
;[[シャッフル・スペード]]
 
:
 
:
121行目: 175行目:  
:
 
:
   −
=== デビルガンダム陣営 ===
+
=== [[デビルガンダム軍団]] ===
 
;[[デビルガンダム]]([[アルティメットガンダム]])
 
;[[デビルガンダム]]([[アルティメットガンダム]])
 
:
 
:
133行目: 187行目:  
:
 
:
 
;[[ウォルターガンダム]]
 
;[[ウォルターガンダム]]
 +
:
 +
;[[グランドマスターガンダム]]
 
:
 
:
 
;[[デスアーミー]]
 
;[[デスアーミー]]
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:
 
:
 
;[[デスボール]]
 
;[[デスボール]]
 +
:
 +
 +
=== [[モビルスーツ]]・[[モビルアーマー]] ===
 +
;[[ブッシ]]
 +
:
 +
;[[ノブッシ]]
 +
:
 +
;[[ファントマ]]
 +
:
 +
;[[マーフィー]]
 +
:
 +
;[[バトラーベンスンマム]]
 +
:
 +
;[[カッシング]]
 +
:
 +
;[[ゴダール]]
 +
:
 +
;[[ペスカトーレ]]
 +
:
 +
;[[コンシー]]
 +
:
 +
 +
=== 艦船・その他 ===
 +
;[[ブッドキャリアー]]
 +
:
 +
;[[ゴルビー]]([[ゴルビーII]])
 
:
 
:
   157行目: 239行目:  
:[[ガンダムファイト]]においての規定上のルールの事。
 
:[[ガンダムファイト]]においての規定上のルールの事。
 
;[[ガンダムファイター]]
 
;[[ガンダムファイター]]
:
+
:モビルファイターの搭乗者。主に凄腕の格闘家が国によって選抜される。
 
;[[モビルファイター]]
 
;[[モビルファイター]]
:
+
:ガンダムファイト用に開発されたモビルスーツの総称。モビルトレースシステムで操縦する。
 
;[[モビルホース]]
 
;[[モビルホース]]
:
+
:風雲再起が搭乗する馬型のサポートメカ。
 
;[[シャッフル同盟]]
 
;[[シャッフル同盟]]
:コロニー格闘技集団。その目的は「戦争平定」。
+
:コロニー格闘技集団。その目的は「戦争平定」
 
;[[DG細胞]]
 
;[[DG細胞]]
:「'''デビルガンダム細胞'''」の略。これに感染されたモノは、人間・動物・機械を問わず、[[デビルガンダム]]の支配下におかれる。
+
:「'''デビルガンダム細胞'''」の略。これに感染したモノは、人間・動物・機械を問わず、[[デビルガンダム]]の支配下に置かれてしまう。
   −
== 商品情報 ==
+
== 楽曲 ==
 +
=== オープニングテーマ ===
 +
;「FLYING IN THE SKY」(プロローグ、第1話~第25話)
 +
:作詞・作曲・歌:鵜島仁文 / 編曲:鵜島仁文、樫原伸彦
 +
;「Trust You Forever」(第26話~第49話)
 +
:作詞・作曲・歌:鵜島仁文 / 編曲:鵜島仁文、岸利至
 +
 
 +
=== エンディングテーマ ===
 +
;「海よりも深く」(プロローグ、第1話~第25話)
 +
:作詞:井上望 / 作曲:白川明 / 編曲:小西真理 / 歌:彩恵津子
 +
;「君の中の永遠」(第26話~第49話)
 +
:作詞:池永康記 / 作曲:樫原伸彦 / 編曲:斉藤誠 / 歌:井上武英
 +
 
 +
=== 挿入歌 ===
 +
;「勝利者たちの挽歌」
 +
:作詞:安藤芳彦 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:大山修司
 +
;「星屑のレクイエム」
 +
:作詞:安藤芳彦 / 作曲:田中公平 / 編曲:溝口肇 / 歌:天野由梨
 +
;「魂(いのち)の扉」
 +
:作詞:錦織貴子・新居昭乃 / 作曲・編曲:新居昭乃 / 歌:天野由梨
 +
;「夢のはざまで ~In my dream~」(第31話)
 +
:作詞:錦織貴子 / 作曲:前田克樹 / 編曲:岸村正実 / 歌:天野由梨
 +
;「在我的夢裡」(第26話、「夢のはざまで ~In my dream~」の広東語バージョン)
 +
:作詞:錦織貴子 / 訳詞:韋然 / 作曲:前田克樹 / 編曲:岸村正実 / 歌:鍾蔚霊
 +
;「繁星的詩篇」(「星屑のレクイエム」の広東語バージョン)
 +
:作詞:安藤芳彦 / 訳詞:韋然 / 作曲:田中公平 / 編曲:溝口肇 / 歌:陳奕
 +
;「戰鬥男孩」(「戦闘男児 ~鍛えよ勝つために~」の広東語バージョン)
 +
:作詞:前田耕一郎 / 訳詞:韋然・葵少英 / 作曲:前田克樹 / 編曲:岸村正実 / 歌:葉富生
 +
;「香港觀光歌」(「香港観光歌 ~アジアの楽園~」の広東語バージョン)
 +
:作詞:前田耕一郎 / 訳詞:韋然 / 作曲・編曲:岩崎元是 / 歌:陳奕、黄文廣、鍾蔚霊、黎允文
 +
 
 +
== 各話リスト ==
 +
=== 放送前特番 ===
 +
本編放送直前に3週にわたって放送された特別番組。マイケル富岡と子役時代の内山信二の2人がパーソナリティを務め、過去作と比較する形で世界観の解説が行われた。
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! 話数 !! サブタイトル !! 備考
 +
|-
 +
|  || プロローグ・I 誕生編 || 世界観~キャラクターの解説編
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|-
 +
|  || プロローグ・II <ruby>出発<rt>たびだち</rt></ruby>編 || モビルファイターの解説編
 +
|-
 +
|  || プロローグ・III 飛躍編 || 製作現場~世界観の紹介編
 +
|}
   −
=== DVD ===
+
=== Gガンダム本編 ===
*<amazon>B00006LPL7</amazon>
+
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! 話数 !! サブタイトル !! 備考
 +
|-
 +
| 第1話 || <ruby>G<rt>ガンダム</rt></ruby>ファイト開始!地球に落ちたガンダム ||
 +
|-
 +
| 第2話 || 唸れ!夢を掴んだ必殺パンチ ||
 +
|-
 +
| 第3話 || 倒せ!魔人ドラゴンガンダム ||
 +
|-
 +
| 第4話 || いざ勝負!真紅のバラの貴公子 ||
 +
|-
 +
| 第5話 || 大脱走!囚われのガンダムファイター ||
 +
|-
 +
| 第6話 || 闘えドモン!地球がリングだ ||
 +
|-
 +
| 第7話 || 来るなら来い!必死の逃亡者 ||
 +
|-
 +
| 第8話 || 仇は討つ!復讐の宇宙刑事 ||
 +
|-
 +
| 第9話 || 強敵!英雄チャップマンの挑戦 ||
 +
|-
 +
| 第10話 || 恐怖!亡霊ファイター出現 ||
 +
|-
 +
| 第11話 || 雨の再会… フォーリング・レイン ||
 +
|-
 +
| 第12話 || その名は東方不敗!マスター・アジア見参 ||
 +
|-
 +
| 第13話 || 大ピンチ!敵は5大ガンダム ||
 +
|-
 +
| 第14話 || 衝撃!シャイニング・フィンガー破れたり ||
 +
|-
 +
| 第15話 || 戦士の称号!さらばシャッフル同盟 ||
 +
|-
 +
| 第16話 || 最強最悪!デビルガンダム現る ||
 +
|-
 +
| 第17話 || 対決!謎の覆面ファイター ||
 +
|-
 +
| 第18話 || 必殺技を盗め!美女軍団の大作戦 ||
 +
|-
 +
| 第19話 || 激闘!ドラゴンガンダム対ボルトガンダム ||
 +
|-
 +
| 第20話 || ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け! ||
 +
|-
 +
| 第21話 || 決勝迫る!タイムリミット3日前 ||
 +
|-
 +
| 第22話 || 戦士の絆!デビル包囲網を突破せよ ||
 +
|-
 +
| 第23話 || 宿命の闘い!ドモン対デビルガンダム ||
 +
|-
 +
| 第24話 || 新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生 ||
 +
|-
 +
| 第25話 || 決勝開幕!ガンダムファイター大集合 ||
 +
|-
 +
| 第26話 || 新必殺技!爆熱ゴッド・フィンガー!! || OP・ED曲変更
 +
|-
 +
| 第27話 || 頑張れドモン!友に捧げた大勝利 ||
 +
|-
 +
| 第28話 || 狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣 ||
 +
|-
 +
| 第29話 || 試合放棄!?恋にドキドキ、サイ・サイシー ||
 +
|-
 +
| 第30話 || 美少女ファイター!デンジャラス・アレンビー ||
 +
|-
 +
| 第31話 || ピエロの幻惑!怒れガンダムマックスター ||
 +
|-
 +
| 第32話 || 危険な罠!ネロスガンダムの大逆襲 ||
 +
|-
 +
| 第33話 || 地獄からの使者!チャップマン復活 ||
 +
|-
 +
| 第34話 || 立てドモン!嵐を呼ぶタッグマッチ ||
 +
|-
 +
| 第35話 || 決着の時!豪熱マシンガンパンチ ||
 +
|-
 +
| 第36話 || 騎士の誇り!奪われたガンダムローズ ||
 +
|-
 +
| 第37話 || 真・流星湖蝶剣!燃えよドラゴンガンダム ||
 +
|-
 +
| 第38話 || ドモン対アルゴ!突撃ボルトガンダム ||
 +
|-
 +
| 第39話 || 石破天驚拳!決闘マスター・アジア ||
 +
|-
 +
| 第40話 || 非情のデスマッチ!シュバルツ最終決戦 ||
 +
|-
 +
| 第41話 || バトルロイヤル開始!復活のデビルガンダム ||
 +
|-
 +
| 第42話 || 強襲四天王!ガンダムヘブンズソード ||
 +
|-
 +
| 第43話 || 獅王争覇!グランドガンダム迎撃作戦 ||
 +
|-
 +
| 第44話 || シュバルツ散る!ドモン涙の必殺拳 ||
 +
|-
 +
| 第45話 || さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す ||
 +
|-
 +
| 第46話 || レインの危機!デビルガンダムふたたび ||
 +
|-
 +
| 第47話 || デビルコロニー始動!大進撃シャッフル同盟 ||
 +
|-
 +
| 第48話 || 地球SOS!出撃ガンダム連合!! ||
 +
|-
 +
| 第49話 || <ruby>G<rt>ゴッド</rt></ruby>ガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!! ||
 +
|}
 +
<!-- == スタッフ == -->
 +
<!--
 +
;企画:会社名
 +
;原作:作者
 +
;監督:氏名
 +
:プロデューサー:氏名
 +
;キャラクターデザイン:氏名
 +
;メカニックデザイン:氏名
 +
;音楽:氏名
 +
;美術:氏名
 +
;製作:会社名
 +
-->
   −
=== 漫画 ===
+
== 関連作品 ==
*<amazon>4047155942</amazon>
+
;[[新香港的武闘戯曲]]
 +
:ドラマCD『機動武闘伝Gガンダム GUNDAM FIGHT-ROUND 3 新香港的武闘戯曲』に収録されているCDドラマ。決勝大会中にドモン達が第13回ガンダムファイトのパロディ映画『世界高達骨牌拳(せかいこうたつこつばいけん)』を鑑賞しに行くというコメディ作品となっている。
 +
;[[超級!機動武闘伝Gガンダム]]
 +
:島本和彦氏とビッグバンプロジェクトによるコミカライズ版。話の流れは概ねテレビ本編と同じであるものの、漫画独自のアレンジ展開や設定がふんだんに詰め込まれており、テレビ本編以上にコミカル・シリアス度が強い内容となっている。
   −
== メモ ==
+
== 余談 ==
*主役機のNGデザインが、次作『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ウイングガンダム]]にそのまま流用された。最終盤のガンダム連合には[[ウイングガンダム]]や[[V2ガンダム]]などの[[ガンダムタイプ|歴代ガンダム]]、果ては[[ダイターン3]]や[[ザンボット3]]まで混ざっていた。
+
*主役機のNGデザインが、次作『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ウイングガンダム]]にそのまま流用された。最終盤のガンダム連合には[[ガンダム]]や[[V2ガンダム]]などの[[ガンダムタイプ|歴代ガンダム]]、果ては[[ダイターン3]]や[[ザンボット3]]まで混ざっていた。
   −
== 話題まとめ ==
+
*これまでのガンダムシリーズと異なり、パイロットが巨大化したりロボットの顔がパイロットのものになったり、かなり大胆な比喩的な表現がされていた。これは監督である今川泰宏氏の作風で、圧倒的な威圧感や迫力を視覚的に描写したためである。今川氏の出世作である「ミスター味っ子」では、「料理」を題材にしており、目と耳でだけしか情報をやり取りできないテレビという媒体でこれらを視聴者に伝えるために、食通の味皇が巨大化したり大阪城を破壊したり、口から炎を吐く、宇宙空間を飛行するなど「良くわからないけどとにかくすごい」というインパクトを与える手法を多用したためである。
<!-- *[[namazu:機動武闘伝Gガンダム]] (全文検索結果) -->
+
 
 +
== 商品情報 ==
 +
<!-- === Blu-ray === -->
 +
<!-- === 書籍 === -->
 +
<!-- === 楽曲関連 === -->
 +
<!-- === その他 === -->
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 +
=== DVD ===
 +
<amazon>B00006LPL7</amazon>
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:機動武闘伝Gガンダム]] -->
+
*[http://www.g-gundam.net/ 機動武闘伝Gガンダム公式サイト]
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[シリーズ一覧]]
 
*[[シリーズ一覧]]
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*[[次回予告集 (機動武闘伝Gガンダム)]]
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