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== パトリック・コーラサワー(Patrick Colasour) ==
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{{登場人物概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Patrick Colasour
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| 登場作品 =  
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*[[機動戦士ガンダム00]]
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*[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
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*[[ガンダムビルドファイターズA-R]]
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*[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 +
*[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| 声優 = 浜田賢二
 +
| デザイナー = 高河ゆん
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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*登場作品:[[機動戦士ガンダム00]]、[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]、[[ガンダムビルドダイバーズ]]
+
{{登場人物概要
*声優:浜田賢二
+
| タイトル  = プロフィール
*性別:男
+
| 改名後 = パトリック・マネキン (劇場版00)
*年齢:28歳(1st)→ 33歳(2nd)→ 35歳(劇場版)
+
| 異名 = 不死身のコーラサワー<br/>幸せのコーラサワー (自称)
*身長:176cm
+
| 種族 = 人間
*体重:57kg
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| 性別 = 男
*血液型:O型
+
| 生年月日 =
*所属:[[AEU]] [[国連軍]] [[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]] [[アロウズ]] 新クーデター派 地球連邦軍
+
| 年齢 = 28歳 (1st) ⇒ 33歳 (2nd) ⇒ 35歳 (劇場版00)
*階級:少尉 → 大尉(2ndエピローグ)→ 准尉(劇場版)
+
| 没年月日 =
*役職・称号など:不死身のコーラサワー、幸せのコーラサワー(自称)
+
| 出身 = フランス
*主な搭乗機:AEUイナクト([[AEUイナクト (デモカラー)|デモカラー]]、[[AEUイナクト指揮官型|指揮官型]])、[[ジンクス]][[ジンクスIII (アロウズ型)]][[ジンクスIV (指揮官機)]]、他
+
| 身長 = 176cm
*キャラクターデザイン:高河ゆん
+
| 体重 = 57kg
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| 血液型 = O型
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| 職業 = MSパイロット
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| 所属 = [[AEU]] [[国連軍]] [[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]] [[アロウズ]] 新クーデター派 ⇒ [[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 称号 =
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| 階級 = 少尉 ⇒ 大尉 (2ndエピローグ) ⇒ 准尉 (劇場版00、職務怠慢による降格)
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| 主な搭乗機 =
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*AEUイナクト([[AEUイナクト (デモカラー)|デモカラー]]、[[AEUイナクト指揮官型|指揮官型]]
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*[[ジンクス]]
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*[[ジンクスIII (アロウズ型)]]
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*[[ジンクスIV (指揮官機)]]、他
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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[[AEU]]加盟国であるフランス出身の[[MS]]パイロット。階級は少尉。生意気で自意識過剰、おまけに女たらしという性格から上層部も手を焼く問題児であるが、パイロットとしての腕前は優れており、新型MSのイナクトのテストパイロットに選ばれていたりスクランブル2000回以上で模擬戦全勝(よく「模擬戦2000勝」と間違われるので注意)。過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れるなど、戦いに敗北しても深く考えない性格の様子。
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== 概要 ==
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[[AEU]]加盟国であるフランス出身の[[MS]]パイロット。階級は少尉。
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生意気で自意識過剰、おまけに女たらしという性格から上層部も手を焼く問題児であるが、パイロットとしての腕前は優れており、新型MSのイナクトのテストパイロットに選ばれていたり、スクランブル2000回以上で模擬戦全勝(よく「模擬戦2000勝」と間違われるので注意)。過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れるなど、戦いに敗北しても深く考えない性格の様子。
    
1stシーズンでは、武力介入を始めた[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムエクシア|ガンダム]]との初交戦相手となり、圧倒的性能差で敗れる。以後ガンダムに対して強い執着を持ち、名誉挽回のため幾度なく交戦するが、あっさり、あるいはあと一歩のところでお約束のように撃墜されて結果が出なかった。ガンダムに遭遇するたびに落とされても必ず生還するため、半ば驚嘆半ば陰口のような「不死身のコーラサワー」の異名がついたが、本人は褒め言葉であると思っており、誇りに思っている。だが自称エースだけあって、[[ティエリア・アーデ]]を何度も窮地に追い込んだ他、[[ロックオン・ストラトス|ニール・ディランディ]]の右目を奪った事からも窺えるが、AEUのエースとしてよりも「'''最初にガンダムに介入され、倒された男'''」としてその名が広まっている。
 
1stシーズンでは、武力介入を始めた[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムエクシア|ガンダム]]との初交戦相手となり、圧倒的性能差で敗れる。以後ガンダムに対して強い執着を持ち、名誉挽回のため幾度なく交戦するが、あっさり、あるいはあと一歩のところでお約束のように撃墜されて結果が出なかった。ガンダムに遭遇するたびに落とされても必ず生還するため、半ば驚嘆半ば陰口のような「不死身のコーラサワー」の異名がついたが、本人は褒め言葉であると思っており、誇りに思っている。だが自称エースだけあって、[[ティエリア・アーデ]]を何度も窮地に追い込んだ他、[[ロックオン・ストラトス|ニール・ディランディ]]の右目を奪った事からも窺えるが、AEUのエースとしてよりも「'''最初にガンダムに介入され、倒された男'''」としてその名が広まっている。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダム00]]
 
;[[機動戦士ガンダム00]]
:誰もが認める、本作における最大のコメディリリーフ。そしてガンダム界最強の死亡フラグクラッシャー。死亡フラグを立てまくったうえで、それを悉くへし折った。
+
:初登場作品。誰もが認める、本作における最大のコメディリリーフ。そしてガンダム界最強の死亡フラグクラッシャー。死亡フラグを立てまくったうえで、それを悉くへし折った。
;[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
+
;[[機動戦士ガンダム00F]]
 +
:00ファーストシーズンのラストで撃墜されたパトリックが無事生還するまでの経緯が描かれた。
 +
;[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
 
:劇場版においても相変わらずの様子。ただし、「幸せすぎて」働かなかった為、准尉に降格している。
 
:劇場版においても相変わらずの様子。ただし、「幸せすぎて」働かなかった為、准尉に降格している。
 +
;[[機動戦士ガンダム00N]]
 +
:[[ユニオンフラッグ空戦偵察哨戒型]] (エアロフラッグ)が紹介された第2回の解説文は、同機についてコーラサワーが提出したレポートから抜粋されたものになっている。が、最後の数行以外は他人に書かせたという体たらく。
 +
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
 +
:第6話にそっくりさんが登場。ジンクスで[[アッシマー]]使いの男の子と対戦しているが敗北している。また、第17話では、第7回世界大会のトーナメント表の中に「PATRICK MANNEQUIN (パトリック・マネキン)」の表示が見られる。
 +
;[[ガンダムビルドファイターズA-R]]
 +
:第6回世界大会に「大佐ァ!!!」と叫ぶ思わせぶりなジンクスが登場しているが、後の第14話にてパトリック・マネキン名義で'''堂々の顔見せ'''。アイルランド代表選手であり、バトル用のコスチュームとして劇場版『00』の連邦軍ノーマルスーツを着用している。改造ジンクスIV「[[アクセルレイトジンクス]]」を駆り、第8回世界大会予選を勝ち抜いてベスト16へと進出した。
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
:まさかの毎話カメオ出演。基本的に1シーンのみの登場で、搭乗機やコスチュームも度々変わっている([[刹那・F・セイエイ|刹那]]の私服や他シリーズの軍服を着ていたことも)。また、第24~25話では遂に声がついた。
+
:まさかの毎話カメオ出演。同一人物によるアバターかは不明だが基本的に1シーンのみの登場で、搭乗機やコスチュームも度々変わっている([[刹那・F・セイエイ|刹那]]の私服や他シリーズの軍服を着ていたことも)。また、直接的な登場ではなく、声だけの登場もあり、その際には00で声を当てている浜田賢二氏が声を当ててEDの役名もパトリック・コーラサワーとなっている。
 +
;[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]
 +
:前作に引き続き毎話カメオ出演。残念ながら(?)今回は一括して声無し出演となっている。第26話(最終回)では[[トリマチ・カザミ|キャプテン・カザミ]]、[[キャプテン・ジオン]]との3人で「Triple C (C.C.C)」として広告された。
 +
;[[ガンダムビルドダイバーズ バトローグ]]
 +
:当然のようにカメオ出演。今回は[[フレディ]]が読んでいるガンダム大百科の帯に掲載されている。何回も読破した事を「俺はスペシャルで~」のパロディ台詞でアピールしているが、残念ながらフレディの指で一部文章が隠れてしまっている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== 上官 ===
 
;[[カティ・マネキン]]
 
;[[カティ・マネキン]]
 
:上官。2発殴られて一目惚れ。後に結婚までするとは、視聴者には予測できなかった。結婚後昇進しているにも関わらず、コーラサワーはつい「大佐」と呼んでしまう。
 
:上官。2発殴られて一目惚れ。後に結婚までするとは、視聴者には予測できなかった。結婚後昇進しているにも関わらず、コーラサワーはつい「大佐」と呼んでしまう。
 +
 +
=== [[ソレスタルビーイング]] / [[フェレシュテ]] ===
 
;[[ティエリア・アーデ]]
 
;[[ティエリア・アーデ]]
:AEU時代には彼に何度も一蹴されている。尤も、僚機は消滅している場合でも、コーラサワーは機体が損傷しただけで済んでいる。彼の実力が決して低いわけではないことがさりげなくアピールされているシーンである。
+
:AEU時代には彼に何度も一蹴されている。やられ役のお約束のようなシーンではあるが、僚機より先んじて砲撃を察知した回避行動によって生き残っている等、実力が決して低いわけではないことがさりげなくアピールされているシーンもある。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
:全世界に中継されていた新型MSイナクトの模擬戦中に武力介入を行い、イナクトをフルボッコにしてパトリックに不名誉な肩書を付けた相手。何の因果か、劇場版では彼に命を救われることに。
 
:全世界に中継されていた新型MSイナクトの模擬戦中に武力介入を行い、イナクトをフルボッコにしてパトリックに不名誉な肩書を付けた相手。何の因果か、劇場版では彼に命を救われることに。
 +
;[[フォン・スパーク]]
 +
:直接の面識はないが、ソレスタルビーイングとの最終決戦で[[ガンダムナドレ]]に撃墜され漂流していた所をミッション(太陽炉の回収)中のフォンと遭遇。邪魔者扱いされ蹴り飛ばされるが、これにより地球軌道上へと帰還。無事生還することとなる。これがなかったら外宇宙へ流されるところだった。
 +
 +
=== 国連軍 / [[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]] ===
 
;[[ダリル・ダッジ]]
 
;[[ダリル・ダッジ]]
:国連軍になった時にコーラサワーがグラハムを軽んじる発言をしたため、詰め寄った。カティが仲裁に入って事なきをえた。
+
:国連軍になった時にコーラサワーがグラハムを軽んじる発言をしたため、詰め寄った。幸いカティが仲裁に入って事なきをえた。
 +
;[[エイミー・ジンバリスト]]
 +
:ユニオン出身のエースパイロット。面識はないが「『不死身』と呼ばれるからには凄い奴に違いない」とパトリックをライバル視している。
 +
 
 +
=== [[アロウズ]] ===
 
;[[アンドレイ・スミルノフ]]
 
;[[アンドレイ・スミルノフ]]
 
:恋愛に関してアドバイスしようとしたが鼻で笑われ、ごく自然に無視された。ちなみに'''コーラサワーは女を口説かせたら間違いなくガンダム00で最強キャラ'''(1stシーズンではマネキンに惚れる前は金髪の女性と付き合っていた。本人曰く「付き合った女性の数は山ほど」)である。アドバイス…受けておいてもよかったのでは?
 
:恋愛に関してアドバイスしようとしたが鼻で笑われ、ごく自然に無視された。ちなみに'''コーラサワーは女を口説かせたら間違いなくガンダム00で最強キャラ'''(1stシーズンではマネキンに惚れる前は金髪の女性と付き合っていた。本人曰く「付き合った女性の数は山ほど」)である。アドバイス…受けておいてもよかったのでは?
;[[フォン・スパーク]]
+
 
:直接の面識はないが、ソレスタルビーイング崩壊後のフォンのミッション(太陽炉の回収)中に遭遇。邪魔者扱いされ蹴り飛ばされるが、これにより無事に帰還することとなる。これがなかったら外宇宙へ流されるところだった。
+
=== ビルドファイターズA-Rでの関連人物 ===
;[[エイミー・ジンバリスト]]
+
;マネキン夫人
:ユニオン出身のエースパイロット。面識はないが、「『不死身』と呼ばれるからには凄い奴に違いない」とパトリックをライバル視している。
+
:パトリックが「大佐」と呼び慕う妻で、容姿はカティ・マネキンその人。結婚3年目で子持ち。『HHイメージングビルダーズ』では、バトル以外でコスチュームを勝手に持ち出したパトリックに対し、「またクリーニング代がかかる」と笑えないレベルで怒ったとの解説がある。
 +
;[[ライナー・チョマー]]
 +
:第6回世界大会での対戦相手。パトリックに「彼女とイチャイチャしやがって」と因縁を付けて襲い掛かるも結局返り討ちにされた。
 +
;[[ユウキ・タツヤ|三代目メイジン・カワグチ]]
 +
:第8回世界大会での対戦相手の1人。彼の[[アメイジングストライクフリーダムガンダム]]と互角の戦いを繰り広げた。
 +
;ロペ・エストラーダ
 +
:第8回世界大会での対戦相手の1人。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
=== 機動戦士ガンダム00 ===
+
=== 機動戦士ガンダム00 (1stシーズン) ===
==== 1stシーズン ====
   
;「そこ!聞こえてっぞ!今なんつった!?えぇ!?オラァ!」
 
;「そこ!聞こえてっぞ!今なんつった!?えぇ!?オラァ!」
 
:第1話、初登場時の台詞。観客席にいる[[ビリー・カタギリ]]がイナクトの酷評をしたので怒りを露にするが「集音性は高いようだね」と軽く流された。
 
:第1話、初登場時の台詞。観客席にいる[[ビリー・カタギリ]]がイナクトの酷評をしたので怒りを露にするが「集音性は高いようだね」と軽く流された。
 
;「貴様ぁ、俺が誰だか分かってんのか?AEUのパトリック・コーラサワーだ!模擬戦でも負け知らずの、スペシャル様なんだよ!知らねぇとは言わせねぇぞぉ!!」
 
;「貴様ぁ、俺が誰だか分かってんのか?AEUのパトリック・コーラサワーだ!模擬戦でも負け知らずの、スペシャル様なんだよ!知らねぇとは言わせねぇぞぉ!!」
:上記の直後、突如現れたエクシアに対し、ソニックブレイド片手に立ち向かう際に。正体不明の敵に全く臆さない辺りはさすがエースと言ったところだが…
+
:上記の直後、突如現れたエクシアに対し、ソニックブレイド片手に立ち向かう際に。正体不明の敵に全く臆さない辺りはさすがエースと言ったところだが、同時に速攻で近接戦を挑む点では迂闊ともいえる。
 
;「俺はぁっ!スペシャルでっ!2000回でっ!!'''模擬戦なんだよぉぉぉぉっ!!'''」
 
;「俺はぁっ!スペシャルでっ!2000回でっ!!'''模擬戦なんだよぉぉぉぉっ!!'''」
 
:…からの、ご存じエクシアに駆逐された時の台詞。余程余裕がなかったのか、意味が分からない台詞になってしまっている。まぁ、だからこそ印象に残る台詞でもあるのだが。この時、軽く怪我をしたのか、病院のベッド上でソレスタルビーイングの宣戦布告を見る事に。全シリーズを通して'''唯一、負傷したシーン'''である。
 
:…からの、ご存じエクシアに駆逐された時の台詞。余程余裕がなかったのか、意味が分からない台詞になってしまっている。まぁ、だからこそ印象に残る台詞でもあるのだが。この時、軽く怪我をしたのか、病院のベッド上でソレスタルビーイングの宣戦布告を見る事に。全シリーズを通して'''唯一、負傷したシーン'''である。
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:上記の後の戦闘でヴァーチェを初めて捕捉した際に。僚機と共に上空から接近しようとするが…
 
:上記の後の戦闘でヴァーチェを初めて捕捉した際に。僚機と共に上空から接近しようとするが…
 
;「なんじゃそりゃぁぁぁぁっ!!」
 
;「なんじゃそりゃぁぁぁぁっ!!」
:予想通り、ヴァーチェにギッタギッタにされた際の台詞。出てきて10秒で退場するその様は、見ているこっちが「なんじゃそりゃぁぁぁ!」であった。なお、彼以外のイナクト達は回避もできずに蒸発しており、一番前にいたのに墜落だけですんだのはひとえに腕、か(しかも初見の攻撃に対して、である)。この一件以来、因縁の相手がヴァーチェに変わったようで、その後、幾度と無く対峙することに。
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:予想通り、ヴァーチェにギッタギッタにされた際の台詞。出てきて10秒で退場するその様は、見ているこっちが「なんじゃそりゃぁぁぁ!」であった。彼以外のイナクト達は回避もできずに蒸発しており、一番前にいながら墜落だけですんだのはひとえに彼の技量か野生の勘か(しかも初見の攻撃に対してである)。この一件以来、因縁の相手がヴァーチェに変わったようで、その後幾度と無く対峙することに。
 
;「悪いが、そろそろ時間だ。この埋め合わせは今度な!」
 
;「悪いが、そろそろ時間だ。この埋め合わせは今度な!」
 
:第14話より。久しぶりに登場するや否や、遅刻そっちのけで金髪の女性とイチャイチャしているコーラサワーなのであった。ウインク(効果音付き)をして別れた後、作戦室に向かうが、そこで運命的な出会いをすることになる。
 
:第14話より。久しぶりに登場するや否や、遅刻そっちのけで金髪の女性とイチャイチャしているコーラサワーなのであった。ウインク(効果音付き)をして別れた後、作戦室に向かうが、そこで運命的な出会いをすることになる。
;「AEUのエース、パトリック・コーラサワー、ただいま…ぐおっ!」<br/>カティ「遅刻だぞ、少尉」<br/>「な、な…なんだ女!よくも男の顔…っ!?いっ…二度もぶった!」
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;コーラサワー「AEUのエース、パトリック・コーラサワー、ただいま…ぐおっ!」<br/>カティ「遅刻だぞ、少尉」<br/>コーラサワー「な、な…なんだ女!よくも男の顔…っ!?いっ…二度もぶった!」
 
:直後、カティに殴られての台詞。まさかの[[アムロ・レイ|アムロ]]のパロディである。蒼月氏はどう思ったのだろうか。
 
:直後、カティに殴られての台詞。まさかの[[アムロ・レイ|アムロ]]のパロディである。蒼月氏はどう思ったのだろうか。
 
;「(いい女じゃないか……)遅刻して申し訳有りません、大佐殿!(惚れたぜぇ…!)」
 
;「(いい女じゃないか……)遅刻して申し訳有りません、大佐殿!(惚れたぜぇ…!)」
88行目: 144行目:  
:第21話より、GN-Xに乗り換えて意気軒高のコーラサワー。いかにも噛ませキャラのテンプレのような発言であるがこの戦いでCBのガンダムを散々翻弄してガンダムデュナメスを中破させるなどこれまでにない大活躍を見せ、ヘリオンやイナクトでは発揮しきれなかった操縦技量の高さを見せ付けた。
 
:第21話より、GN-Xに乗り換えて意気軒高のコーラサワー。いかにも噛ませキャラのテンプレのような発言であるがこの戦いでCBのガンダムを散々翻弄してガンダムデュナメスを中破させるなどこれまでにない大活躍を見せ、ヘリオンやイナクトでは発揮しきれなかった操縦技量の高さを見せ付けた。
 
;「大佐のキッスは頂きだぁぁぁ!!」
 
;「大佐のキッスは頂きだぁぁぁ!!」
:上記の後、ヴァーチェに止めを刺そうとした際に。…本当にマネキンはそんな約束をしたのだろうか。謎である。
+
:上記の後、ヴァーチェに止めを刺そうとした際に。…本当にマネキンはそんな約束をしたのかは不明である。
 
;「すみません、大佐…やられちゃいましたぁ…」
 
;「すみません、大佐…やられちゃいましたぁ…」
 
:第24話(1stシーズン最終話)より、頭部の吹き飛んだGN-Xで遅れて帰艦した時の台詞。ヴァーチェのトランザムの射線からは退避していたのに吹き飛んだ岩を食らっての破損だったのでこの時ばかりは少々ツキがなかったかもしれない。
 
:第24話(1stシーズン最終話)より、頭部の吹き飛んだGN-Xで遅れて帰艦した時の台詞。ヴァーチェのトランザムの射線からは退避していたのに吹き飛んだ岩を食らっての破損だったのでこの時ばかりは少々ツキがなかったかもしれない。
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:同上、ガンダムナドレと交戦した時の迷言。見たまんまではあるが…
 
:同上、ガンダムナドレと交戦した時の迷言。見たまんまではあるが…
 
;「えっ……?」
 
;「えっ……?」
:同上、ナドレに撃墜された瞬間の台詞。むしろ視聴者が「えっ……」だった。上半身を喪失したGN-Xの姿に今度こそ命運尽きたかと思われたが、幸いコックピットが下半身にあったため、事なきを得た。ただ、放送当時はGN-Xのコックピット位置に関する情報が無かったため、生存を信じた視聴者の間でコックピット位置についてあれこれ議論が交わされることに。結局、最終回で生存が確認されたため、視聴者は安堵した。
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:同上、ナドレに撃墜された瞬間の台詞。むしろ視聴者が「えっ……」だった。上半身を喪失したGN-Xの姿に今度こそ命運尽きたかと思われたが、幸いコックピットが下半身にあったため事なきを得た。放送当時はGN-Xのコックピット位置に関する情報が無く、爆散せずに下半身が残っていた事も相まって視聴者の間でコックピット位置についてあれこれ議論が交わされることになった。結局、最終回で生存が確認されたため、生存を信じていた視聴者は安堵した。
 +
 
 +
=== 機動戦士ガンダム00F ===
 +
;「うわっ、なんだ!?大佐ぁ~~~!」
 +
:ガンダムナドレに撃墜され、下半身のみとなったジンクスで外宇宙へと流されつつあった所を偶然通りかかった[[フォン・スパーク]]の[[ガンダムアストレアTYPE-F]]に蹴り飛ばされて。幸運にも地球軌道上に向けて吹っ飛ばされ、無事生還を果たすのだった。
   −
==== 2ndシーズン ====
+
=== 機動戦士ガンダム00 (2ndシーズン) ===
 
;「大佐ぁ~!来ちゃいましたぁ~~!」
 
;「大佐ぁ~!来ちゃいましたぁ~~!」
:アロウズに配属された際の台詞。
+
:第8話より、アロウズに配属された際の台詞。清清しいほどの満面の笑みである。
 
;「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
 
;「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
:上記の続き。明らかにマネキンへの口説き文句。
+
:上記の続き。明らかにマネキンへの口説き文句。しかしアロウズといえば統一政府内でも独自の命令系統を持ち、潤沢な資金と技術力、[[ソーマ・ピーリス]]を招聘するほどの影響力を持つエリート中のエリート集団。そんなところに入隊するほどの高い能力を持ちながら「大佐恋しで志願した」とサラッと言ってのけるコーラサワーの凄さ。
 
;「お言葉ですが、自分は7度のガンダム戦を生き抜いてきました。仲間から付けられたあだ名は『不死身のコーラサワー』です。」
 
;「お言葉ですが、自分は7度のガンダム戦を生き抜いてきました。仲間から付けられたあだ名は『不死身のコーラサワー』です。」
 
:さらに上記の続き。マネキンに「死ぬぞ」と警告された際に、迷いなく。実際は当てこすり(要するに運がいいだけで戦果を上げてないことを揶揄されている)にも関わらず、自信満々で言い放つあたり彼らしい。<br/>その後「アハハ~!」と笑うパトリックにマネキンの目から緊張が溶ける。かけがいのない存在になりつつあるのは間違いないだろう。
 
:さらに上記の続き。マネキンに「死ぬぞ」と警告された際に、迷いなく。実際は当てこすり(要するに運がいいだけで戦果を上げてないことを揶揄されている)にも関わらず、自信満々で言い放つあたり彼らしい。<br/>その後「アハハ~!」と笑うパトリックにマネキンの目から緊張が溶ける。かけがいのない存在になりつつあるのは間違いないだろう。
120行目: 180行目:  
:作業をしているイノベイドに驚いた時の一言。
 
:作業をしているイノベイドに驚いた時の一言。
 
;「いやぁ、ドジりました。幸せすぎて不死身じゃなくなっちゃったみたいです…」
 
;「いやぁ、ドジりました。幸せすぎて不死身じゃなくなっちゃったみたいです…」
:機体が[[ELS]]に侵食された際に発した台詞。遂に不死身のコーラサワーにも最期が訪れようとしていた。そしてコーラサワーは機体を自爆させようとするが…[[ダブルオークアンタ|ガンダム]]に救出される。
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:機体が[[ELS]]に侵食された際に発した台詞。遂に不死身のコーラサワーにも最期が訪れようとしていた。そしてコーラサワーは機体を自爆させようとする…が案の定[[ダブルオークアンタ]]に救出され事なきを得る。「不死身のコーラサワー」の所以となった因縁の相手に救われるとは何とも妙な巡り合わせである。
 
;「YES、YES♪いつでもどこでもYES、YES♪」
 
;「YES、YES♪いつでもどこでもYES、YES♪」
 
:劇場来場者特典のキャラクターカード裏面に記載されていた台詞。カティを少しでもリラックスさせようと歌っているらしい。
 
:劇場来場者特典のキャラクターカード裏面に記載されていた台詞。カティを少しでもリラックスさせようと歌っているらしい。
126行目: 186行目:  
=== ガンダムビルドダイバーズ ===
 
=== ガンダムビルドダイバーズ ===
 
;「俺にも世界を…守らせろぉぉぉ!!」
 
;「俺にも世界を…守らせろぉぉぉ!!」
:第25話(最終回)より、[[GBN]]を守るべく立ち上がったダイバー達と共にレイドボスへと立ち向かう。今までカメオ出演だった彼に、遂に台詞がついたシーンである(一応、台詞ではないが前話で声を出してはいる)。なお、この時のコスチュームはガンダムマイスター用のパイロットスーツ(2ndシーズン版)。カラーはAEUのパイロットスーツを意識したのかライトグリーンになっている(バイザーのカラーは紫)。
+
:第25話(最終回)より、[[GBN]]を守るべく立ち上がったダイバー達と共に[[ディザスターガンダム]]へと立ち向かう。なお、この時のコスチュームはガンダムマイスター用のパイロットスーツ(2ndシーズン版)。カラーはAEUのパイロットスーツを意識したのかライトグリーンになっている(バイザーのカラーは紫)。
 +
 
 +
=== ガンダムビルドダイバーズRe:RISE ===
 +
;「お 我々への挑戦状? 受けて立った!」
 +
:第22話より、[[マギー]]が勝手に拡散した[[トリマチ・カザミ|カザミ]]のG-TUBEのコメント欄(1コメ目)にて。真っ先に威勢良く名乗りを上げるのがコーラサワーらしい。なお、アイコン画像には前作の最終話で披露したヘルメット姿が用いられている。
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;「勝利の女神は、俺様に惚れてんだよ!」<br/>「な、何ぃ!?」
 +
:PS2用ソフト「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」の刹那編ミッション4にて。エクシアと[[サーシェス専用AEUイナクトカスタム (モラリア開発実験型)|サーシェス専用イナクト]]との三つ巴の戦いの最中、エクシアに斬りかかるコーラサワーだったが、エクシアもろとも撃ってきたサーシェスの攻撃がコーラサワーにだけヒット。勝利の女神ではなく笑いの女神だったのではなかろうか。
 +
;「今日はシリアスモードで行かせてもらうぜ。ガンダム!今欲しいのは、2000回の模擬戦勝利じゃねぇ…。たった1回…お前らに勝つ事なんだよ…!そうじゃなきゃ…スペシャルだなんて大佐に名乗れないのさ!」<br/>「終わりだぜガンダム!刻みな、俺の名前を!知らねぇとは言わせねぇぞ。俺は…AEUの…パトリック・コーラサワーだぁ!!」
 +
:同上。ティエリア編ミッション10でのナドレとの対決シーン (1stシーズン最終話での対決と同一)にて。言葉通りシリアスモードに入っており、コーラサワーらしかぬ凄みがある。ただ、大佐の事や名乗りが含まれている辺り、相変わらず雑念は抜けていない様子。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
132行目: 202行目:  
:この機体のお披露目最中にエクシアに介入される。本人は無事だったが、イナクトはこれがケチのつき始め。
 
:この機体のお披露目最中にエクシアに介入される。本人は無事だったが、イナクトはこれがケチのつき始め。
 
;[[AEUイナクト指揮官型]]
 
;[[AEUイナクト指揮官型]]
:モラリア戦から搭乗。鹵獲作戦では僚機との連携によりヴァーチェを鹵獲することに成功。スローネアインにより撃墜されるが本人は無事だった。
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:モラリア戦から搭乗。鹵獲作戦では僚機との連携により一度はヴァーチェを鹵獲することに成功。結局スローネアインによって撃墜されるが本人は無事だった。
 
;[[ジンクス]]
 
;[[ジンクス]]
 
:彼の活躍はこのGN-Xから。最後はナドレと相打ちになるが、本人は無事に生還する。
 
:彼の活躍はこのGN-Xから。最後はナドレと相打ちになるが、本人は無事に生還する。
;ジンクスIII ([[ジンクスIII (アロウズ型)|アロウズ型]] [[ジンクスIII (地球連邦型)|連邦軍型]])
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;ジンクスIII ([[ジンクスIII (アロウズ型)|アロウズ型]] / [[ジンクスIII (地球連邦型)|連邦軍型]])
:アロウズ用と、連邦正規軍用両方に搭乗。正規軍使用はイノベイターとの最終決戦時にカティを守るためにガガを道ずれに壮絶な最後を遂げるが無傷で帰還する。
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:アロウズ用と連邦正規軍用の両方に搭乗。正規軍用はイノベイターとの最終決戦時にカティを守るためにガガを道連れに壮絶な最後を遂げるが無傷で帰還する。
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;ジンクスIII コーラサワー専用機
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:上記の最終決戦時の搭乗機として検討されていたが諸事情から没案となってしまった機体。デモカラーのイナクトを彷彿とさせる機体色で、頭部にも改修が施されている。
 
;[[ジンクスIV (指揮官機)]]
 
;[[ジンクスIV (指揮官機)]]
 
:劇場版での乗機。[[ELS]]に侵食され、脱出不可になり自爆を試みるが'''案の定無傷で生還'''した。
 
:劇場版での乗機。[[ELS]]に侵食され、脱出不可になり自爆を試みるが'''案の定無傷で生還'''した。
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;[[アクセルレイトジンクス]]
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:『ビルドファイターズA-R』での使用ガンプラ。いい意味でコーラサワーとは思えないほどの活躍ぶりを見せた。
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;ジンクスIVの改造ガンプラ
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:『GBD:R』第6話冒頭でコーラサワーと共に1カットだけ確認できるガンプラ。指揮官機の改造機らしく、HGとMGをミキシングしたのか左腕が巨大化しているのが特徴。機体名は表示されていないが形式番号は「GNX-603-HP」で、機体重量は何故か元の機体から0.2t減少している。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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<!-- == 脚注 == -->
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{{DEFAULTSORT:はとりつく こおらさわあ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
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[[Category:登場人物は行]]
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