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元々は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[一年戦争]]直後に立案した航宙イージス艦構想によって開発されていた機体である<ref>イージスとは、米海軍が開発した艦載兵装統合システム。索敵・指揮管制から防衛機構まで高度にシステム化している。宇宙世紀においても[[サラミス級]]がその血統を受け継いでいたが、[[一年戦争]]によって[[ミノフスキー粒子]]の散布によりイージス艦を始めとする従来兵器はその威力を失い、[[モビルスーツ]]の台頭を許した。</ref>。
 
元々は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[一年戦争]]直後に立案した航宙イージス艦構想によって開発されていた機体である<ref>イージスとは、米海軍が開発した艦載兵装統合システム。索敵・指揮管制から防衛機構まで高度にシステム化している。宇宙世紀においても[[サラミス級]]がその血統を受け継いでいたが、[[一年戦争]]によって[[ミノフスキー粒子]]の散布によりイージス艦を始めとする従来兵器はその威力を失い、[[モビルスーツ]]の台頭を許した。</ref>。
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当初は[[ジオン軍]]と同様に[[HLV]]を用いた地球への戦力投入を行う敵を迎撃する事を想定しており、HLVが地球突入軌道に投入された後でも、これを宙対宙ミサイルで撃破し、高速で戦闘宙域から離脱可能な戦闘システムが要求されていた。終戦直後は光回路の小型化・低価格化で画像認識装置や光学センサーなどの探知システムの精度が飛躍的に高まった時期であったが、ミサイル搭載用の画像認識装置は攻撃目標を追尾する際の多大なGに耐える為に大型化・高価格化し、また探知技術も想定ほどの向上が見込めず、加えて戦闘離脱時の高Gにクルーが耐えられないほどの機動性を発揮する事が発覚。結果、航宙イージス艦構想は廃案となった。そんな使い道の無い艦に[[ティターンズ]]が目を付け、イージスシステムをサイコミュで制御する事を想定し開発したのが[ハティ]である。
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同構想は、[[ジオン軍]]と同様に[[HLV]]を用いた地球への戦力投入を行う敵を迎撃する事を想定しており、HLVが地球突入軌道に投入された後でも、これを宙対宙ミサイルで撃破し、高速で戦闘宙域から離脱可能な戦闘システムが要求されていた。終戦直後は光回路の小型化・低価格化で画像認識装置や光学センサーなどの探知システムの精度が飛躍的に高まった時期であったが、ミサイル搭載用の画像認識装置は攻撃目標を追尾する際の多大なGに耐える為に大型化・高価格化し、また探知技術も想定ほどの向上が見込めず、加えて戦闘離脱時の高Gにクルーが耐えられないほどの機動性を発揮する事が発覚。結果、航宙イージス艦構想は廃案となった。そんな使い道の無い艦に[[ティターンズ]]が目を付け、イージスシステムをサイコミュで制御する事を想定し開発したのが[ハティ]である。
    
航宙イージス艦として開発されているが、既に船の形をしておらず、原型がどの程度残っているのかは不明である。艦としての名残としてモノアイセンサーと搭載した艦橋が存在し、巡航形態や収容形態に変形することが可能。
 
航宙イージス艦として開発されているが、既に船の形をしておらず、原型がどの程度残っているのかは不明である。艦としての名残としてモノアイセンサーと搭載した艦橋が存在し、巡航形態や収容形態に変形することが可能。
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