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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
| 分類 = 量産型[[モビルワーカー]]
+
| 分類 = 作業用大型[[モビルワーカー]]
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| 生産形態 = 作業機
 
| 型式番号 = HW544B
 
| 型式番号 = HW544B
 
| 頭頂高 = 14.7m
 
| 頭頂高 = 14.7m
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*[[ザンスカール帝国]]
 
*[[ザンスカール帝国]]
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
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| 乗員人数 = 4名 (頭部2名、肩部2名)
 
| 主なパイロット =  
 
| 主なパイロット =  
 
*[[ズブロフ・シモネフ]]
 
*[[ズブロフ・シモネフ]]
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*[[ニコライ・ハンス]]
 
*[[ニコライ・ハンス]]
 
*[[パトリック・ブーン]]
 
*[[パトリック・ブーン]]
 +
*[[ザンスカール兵]]
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[サンドージュ社]]が開発した[[モビルワーカー]]。[[スペースコロニー]]の外壁作業を目的とした機体である。
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サンドージュ社が作業用として開発した[[モビルワーカー]]。[[スペースコロニー]]の外壁作業を目的とした機体である。
   −
蜘蛛のような形をした機体であり、多数の腕部と脚部を備えた機体となっている。
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蜘蛛のような形をした機体であり、計8本の腕部と脚部を備えた機体となっている。
   −
[[モビルスーツ]]に匹敵するほどのパワーを持ち、コロニーの外壁上を俊敏に動くことが可能であった。コクピットは胴体部の他に肩部にもそれぞれ備わっており、マニピュレーターの複雑な操作が可能であるが、これは制御コンピューターが軍用の物より劣っており、制御が困難であったためとされている。肩部は分離することが可能で、独立可動させることも可能としていた。また、モビルワーカーでありながらビーム兵器を使用することもできる。
+
なお、モビルワーカーでありながらシモネフの趣味により[[モビルスーツ]]に匹敵するほどのパワーを有しており、コロニーの外壁上を俊敏に動くことが可能であった。コクピットは頭部と両肩部の計3ヵ所に設けられており、マニピュレーターの複雑な操作が可能であるが、これは制御コンピューターが軍用の物より劣っており、そのままでは8本の手足の制御が困難であったためとされている。肩部は分離することが可能で、独立可動させることも可能としていた。また、モビルワーカーでありながらビーム兵器を使用することもできる。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
:
+
:初出作品。第23話と第24話に登場した。パイロットはサンドージュ社職員の[[ズブロフ・シモネフ]]。
 +
:第23話でシモネフが[[ザンスカール帝国]]へ売り込もうと手始めに、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に投降し[[EGムーバー11]]で離脱していた[[ノマイズ・ゼータ|ノマイズ]]ら3人を救出。その場で補充員として起用した後、コロニー潜入のための警戒を行っていた[[Vダッシュガンダム]]と交戦した。コロニー周辺で迂闊に発砲できないウッソを相手に電撃攻撃で拘束したものの、一度敗れた事を根に持っていたニコライが独断で分離攻撃を行い、その隙に拘束を解かれた。残る本体で組み付き、執拗に蹴りつけたものの、最終的に手足を全て切り裂かれ戦闘不能になった。
 +
:第24話ではシモネフと職員と思わしき男性が搭乗し改良を加えた上で再び登場。コロニーを脱出したVダッシュガンダムを奇襲し、電撃でウッソを感電死させようとした。[[ハロ]]の身を挺した救出によりウッソは感電から回復したものの、シャイターンとの連携で捕獲に成功。その時、[[リガ・ミリティア]]がコロニーを空襲してきたため、外壁の警戒にあたった。しかしその場を離れた隙にウッソがコア・ファイターで脱出し味方と合流。本機も哨戒中に[[アイネイアース]]と[[シノーペ|魚の骨]]を発見したタイミングでウッソのVガンダムからの攻撃を受け、全てのマニピュレーターを破壊されてしまい、コントロールを失ってコロニーの外壁から流されてしまった。
 +
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
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:第1話~第3話に複数機登場。[[エンジェル・ハイロゥ]]のデータを偶然入手した[[フォント・ボー]]を標的に「プログラムにバグが混入した結果の事故」と、[[カーティス・ロスコ|カーティス]]にすら「おもいっきり無理のあるウソ」と言われる程の虚偽報道の下、[[ズムシティ]]を襲撃した。しかし、そこでフォントを保護しようとする[[クロスボーン・ガンダムX-0]]の攻撃や突如介入してきた[[デスフィズ]]の無差別攻撃により悉く無力化・撃墜された。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;オンリー・ネイル
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;オンリーネイル
:作業物資固定用に使用されるアンカー。バーニアを備えており、機体から切り離して使用することが可能。
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:作業物資固定用に使用されるアンカー。腕部と脚部に搭載されており、くの字に曲がって先端の爪を立てる事で対象を固定する。基部にバーニアを備えており、機体から切り離して使用することが可能。対象を捕らえた際に電撃を放つ事も可能になっており、センサー類や制御機器を一時的に使用不能にする。『V』第24話で再登場した際には有線式に改良されており、電撃を持続的に流す事でパイロットを感電させる事が可能になっている。
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;ワイヤービーム・ガン
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:機体尾部に内蔵されている、[[ゾロアット]]等が装備しているビーム・ストリングスと同種の電磁ワイヤー。一度に複数のワイヤーを射出し、絡め取った敵機に電撃を浴びせる。軍用装備であるこの武装をどのように入手したかは不明。
 
;ビーム・ランチャー
 
;ビーム・ランチャー
:軍の放出品である旧型装備をサンドージュ社が独自に改良した武装。形状は[[ハイザック・カスタム]]の物に酷似している。
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:軍の放出品である旧型装備をサンドージュ社が独自に改良した武装。形状は[[ハイザック・カスタム]]の物に酷似している。『V』第23話で2丁携行して使用した。
;ワイヤー・ビーム・ガン
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:機体尾部に内蔵されているビーム砲。
   
;ビーム・ストリングス
 
;ビーム・ストリングス
:[[ゾロアット]]等が装備している物と同型の電磁ワイヤー。軍用装備であるこの武装をどのように入手したかは不明。
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:『V』公式サイトや設定資料のスペック欄に表記あり。オンリーネイルやワイヤービーム・ガンと併記されているが、どちらかと重複している可能性も考えられる。
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;ビーム砲と思わしき武装
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:『ゴースト』に登場した機体が使用。頭部の口にあたる部分からビームらしきものを発射する。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
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== 資料リンク ==
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*[http://www.v-gundam.net/mechanic/58.html 機動戦士Vガンダム公式サイト:サンドージュ]
    
== リンク ==
 
== リンク ==
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
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[[Category:登場メカさ行]]
 
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