1行目: |
1行目: |
− | == RGM-79SP ジム・スナイパーII (GM SNIPER II) == | + | {{登場メカ概要 |
− | *登場作品
| + | | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 --> |
− | **[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
| + | | 外国語表記 = GM SNIPER II |
− | **[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]]
| + | | 登場作品 = |
− | **[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]
| + | *[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]] |
− | *デザイナー:出淵裕 | + | *[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]] |
− | *分類:量産型[[モビルスーツ]]
| + | *[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]] |
− | *装甲材質:チタン合金セラミック複合材、ルナ・チタニウム合金(一部)
| + | <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 --> |
− | *頭頂高:18.0m
| + | | デザイナー = 出淵裕 |
− | <!-- *全高: -->
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
− | *本体重量:45.0t
| + | |
− | *全備重量:61.0t
| + | {{登場メカ概要 |
− | *主動力:[[熱核融合炉]]
| + | | タイトル = スペック |
− | *ジェネレーター出力:1,390kw
| + | | 分類 = 量産型[[モビルスーツ]] |
− | *推力:102,000kg
| + | | 型式番号 = RGM-79SP |
− | <!-- *センサー有効半径: -->
| + | | 頭頂高 = 18.0m |
− | *開発組織:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] | + | | 全高 = |
− | *所属組織:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
| + | | 本体重量 = 45.0t |
− | *所属部隊:[[スカーレット隊]]、[[デルタチーム]]、[[ネメシス隊]]、他多数 | + | | 全備重量 = 61.0t |
− | *主なパイロット:
| + | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
− | **[[ラリー・ラドリー]]
| + | | ジェネレーター出力 = 1,390kw |
− | **[[アニッシュ・ロフマン]]
| + | | スラスター総推力 = 102,000kg |
− | **[[ジャン・ディベビエ]]
| + | | 装甲材質 = |
− | **他多数
| + | *チタン合金セラミック複合材 |
| + | *[[ルナ・チタニウム合金]](一部) |
| + | | センサー有効半径 = |
| + | | 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] |
| + | | 所属 = |
| + | | 所属組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] |
| + | | 所属部隊 = |
| + | *[[スカーレット隊]] |
| + | *[[デルタチーム]] |
| + | *[[ネメシス隊]]、他多数 |
| + | | 母艦 = |
| + | | 主なパイロット = |
| + | *[[ラリー・ラドリー]] |
| + | *[[アニッシュ・ロフマン]] |
| + | *[[ジャン・ディベビエ]]、他多数 |
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[地球連邦軍]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。[[ジム寒冷地仕様]]を始めとした[[ジム・コマンド]]系列の機体の1機で、全般的な性能を高めつつ汎用性を維持している。名称こそ「スナイパー」で超長距離狙撃任務に対応しているが、[[ジム・スナイパーカスタム]]と同様に'''狙撃一辺倒の機体という訳ではなく'''、従来のMS用武器の大半が使用可能である。 | + | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。[[ジム寒冷地仕様]]を始めとした[[ジム・コマンド]]系列の機体の1機で、全般的な性能を高めつつ汎用性を維持している。名称こそ「スナイパー」で超長距離狙撃任務に対応しているが、[[ジム・スナイパーカスタム]]と同様に'''狙撃一辺倒の機体という訳ではなく'''、従来のMS用武器の大半が使用可能である。 |
| | | |
| 各部にはサブスラスターが追加され、脹脛にもスラスターが各2基ずつ設置されている。背部のバックパックは構造が根本から見直されており、ジム・コマンドと同じ規格品を使いながらも性能を限界まで引き出せるように設計された。メインスラスター2基は中央に縦列に設置され、ベーシックな形状のままで高い機動性が発揮される。ちなみに、このメインスラスターを中央に設置する構造は後の[[ネモ]]や[[ジェガン]]でも採用された。頭部には狙撃用のバイザーが装着されており、これには光学式高倍率レンズ群やイメージスタビライザー、専用レーザーセンサーからなる複合センサーが装備されている。狙撃時にはこのバイザーが下ろされ、ノイズ除去の為に頭部ユニットの冷却を行う。これのおかげで射程外から一方的に敵の母艦及び指揮官機を真っ先に狙撃して排除する事が可能となった。装甲材にはチタン合金セラミック複合材が使用されているが、ルナ・チタニウム合金も部分的に採用しているとする資料もある。総合的な性能は[[ガンダム]]をも凌駕しており、[[ジオン軍]]の[[ゲルググ]]にも迫るものであった。反面、製造コストは高騰化し、また開発時期も[[一年戦争]]末期だった為に生産・配備数はごく僅かとなっている。 | | 各部にはサブスラスターが追加され、脹脛にもスラスターが各2基ずつ設置されている。背部のバックパックは構造が根本から見直されており、ジム・コマンドと同じ規格品を使いながらも性能を限界まで引き出せるように設計された。メインスラスター2基は中央に縦列に設置され、ベーシックな形状のままで高い機動性が発揮される。ちなみに、このメインスラスターを中央に設置する構造は後の[[ネモ]]や[[ジェガン]]でも採用された。頭部には狙撃用のバイザーが装着されており、これには光学式高倍率レンズ群やイメージスタビライザー、専用レーザーセンサーからなる複合センサーが装備されている。狙撃時にはこのバイザーが下ろされ、ノイズ除去の為に頭部ユニットの冷却を行う。これのおかげで射程外から一方的に敵の母艦及び指揮官機を真っ先に狙撃して排除する事が可能となった。装甲材にはチタン合金セラミック複合材が使用されているが、ルナ・チタニウム合金も部分的に採用しているとする資料もある。総合的な性能は[[ガンダム]]をも凌駕しており、[[ジオン軍]]の[[ゲルググ]]にも迫るものであった。反面、製造コストは高騰化し、また開発時期も[[一年戦争]]末期だった為に生産・配備数はごく僅かとなっている。 |
31行目: |
46行目: |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| ;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]] | | ;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]] |
− | :[[スカーレット隊]]に通常カラーとジム・コマンド(コロニー戦仕様)と同色の機体が配備され、[[サイド6]]で[[ミハイル・カミンスキー]]の乗る[[ケンプファー]]を迎撃すべく出撃するが、索敵する間もなく瞬殺されている。 | + | :[[スカーレット隊]]に通常カラーとジム・コマンド(コロニー戦仕様)と同色<ref>彩色ミスかは不明。</ref>の機体が配備されている。[[サイド6]]で[[ミハイル・カミンスキー]]の乗る[[ケンプファー]]を迎撃すべく出撃するが、索敵する間もなく瞬殺されている。 |
| ;[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]] | | ;[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]] |
| :主なパイロットは[[ラリー・ラドリー]]、[[アニッシュ・ロフマン]]。 | | :主なパイロットは[[ラリー・ラドリー]]、[[アニッシュ・ロフマン]]。 |
46行目: |
61行目: |
| :一年戦争の後期によく使われた、90mm口径の実弾兵器。取り回しの良さとバレルの長さを両立させようとした結果、弾倉と機関部を後方に設置している。 | | :一年戦争の後期によく使われた、90mm口径の実弾兵器。取り回しの良さとバレルの長さを両立させようとした結果、弾倉と機関部を後方に設置している。 |
| ;狙撃用ライフル(75mmスナイパー・ライフル) | | ;狙撃用ライフル(75mmスナイパー・ライフル) |
− | :本機の主兵装。長砲身の無反動砲で、かなり射程が長い。給弾されるのは弾丸のみで、炸薬は流体炸薬が使用される。通常の機体でも使えるが、近・中距離戦用の無反動砲としてしか機能せず、長距離狙撃が出来るのは基本的にスナイパー系機体のみとなる。 | + | :本機の主兵装である長砲身の無反動砲。実弾式で装弾数は5発。給弾されるのは弾丸のみで、炸薬は流体炸薬が使用される。通常の機体でも使えるが、近・中距離戦用の無反動砲としてしか機能せず、長距離狙撃が出来るのは基本的にスナイパー系機体のみとなる。 |
| + | :なお、開発の際にはドイツ製のモーゼル・ボルトアクションライフル”kar98K”が手本とされており、これは開発担当の技術者がドイツ人だった事に起因する<ref>『0080』公開当時発売の『B-CLUB』41号より。</ref>。 |
| + | :前述通り、実弾式である本武装ではあるが、一部ゲーム作品などでビーム兵器として描写される事が度々あり、一時期は資料によって実弾兵器かビーム兵器かが分かれていた。 |
| ;ロングレンジ・ビーム・ライフル | | ;ロングレンジ・ビーム・ライフル |
| :本機のもう一つの主兵装。[[ジム・スナイパー]]と同じ物で、非常に長い射程と高い威力を誇る。また、ビームの照射時間も非常に長い。複数回の使用には冷却材とエネルギーパックを用意し、外部出力器と機体を接続しておく必要があるが、それらが無くとも1発だけなら発射可能。本機のパイロットの1人である[[ジャン・ディベビエ]]中尉はこの武装を使用し、自分達を追撃してきた[[コルテス]]の駆る[[ジム・スナイパーカスタム]]を撃破に追い込んだ。 | | :本機のもう一つの主兵装。[[ジム・スナイパー]]と同じ物で、非常に長い射程と高い威力を誇る。また、ビームの照射時間も非常に長い。複数回の使用には冷却材とエネルギーパックを用意し、外部出力器と機体を接続しておく必要があるが、それらが無くとも1発だけなら発射可能。本機のパイロットの1人である[[ジャン・ディベビエ]]中尉はこの武装を使用し、自分達を追撃してきた[[コルテス]]の駆る[[ジム・スナイパーカスタム]]を撃破に追い込んだ。 |
66行目: |
83行目: |
| ;[[ジム・スナイパーII (シャドウズ仕様)]] | | ;[[ジム・スナイパーII (シャドウズ仕様)]] |
| :[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]に登場する、地球連邦軍特殊部隊[[シャドウズ]]専用機。パイロットは同部隊所属の[[カイン・ラグナード]]大尉。 | | :[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]に登場する、地球連邦軍特殊部隊[[シャドウズ]]専用機。パイロットは同部隊所属の[[カイン・ラグナード]]大尉。 |
− | ;[[ジム・スナイパーII(ティターンズ仕様)]] | + | ;[[ジム・スナイパーII (ティターンズ仕様)]] |
| :[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]に登場する、[[ティターンズ]]が運用していた機体。 | | :[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]に登場する、[[ティターンズ]]が運用していた機体。 |
| ;[[ジム・スパルタン]] | | ;[[ジム・スパルタン]] |
92行目: |
109行目: |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
| + | === [[ガンプラ]] === |
| <amazon>B008KZ5B4W</amazon> | | <amazon>B008KZ5B4W</amazon> |
− | <amazon>B003JPAOI6</amazon> | + | <amazon>B01N0A0V6E</amazon> |
| + | |
| + | === フィギュア === |
| + | <amazon>B003JPAOI6</amazon>※旧デザイン版 |
| + | |
| + | <amazon>B07HRMG5J2</amazon>※新規デザイン版 |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
| + | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> |
| | | |
| {{DEFAULTSORT:しむ すないはあ2}} | | {{DEFAULTSORT:しむ すないはあ2}} |
103行目: |
130行目: |
| [[Category:機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]] | | [[Category:機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle]] |
| [[Category:機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]] | | [[Category:機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]] |
| + | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |