「Sガンダム」を編集中
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本機は「芸術的」と評される程の高度なユニット化によって高い性能を獲得していたが、同時にそれは構造の複雑化も招いており、設計が困難で開発・運用にかかるコストも膨大なものとなった。それ故、実際に完成したのは4機だけで、オプションの方もペーパープランだけで終えた物を除いた数セット分しか完成していない。その反省なのか、本機の後に開発されたアナハイム・ガンダムは「信頼性を重視したシンプルな機体」というコンセプトへシフトしている。 | 本機は「芸術的」と評される程の高度なユニット化によって高い性能を獲得していたが、同時にそれは構造の複雑化も招いており、設計が困難で開発・運用にかかるコストも膨大なものとなった。それ故、実際に完成したのは4機だけで、オプションの方もペーパープランだけで終えた物を除いた数セット分しか完成していない。その反省なのか、本機の後に開発されたアナハイム・ガンダムは「信頼性を重視したシンプルな機体」というコンセプトへシフトしている。 | ||
− | バリエーションとして[[Ex-Sガンダム]]、[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)|ブースター・ユニット装着型]]、[[ | + | バリエーションとして[[Ex-Sガンダム]]、[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)|ブースター・ユニット装着型]]、[[Sガンダム ディープ・ストライカー|ディープ・ストライカー]]など、ペーパープランを含めて多数が存在する。各バリエーションにはナンバーが振られており、100番台がノーマル型、200番台がExt、300番台がBst、400番台が100~300番台に属さないプランとなっている。 |
これ程までにバリエーションが多数存在するのは、機体の徹底的なユニット化とそれらのムーバブルフレームによる結合化を推し進めたのが理由である。 | これ程までにバリエーションが多数存在するのは、機体の徹底的なユニット化とそれらのムーバブルフレームによる結合化を推し進めたのが理由である。 | ||
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:Gコア、Gアタッカー、Gボマーに分離・合体が可能。ただし本来は戦闘中の合体は想定されていない。<br />また、緊急時にはコクピットブロックや破損したジェネレーターを分離可能。 | :Gコア、Gアタッカー、Gボマーに分離・合体が可能。ただし本来は戦闘中の合体は想定されていない。<br />また、緊急時にはコクピットブロックや破損したジェネレーターを分離可能。 | ||
;換装 | ;換装 | ||
− | :機体各部のパーツを交換・増設する事で各種バリエーションに換装出来る。主な換装バリエーションとして[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)|ブースター・ユニット装着型]]、[[Ex-Sガンダム|Ex-S]]、[[ | + | :機体各部のパーツを交換・増設する事で各種バリエーションに換装出来る。主な換装バリエーションとして[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)|ブースター・ユニット装着型]]、[[Ex-Sガンダム|Ex-S]]、[[Sガンダム ディープ・ストライカー|ディープ・ストライカー]]がある。 |
− | + | === 武装・必殺攻撃 === | |
− | === | ||
;60mmバルカン砲 | ;60mmバルカン砲 | ||
:頭部に4門内蔵されている近接防御用武器。炸裂弾を発射する。 | :頭部に4門内蔵されている近接防御用武器。炸裂弾を発射する。 | ||
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;大口径ビーム・カノン | ;大口径ビーム・カノン | ||
:バックパックに2門装備。こちらもムーバブルフレームに直に接続される。Gアタッカー時には主兵装となる。<br />コストパフォーマンスが比較的に良好であり、[[FAZZ]]にも転用されている。 | :バックパックに2門装備。こちらもムーバブルフレームに直に接続される。Gアタッカー時には主兵装となる。<br />コストパフォーマンスが比較的に良好であり、[[FAZZ]]にも転用されている。 | ||
− | ; | + | ;ビーム・サーベル |
:両膝部のボックス・ユニットに計2本格納されている。<br />ちなみにこのボックス・ユニットもムーバブルフレームに接続され、[[AMBAC]]ユニットとして機能する。質量は小さいので、射撃時などの微調整が主な役割となる。またユニット自体もニークラッシャーとして攻撃に使用可能。 | :両膝部のボックス・ユニットに計2本格納されている。<br />ちなみにこのボックス・ユニットもムーバブルフレームに接続され、[[AMBAC]]ユニットとして機能する。質量は小さいので、射撃時などの微調整が主な役割となる。またユニット自体もニークラッシャーとして攻撃に使用可能。 | ||
;ビーム・スマートガン | ;ビーム・スマートガン | ||
− | : | + | :本機のオプションとして採用された長砲身のビーム・ライフル。[[百式|メガ・バズーカ・ランチャー]]と比較して出力は劣る(それでも通常のビーム・ライフルを凌駕するレベル)が、使い勝手はこちらの方が良い。<br />装備時には大腿部ビーム・カノンを取り外し、右側にクランクを介して砲身を、左側にエネルギー供給用のサポートユニット(サブグリップも格納されている)を接続して機体の前方で合体させる。エネルギーはムーバブルフレームから供給する仕組みである。<br />この武装自体にもオプションが用意されており、Ζプラスのビーム・スマートガンと同じディスク・レドームが装着できる。この場合、通常時よりも広範囲のスキャンが行えるようになるというメリットがあり、特にGボマー形態時や3人でMS形態時の操縦を行う場合に索敵手が性能を存分に発揮させられる。他にも大容量冷却装置を持つ砲身に換装する事で連射性が向上するが、こちらはコストの高騰化と重量増加が問題視されている。 |
;ミサイル | ;ミサイル | ||
:Gコアに4基装備されている他、Gボマーの主翼の下側に設置されたハードポイントにも追加が可能。 | :Gコアに4基装備されている他、Gボマーの主翼の下側に設置されたハードポイントにも追加が可能。 | ||
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;[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)]] | ;[[Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)]] | ||
:バックパックと下半身をブースター・ユニットに交換した高機動仕様。 | :バックパックと下半身をブースター・ユニットに交換した高機動仕様。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[Sガンダム ディープ・ストライカー]] |
− | : | + | :ブースター・ユニットやレドーム、艦艇の主砲、[[Iフィールド]]と多数の装備を追加した状態。 |
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=== 技術的関与のある機体 === | === 技術的関与のある機体 === | ||
;[[ネロ]] | ;[[ネロ]] | ||
150行目: | 148行目: | ||
;[[ガンダムTR-6[ウーンドウォート]]] | ;[[ガンダムTR-6[ウーンドウォート]]] | ||
:ティターンズで開発されたMS。Sガンダムと同じく高度なユニット構造を採用しており、一部換装形態はSガンダムに対抗する意図が見て取れる。 | :ティターンズで開発されたMS。Sガンダムと同じく高度なユニット構造を採用しており、一部換装形態はSガンダムに対抗する意図が見て取れる。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*「Sガンダム」という名称は[[νガンダム]]の初期段階の名称「Hi-Sガンダム」から取られている。当初はまだ候補の段階であり、カトキ氏の案でSは「シュープリーム(スプリーム)」の頭文字とされていたが、商標登録上の問題で「スペリオル」へと変更される。しかしこれも登録できなかった為、苦肉の策で「S(エス)ガンダム」で登録される事になった。これ以降は「Sガンダム」と表記され、Sの部分に「スペリオル」とルビを振られる事が多くなっている。「ιガンダム」もカトキ氏が考案した仮称をそのまま開発時のコードネームとして使っている。 | *「Sガンダム」という名称は[[νガンダム]]の初期段階の名称「Hi-Sガンダム」から取られている。当初はまだ候補の段階であり、カトキ氏の案でSは「シュープリーム(スプリーム)」の頭文字とされていたが、商標登録上の問題で「スペリオル」へと変更される。しかしこれも登録できなかった為、苦肉の策で「S(エス)ガンダム」で登録される事になった。これ以降は「Sガンダム」と表記され、Sの部分に「スペリオル」とルビを振られる事が多くなっている。「ιガンダム」もカトキ氏が考案した仮称をそのまま開発時のコードネームとして使っている。 | ||
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<references /> | <references /> | ||
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[[Category:登場メカ英数字・記号]] | [[Category:登場メカ英数字・記号]] | ||
[[Category:ガンダム・センチネル]] | [[Category:ガンダム・センチネル]] | ||
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