「刹那・F・セイエイ」を編集中
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− | + | == 刹那・F・セイエイ(Setsuna F Seiei) == | |
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− | + | *登場作品:[[機動戦士ガンダム00]]、[[劇場版 機動戦士ガンダム00]] | |
− | + | *声優:宮野真守、西墻由香(少年時代) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *種族:人間⇒[[イノベイター]] | |
− | + | *生年月日:西暦2291年4月7日 | |
− | + | *年齢:16歳→21歳→23歳 | |
− | + | *身長:162cm→175cm | |
− | + | *体重:49kg→58kg | |
− | + | *血液型:A型 | |
− | + | *所属:[[KPSA]]→[[ソレスタルビーイング]]→フリー→[[ソレスタルビーイング]] | |
− | + | <!-- *階級: --> | |
− | + | *役職・称号など:[[ガンダムマイスター]] | |
− | + | *主な搭乗機:[[ガンダムエクシア]]⇒[[GNアーマーTYPE-E]]⇒[[ガンダムエクシアリペア]]⇒[[ダブルオーガンダム]]⇒[[ダブルオーライザー]]⇒[[ガンダムエクシアリペアII]]⇒[[ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様]]⇒[[ダブルオーライザー (粒子貯蔵タンク型)]]⇒[[ダブルオークアンタ]]、他 | |
− | + | *キャラクターデザイン:高河ゆん | |
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− | *[[ガンダムエクシア]] | ||
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[[機動戦士ガンダム00]]の主人公で、本名は『'''ソラン・イブラヒム'''』。中東の貧困国、クルジスの出身。 | [[機動戦士ガンダム00]]の主人公で、本名は『'''ソラン・イブラヒム'''』。中東の貧困国、クルジスの出身。 | ||
− | 過去に[[クルジス共和国]]のテログループ「[[KPSA]]」に誘拐・洗脳され、「神」の名の元に両親を殺害(原作ではあくまで暗示にとどまるが、小説版で明示されている。ちなみに両親不在、或いは死亡してしまうガンダム主人公は数多いが、'''両親を自ら殺した''' | + | 過去に[[クルジス共和国]]のテログループ「[[KPSA]]」に誘拐・洗脳され、「神」の名の元に両親を殺害(原作ではあくまで暗示にとどまるが、小説版で明示されている。ちなみに両親不在、或いは死亡してしまうガンダム主人公は数多いが、'''両親を自ら殺した'''ガンダム主人公は2012年現在、刹那だけである)。その後KPSA上層部に見捨てられ、敵MSに狙われ、今まで信仰して来た神に絶望し死に瀕した際に[[0ガンダム]]の戦闘を目撃。その姿に自分が信じてきた「神」の存在を重ね合わせた。その後、そのOガンダムのパイロットだった[[リボンズ・アルマーク]]の推薦により[[ガンダムマイスター]]候補となり、最終的にヴェーダに選ばれた。『[[ガンダムタイプ|ガンダム]]』を自己の体験と重ね、戦争根絶を表現するものとしてマイスターの使命に生きる。それを象徴する彼の代名詞的台詞として「'''俺がガンダムだ'''」がある。 |
− | + | 第一期では寡黙で他人の干渉を拒絶する性格…とされているのだが、その一方で潜伏先の隣人である沙慈の頼みにはきちんと応じているなど、むしろ人付き合いは悪くないのではないかとも思える描写がある。第二期ではその部分がより目立つようになり、正統派主人公へと進歩している。 | |
− | + | 当初は戦争根絶を体現するガンダムであろうとしていたが、アザディスタンへの武力介入の時は少年兵をかつての自分を重ね合わせてその少年兵を救えなかった事からガンダムにはなれないと苦脳する事になるが、立ち直り最終的には世界の歪みを断ち切る破壊者として世界の歪みである[[アレハンドロ・コーナー]]を倒した。 | |
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+ | その後はグラハムとの戦闘で大破したエクシアを改修しつつ世界を放浪していた。 | ||
第二期では再びCBと合流してダブルオーガンダムのマイスターとしてアロウズを破壊する為に戦う。 | 第二期では再びCBと合流してダブルオーガンダムのマイスターとしてアロウズを破壊する為に戦う。 | ||
− | + | 戦いの中でアロウズの裏にいるリボンズ達の存在やOガンダムに乗っていたマイスターや自分をマイスターに推薦したのがリボンズである事を知り、自分とガンダムを単なる兵器や破壊者ではない存在へと変革することを決意し、[[ダブルオーライザー]]のツインドライヴシステムの影響で、純粋種の[[イノベイター]]へと変革した。 | |
− | + | 最終決戦後はマリナの「自分の幸せを探して欲しい」という願いに背を向け、新たな争いに備え、戦争根絶を体現するガンダムマイスター『刹那・F・セイエイ』としての宿命に生きる。 | |
− | 劇場版でもCBの介入行動を密かに続けていた。[[ELS]] | + | 劇場版でもCBの介入行動を密かに続けていた。[[ELS]]襲来に際してダブルオーライザーのトランザムバーストにより対話を試みるが、失敗して脳細胞にダメージを負う。3ヵ月後の地球防衛線ではぎりぎりのタイミングで復活、ダブルオークアンタを駆って参戦。クアンタムバースト、ティエリアとヴェーダのサポートを得て対話を可能にした。その後、問題解決のためにELSの母星へと量子ワープで旅立つ。エピローグでは50年後に地球に帰還し、マリナとの再会を果たした。 |
− | + | 両親を殺した過去は、洗脳が解けた現在では拭い難いトラウマとなっており、刹那が戦争を憎む最大の理由となっている。また、愛する者を自らの手で殺したためか、「自分は幸せになってはいけない」と考えている節すら見受けられる。 | |
かつてテロリストであった過去を背負う故か、自分に向けられる憎しみに対しては無抵抗を貫く。作中、ロックオン、ティエリア、沙慈、ライルにそれぞれの事情で詰め寄られ、時には暴力を受けることすらあったが、一切口答えする事無く、それを受け入れている。 | かつてテロリストであった過去を背負う故か、自分に向けられる憎しみに対しては無抵抗を貫く。作中、ロックオン、ティエリア、沙慈、ライルにそれぞれの事情で詰め寄られ、時には暴力を受けることすらあったが、一切口答えする事無く、それを受け入れている。 | ||
− | + | マリナや沙慈のような民間人にまで「戦え」と言う事があるが、ここで言う「戦い」は戦闘行為を指すものではなく、「自分の意思を貫け」と言う意味合いと思われる。実際、刹那はマリナが第一期前半で世界中を飛び回って対話を求めていた事を小説版では「戦い」と評している。 | |
彼のコードネームは00の脚本担当である黒田洋介氏が命名した。由来は「永遠よりも長い時間の中で切り取られた、一瞬よりも短い時間」という意味の言葉である「刹那from聖永」らしい。 | 彼のコードネームは00の脚本担当である黒田洋介氏が命名した。由来は「永遠よりも長い時間の中で切り取られた、一瞬よりも短い時間」という意味の言葉である「刹那from聖永」らしい。 | ||
− | + | === 技量・戦闘能力 === | |
− | + | 一期では荒削りな感が強く、アレハンドロには「ガンダムの性能に頼りすぎている」と評された。射撃も不得手で(本人曰くロックオンに任せている)牽制以外ではほぼ使っていない。剣術も師匠であるサーシェスにはほぼ通じず苦戦している。ただし投擲の技量は異様に高く、セルゲイ率いる人革連の頂武ジンクス部隊が密集隊形による連射で対応したGNファングをGNダガーなどの投擲で撃墜している。よけられた描写も殆どない。これは不意打ちの意味合いも多く、銃を構えてから撃つのではなく、殆どのモビルスーツが搭載していない投擲武器(または投擲という戦術)のためである。おそらくはKPSA所属時代に学んだ手口であると思われる。 | |
− | + | 二期では4年間一人で戦ってきた成果か上達しており、半壊したエクシアでジンクスIIIに対応する強さを見せる。またブシドー曰く「射撃も巧くなった」らしい。終盤イノベイターへの覚醒が始まると、時々超人的な感覚を見せるようになる。しかしグラハムやリボンズなどのトップクラスのパイロットを圧倒する領域には至っていない。 | |
− | + | 劇場版では完全に純粋種のイノベイターとして覚醒し、改良型フラッグでジンクスIII三機を倒すなど卓越した技量を見せている。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[ロックオン・ストラトス]](ニール・ディランディ) | ;[[ロックオン・ストラトス]](ニール・ディランディ) | ||
− | : | + | :相棒にして良き人生の先輩。何かと問題行動を起こす刹那のフォローを度々務める。刹那自身もロックオンを兄貴分として慕っており、彼に「ガンダム馬鹿」と称された時、初めて刹那はぎこちない笑顔を見せる。彼の死の際は涙を流しながら絶叫した。2期に刹那の夢の中に彼が出てきた時に言われた「お前は変われ。変われなかった、俺の代わりに」という言葉はその後の刹那に大きな影響を与えたようだ。 |
;[[ロックオン・ストラトス]](ライル・ディランディ) | ;[[ロックオン・ストラトス]](ライル・ディランディ) | ||
− | : | + | :ニールの双子の弟で、刹那自らがスカウトした。他のメンバーは彼の存在を知らなかったが、刹那だけはニールから聞かされていた。彼の恋人アニューを刹那が殺したことによって一時は険悪な雰囲気になったが、ライルはわだかまりを自らの力で消化し、劇場版では刹那のよき相棒として活躍した。 |
;[[アレルヤ・ハプティズム]] | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | ||
:ドラマ展開はそれ程されていないが、第一期の時点でも関係は良好だったようだ。アレルヤは「子供のお守りをよろしく」と発言するなど子供扱いすることはあったが、サーシェスと対峙した際に姿を晒した刹那を責めるロックオン、ティエリアから庇うなど、仲間としての信頼関係は築いていたことは疑いないだろう。 | :ドラマ展開はそれ程されていないが、第一期の時点でも関係は良好だったようだ。アレルヤは「子供のお守りをよろしく」と発言するなど子供扱いすることはあったが、サーシェスと対峙した際に姿を晒した刹那を責めるロックオン、ティエリアから庇うなど、仲間としての信頼関係は築いていたことは疑いないだろう。 | ||
;[[ティエリア・アーデ]] | ;[[ティエリア・アーデ]] | ||
− | : | + | :互いの性格の不一致で第一期は銃を突きつけ合うほど険悪な関係だったが、トリニティの登場を期にティエリアが刹那の生き様を認めるようになり、刹那も他者に心を開くようになった結果、第二期では互いを認め合った良き戦友関係となった。小説版では2ndシーズン終盤でティエリアがヴェーダと一体化した事に関して、もう人間としてのティエリアに会えないかもしれない事を寂しく思っていた。劇場版では危機に陥った刹那を新型機を駆って救出に現れ、ELSとの対話失敗に際しては自爆までして刹那を救い、最終的にはダブルオークアンタにデータ体として同乗し、刹那と運命を共にすることとなる。 |
+ | ;[[沙慈・クロスロード]] | ||
+ | :第一期では潜伏先のアパートのお隣さん。第二期では沙慈の戦いを拒否したい考えを理解しつつもダブルオーライザーのパイロットとコ・パイとしてコンビを組み、徐々に信頼し合うようになる。劇場版ではELSが脳量子波の高い人間を狙っているという事実が判明した時には彼らを助けるために地球に降下した。 | ||
+ | ;[[ルイス・ハレヴィ]] | ||
+ | :沙慈のガールフレンド。1stシーズンでは一度しか会う事はなかったが、2ndシーズンで再開した時には互いの事は覚えていた。その時にビリーによって刹那がCBの一員である事を知り、後に沙慈がCBであると言う誤解を招く事になってしまう。 | ||
+ | ;[[マリナ・イスマイール]] | ||
+ | :自らが殺めてしまった亡き母と声が酷似している。刹那にとって対極となる人物であるが、彼女の対話による「戦い」を認めており、異なる方法で有りながらも同じ目的を持つ同志の様な存在らしい(監督・脚本家談)。それを証明する様に、1st最終回では、決戦へ赴く前に遺書とも取れるような内容のメールを送ったりもしている。また、二期では負傷しカタロンに保護された際に両親を殺してしまった過去を明かす事もあった。本編中、彼女との対話は決して多くはなかったが、大切な人間という認識はしているようだ。劇場版では、50年の長い時間を経てELSとの対話を終えた刹那と再会。ついに二人は相互理解をする事が出来た。 | ||
;[[フェルト・グレイス]] | ;[[フェルト・グレイス]] | ||
:第二期終盤で彼女からお守り代わりの花を貰う。小説版ではその経緯が細かく描かれ、フェルトが刹那に好意を抱いている事が明確になったが、監督他スタッフのコメントでは二期終盤時点では『恋愛ではなく家族愛』らしい。劇場版では刹那のことを特別に想っている存在として話が進められ、彼が変革した自分に戸惑いを感じて仲間達からも距離を置いている事に心を痛めていた。 | :第二期終盤で彼女からお守り代わりの花を貰う。小説版ではその経緯が細かく描かれ、フェルトが刹那に好意を抱いている事が明確になったが、監督他スタッフのコメントでは二期終盤時点では『恋愛ではなく家族愛』らしい。劇場版では刹那のことを特別に想っている存在として話が進められ、彼が変革した自分に戸惑いを感じて仲間達からも距離を置いている事に心を痛めていた。 | ||
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;[[王留美]] | ;[[王留美]] | ||
:1stシーズンではミッションのサポートを受け、2ndシーズンでは[[ヴェーダ]]の所在を記した紙を直接受け取っている。最期はネーナに殺されるが、刹那自身はそれに知る事はなかった。 | :1stシーズンではミッションのサポートを受け、2ndシーズンでは[[ヴェーダ]]の所在を記した紙を直接受け取っている。最期はネーナに殺されるが、刹那自身はそれに知る事はなかった。 | ||
+ | ;[[アリー・アル・サーシェス]] | ||
+ | :KPSAのリーダーの元傭兵。刹那の運命を変えた男であり、師であり、最大の仇でもある。後にニールの仇ともなる。 | ||
+ | ;[[グラハム・エーカー]]/ミスター・ブシドー | ||
+ | :因縁ある宿敵。彼の刹那(というより、ガンダム)に対する感情は「愛」を超越して「憎しみ」となり、さらにそれを超越して「宿命」となった。尤も、刹那はあまり眼中になかったようで、かなり鬱陶しそうにしている。劇場版では巨大ELSに接近しながらなおも戦うことができない刹那を鼓舞。最後は自爆して「未来を切り開いた」姿に、刹那もその意気を感じ取ったようだった。 | ||
;[[ネーナ・トリニティ]] | ;[[ネーナ・トリニティ]] | ||
:彼女曰く「凄く好み」らしく、キスされてしまう。2ndシーズンでも「ドキワク」だそうである。が、「ガンダムではない」彼女を刹那は終始敵視していた。 | :彼女曰く「凄く好み」らしく、キスされてしまう。2ndシーズンでも「ドキワク」だそうである。が、「ガンダムではない」彼女を刹那は終始敵視していた。 | ||
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;[[リボンズ・アルマーク]] | ;[[リボンズ・アルマーク]] | ||
− | : | + | :かつてクルジスの少年兵だったソランを0ガンダムで救い、彼がマイスターになるにあたってヴェーダを通して、いささか強引な方法まで使って実現させた。小説版では自らを神を見る様な目で見上げるソランに自らの存在意義を自覚したとされており、リボンズが刹那のガンダム信仰を作り、刹那がリボンズの野望を加速させたという皮肉な因果関係となっている。刹那が目指したガンダムとして、考えようによっては彼の最後の壁になり得たはずだが、出会った時には既に刹那は自らの信念を確固たるものとしていたため、表面的にはリボンズの言葉に動揺を見せなかった(小説版によると、内心では動揺していたようだが)。最終的には己の信念と相対する存在として対峙する。 |
;[[ビリー・カタギリ]] | ;[[ビリー・カタギリ]] | ||
:スメラギを連れ戻す際に逃げ道を絶つ為にスメラギがCBの戦術予報士である事を明かした。それによってスメラギに利用されていたと誤解してビリーはスメラギを憎むようになり、更には刹那がルイスにCBのメンバーである事を知るきっかけとなりルイスが沙慈もCBのメンバーであると言う誤解を招く連鎖となる。 | :スメラギを連れ戻す際に逃げ道を絶つ為にスメラギがCBの戦術予報士である事を明かした。それによってスメラギに利用されていたと誤解してビリーはスメラギを憎むようになり、更には刹那がルイスにCBのメンバーである事を知るきっかけとなりルイスが沙慈もCBのメンバーであると言う誤解を招く連鎖となる。 | ||
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=== 第一期 === | === 第一期 === | ||
− | ; | + | ;「この世界に神はいない」 |
: | : | ||
;「エクシア、目標を駆逐する!」/「ダブルオー、目標を駆逐する!」 | ;「エクシア、目標を駆逐する!」/「ダブルオー、目標を駆逐する!」 | ||
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:一期12話で、アザディスタンの少年兵を救えなかったことに対する無念の一言。この辺から刹那の言う『[[ガンダム]]』が何か解ってきた視聴者も多いと思われる。しかし直後に次回予告のナレーションで「刹那、ガンダムに'''なる'''」と入る。なるんかい!と突っこんだ人は多い。 | :一期12話で、アザディスタンの少年兵を救えなかったことに対する無念の一言。この辺から刹那の言う『[[ガンダム]]』が何か解ってきた視聴者も多いと思われる。しかし直後に次回予告のナレーションで「刹那、ガンダムに'''なる'''」と入る。なるんかい!と突っこんだ人は多い。 | ||
;「俺に…触れるな!」 | ;「俺に…触れるな!」 | ||
− | : | + | :一見、極度の人間嫌いでただ他人との接触を極端に避けているように見えるが、少年時代からのアリーの傭兵指導や戦争経験などで、安易に他人との距離を縮める事は自らの命を危険に晒す事だと知っているため、”これ以上近づかれれば俺はお前を撃たなくてならなくなる、だから近づかないでくれ”という意味の言葉だと思われる。詰まる所、ゴルゴ13の「俺の後ろに立つな」と同じ意味合いである。MSに乗っているときも言ってるがそちらは単に自分のガンダムに触れられたくないだけの可能性が高い。 |
;「違う!'''貴様はガンダムではない!'''」 | ;「違う!'''貴様はガンダムではない!'''」 | ||
:民間人に攻撃を加えたトリニティに対して。グラハムなら頷いてくれるかも知れないが、ヨハンには意味が通じず、「'''錯乱したか'''」などと言われた。ちなみに、その前の回の予告では「刹那、ガンダムを否定する」と入っていた。 | :民間人に攻撃を加えたトリニティに対して。グラハムなら頷いてくれるかも知れないが、ヨハンには意味が通じず、「'''錯乱したか'''」などと言われた。ちなみに、その前の回の予告では「刹那、ガンダムを否定する」と入っていた。 | ||
153行目: | 114行目: | ||
;「…違う」<br />「俺のコードネームは『刹那・F・セイエイ』…ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」<br />「紛争が続くようなら、いずれアザディスタンへも向かう」 | ;「…違う」<br />「俺のコードネームは『刹那・F・セイエイ』…ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」<br />「紛争が続くようなら、いずれアザディスタンへも向かう」 | ||
:上記のマリナとの問答の後、この時の刹那が名乗った偽名『カマル・マジリフ』として呼び掛けるマリナに対しての正体暴露。前回あれだけロックオンとティエリアに怒られたのに…と絶句した視聴者も多いと思われる。 | :上記のマリナとの問答の後、この時の刹那が名乗った偽名『カマル・マジリフ』として呼び掛けるマリナに対しての正体暴露。前回あれだけロックオンとティエリアに怒られたのに…と絶句した視聴者も多いと思われる。 | ||
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;「マリナ・イスマイール…これから次第だ。俺達がまた来るかどうか…」<br />「戦え…お前の信じる神のために!」 | ;「マリナ・イスマイール…これから次第だ。俺達がまた来るかどうか…」<br />「戦え…お前の信じる神のために!」 | ||
:13話でマスード・ラフマディーを王宮に送り届けた際に。マリナを戦争根絶のために戦う者と認め、激励している。 | :13話でマスード・ラフマディーを王宮に送り届けた際に。マリナを戦争根絶のために戦う者と認め、激励している。 | ||
167行目: | 126行目: | ||
;「武力による戦争根絶!それこそが、ソレスタルビーイング!!」<br />「ガンダムがそれを成す!俺と…共に!!」<br />「そうだ、俺が!俺達が!ガンダムだ!!」 | ;「武力による戦争根絶!それこそが、ソレスタルビーイング!!」<br />「ガンダムがそれを成す!俺と…共に!!」<br />「そうだ、俺が!俺達が!ガンダムだ!!」 | ||
:「世界の歪み」であるアレハンドロに対して。余談だが、ケロケロAの漫画版ではこの台詞の時、他の3人のマイスターもイメージとして登場し、より「俺達がガンダムだ」という部分が強調されていた。 | :「世界の歪み」であるアレハンドロに対して。余談だが、ケロケロAの漫画版ではこの台詞の時、他の3人のマイスターもイメージとして登場し、より「俺達がガンダムだ」という部分が強調されていた。 | ||
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;「違う…!貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ!!貴様のその歪み、この俺が断ち切る!!」 | ;「違う…!貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ!!貴様のその歪み、この俺が断ち切る!!」 | ||
− | : | + | :最終回、GNフラッグを駆り現れた、復讐に取り付かれたグラハム・エーカーとの戦いのなかで。刹那との戦い、そしてその勝利のためという「戦いのための戦い」を押し通そうとするグラハムを「歪み」と呼び、文字通り刺し違える。 |
=== 第二期 === | === 第二期 === | ||
180行目: | 137行目: | ||
:子供と戯れるマリナにかつて自らの手で殺した母親の面影を見出して。刹那が「自分が幸せになってはいけない」と考えている事がわかる一幕。 | :子供と戯れるマリナにかつて自らの手で殺した母親の面影を見出して。刹那が「自分が幸せになってはいけない」と考えている事がわかる一幕。 | ||
;「嬉しい事があれば、誰だって笑うさ…」 | ;「嬉しい事があれば、誰だって笑うさ…」 | ||
− | : | + | :MIA(ミッション中の行方不明)になったアレルヤの無事を知った際の台詞。第一期では一度しか笑わなかった人の台詞ではな |
;「マリナ、今度会った時…また子供達の歌を聴かせてくれ」 | ;「マリナ、今度会った時…また子供達の歌を聴かせてくれ」 | ||
:マリナに見送られて再び戦場へ向かう際に、前向きな意味での再会を約束するような言葉。しかしこの後本編で再会をする事はなく劇場版のエピローグで叶う事となった。 | :マリナに見送られて再び戦場へ向かう際に、前向きな意味での再会を約束するような言葉。しかしこの後本編で再会をする事はなく劇場版のエピローグで叶う事となった。 | ||
216行目: | 173行目: | ||
:エピローグでの台詞。対するマリナは「あなたも、間違ってなかった……」だった。全く別の方法で、全く同じ目的を達成しようとした二人がついにお互いを理解した瞬間である。 | :エピローグでの台詞。対するマリナは「あなたも、間違ってなかった……」だった。全く別の方法で、全く同じ目的を達成しようとした二人がついにお互いを理解した瞬間である。 | ||
− | === | + | === その他 === |
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;「ちょりーっす♪」 | ;「ちょりーっす♪」 | ||
− | : | + | :ドラマCD「MISSION-2306」「COOPERATION-2312」内で発した暴言(笑)。あまりにも本来のキャラとかけ離れた台詞のため、多くの視聴者の度肝を抜かしたと思われる。一応設定上理由はあるし、刹那自身も不快の意を示していたが。「MISSION-2306」に至ってはこれのせいで本編以上にルイスから嫌われる羽目に。「COOPERATION-2312」内ではやたらと語尾に「ちょりーっす♪」をつけていた。 |
;「お前が…ガンダムだ!」 | ;「お前が…ガンダムだ!」 | ||
− | : | + | :ゲーム「[[ガンダムアサルトサヴァイブ]]」にて。プレイヤー機に刹那が乗っており、僚機にSP攻撃の使用を指示するとこの台詞を口にする。 |
;「0ガンダム!?ラッセではない…誰が搭乗している?」 | ;「0ガンダム!?ラッセではない…誰が搭乗している?」 | ||
− | : | + | :ゲーム「[[機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT]]」にて、戦闘前に僚機の[[ガンダム (MS)|ガンダム]]を見て。ついにやってしまった誤認ネタ。もちろん搭乗者は一年戦争時代の[[アムロ・レイ]]である。 |
;「リボンズ? いや、違う……」 | ;「リボンズ? いや、違う……」 | ||
− | : | + | :ゲーム「[[機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT]]」にて、僚機を[[ガンダム|ガンダム]]にして勝利すると発生。いうまでもない声優ネタである。 |
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 --> | <!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 --> | ||
;[[ガンダムエクシア]] | ;[[ガンダムエクシア]] | ||
− | : | + | : |
;[[ガンダム アヴァランチエクシア]] | ;[[ガンダム アヴァランチエクシア]] | ||
− | : | + | : |
;[[ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ]] | ;[[ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ]] | ||
− | : | + | : |
;[[GNアーマーTYPE-E]] | ;[[GNアーマーTYPE-E]] | ||
− | : | + | : |
;[[ガンダムエクシアリペア]] | ;[[ガンダムエクシアリペア]] | ||
− | : | + | : |
;[[ダブルオーガンダム]] | ;[[ダブルオーガンダム]] | ||
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;[[ダブルオーガンダム セブンソード]] | ;[[ダブルオーガンダム セブンソード]] | ||
− | : | + | : |
;[[ダブルオーガンダム セブンソード/G]] | ;[[ダブルオーガンダム セブンソード/G]] | ||
− | : | + | : |
;[[ダブルオーライザー]] | ;[[ダブルオーライザー]] | ||
− | : | + | : |
;[[ガンダムエクシアリペアII]] | ;[[ガンダムエクシアリペアII]] | ||
− | : | + | : |
;[[ガンダムエクシアリペアIII]] | ;[[ガンダムエクシアリペアIII]] | ||
− | : | + | : |
;[[ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様]] | ;[[ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様]] | ||
− | : | + | : |
;[[ダブルオーライザー (粒子貯蔵タンク型)]] | ;[[ダブルオーライザー (粒子貯蔵タンク型)]] | ||
− | : | + | : |
;[[ダブルオークアンタ]] | ;[[ダブルオークアンタ]] | ||
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;[[ダブルオークアンタ フルセイバー]] | ;[[ダブルオークアンタ フルセイバー]] | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | + | *<amazon>B001QA3H6W</amazon> | |
− | <amazon>B001QA3H6W | ||
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− | == | + | == 話題まとめ == |
− | < | + | <!-- *[[namazu:刹那・F・セイエイ]] (全文検索結果) --> |
− | < | + | |
+ | == 資料リンク == | ||
+ | <!-- *[[一覧:刹那・F・セイエイ]] --> | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
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