「ゲイツ」を編集中
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| 本体重量 = 80.20t | | 本体重量 = 80.20t | ||
| 全備重量 = | | 全備重量 = | ||
− | | 主動力 = | + | | 主動力 = バッテリー |
| ジェネレーター出力 = | | ジェネレーター出力 = | ||
| スラスター総推力 = | | スラスター総推力 = | ||
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| センサー有効半径 = | | センサー有効半径 = | ||
| 開発組織 = | | 開発組織 = | ||
− | *[[ | + | *[[MMI社]] |
− | |||
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| 所属 = [[ザフト軍]] | | 所属 = [[ザフト軍]] | ||
| 所属組織 = | | 所属組織 = | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ザフト軍]]が[[ジン]]の後継機として開発した量産型[[モビルスーツ]] | + | [[ザフト軍]]が[[ジン]]の後継機として開発した量産型[[モビルスーツ]]。開発はMMI社をリーダーカンパニーとしてハインライン、アジモフ、クラーク等の主要設計局をまとめた統合設計局によって行われた。 |
元々、ゲイツの基本設計は比較的早期に完了していたが、連合から奪取した第1期GAT-Xシリーズによって本格的な対MS戦を想定した再設計と奪取した技術の導入が決定。これらの調整に時間を要した事で、実戦投入に遅延が発生。本格的に配備されたのは大戦末期の[[ボアズ]]攻防戦前後であり、主に先行量産機がエースパイロットを中心に優先的に配備された。 | 元々、ゲイツの基本設計は比較的早期に完了していたが、連合から奪取した第1期GAT-Xシリーズによって本格的な対MS戦を想定した再設計と奪取した技術の導入が決定。これらの調整に時間を要した事で、実戦投入に遅延が発生。本格的に配備されたのは大戦末期の[[ボアズ]]攻防戦前後であり、主に先行量産機がエースパイロットを中心に優先的に配備された。 | ||
− | + | 最大の特徴として、ザフト系量産機としては初めてビーム兵器を標準装備しており、基本性能は[[シグー]]や[[地球連合軍]]の[[ストライクダガー]]を上回る。また、基本設計の優秀さから、以降に開発される[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]搭載機の母体ともなっており、特に[[ドレッドノートガンダム|ドレッドノート]]にその特徴が色濃く受け継がれている。 | |
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
+ | <!-- :作品名:説明 --> | ||
;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ||
:初登場作品。原作では後半に登場。[[ラウ・ル・クルーゼ]]が[[クルーゼ専用ゲイツ|専用の機体]]を駆って[[ムウ・ラ・フラガ]]や[[キラ・ヤマト]]と交戦した他、ボアズ攻防戦や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦などにも投入された。ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては名無しのザフト兵がマユラ・ラバッツのM1アストレイと相討ちになっている。戦後は一部の仕様を変更した[[ゲイツR]]がミレニアムシリーズの開発まで主力を担っていた。 | :初登場作品。原作では後半に登場。[[ラウ・ル・クルーゼ]]が[[クルーゼ専用ゲイツ|専用の機体]]を駆って[[ムウ・ラ・フラガ]]や[[キラ・ヤマト]]と交戦した他、ボアズ攻防戦や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦などにも投入された。ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては名無しのザフト兵がマユラ・ラバッツのM1アストレイと相討ちになっている。戦後は一部の仕様を変更した[[ゲイツR]]がミレニアムシリーズの開発まで主力を担っていた。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲 | ;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲 | ||
− | :頭部に内蔵された近接防御兵器。[[フリーダムガンダム | + | :頭部に内蔵された近接防御兵器。[[フリーダムガンダム]]等の物と同型。 |
;MA-M21G [[ビームライフル]] | ;MA-M21G [[ビームライフル]] | ||
:マティウス・アーセナリー社製の武装。[[シグーディープアームズ]]による実証を経てザフト軍量産機としては初の標準装備型のビーム兵器となった。機体側からの電力供給方式を採用している。 | :マティウス・アーセナリー社製の武装。[[シグーディープアームズ]]による実証を経てザフト軍量産機としては初の標準装備型のビーム兵器となった。機体側からの電力供給方式を採用している。 | ||
;MA-MV03 2連装ビームクロー | ;MA-MV03 2連装ビームクロー | ||
− | : | + | :シールドに2基内蔵したビームクロー。装備を持ち帰る事なく迅速に格闘戦へ移行でき、その設計思想は[[ドレッドノートガンダム]]や[[プロヴィデンスガンダム]]等に装備された複合兵装防盾システムにも受け継がれた。GAT-Xシリーズが鹵獲される以前は標準的な盾として設計されていた。 |
;エクステンショナル・アレスターEEQ7R | ;エクステンショナル・アレスターEEQ7R | ||
:左右両腰に装備したビーム砲内蔵型ロケットアンカー。連合製量産機が[[フェイズシフト装甲]]を採用することを想定して搭載された武装で、接近戦に有効な武器だが射程が短く、使用にはパイロットに高い技量が要求された。<br />結局のところ連合の量産機ではPS装甲の採用が見送られたため、改良機のゲイツRでは扱いやすいレールガンに変更された。 | :左右両腰に装備したビーム砲内蔵型ロケットアンカー。連合製量産機が[[フェイズシフト装甲]]を採用することを想定して搭載された武装で、接近戦に有効な武器だが射程が短く、使用にはパイロットに高い技量が要求された。<br />結局のところ連合の量産機ではPS装甲の採用が見送られたため、改良機のゲイツRでは扱いやすいレールガンに変更された。 | ||
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;[[ドレッドノートガンダム]] | ;[[ドレッドノートガンダム]] | ||
:ザフト・ガンダムの1号機。ゲイツを改造する形で開発された。 | :ザフト・ガンダムの1号機。ゲイツを改造する形で開発された。 | ||
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;[[ゲル・フィニート]] | ;[[ゲル・フィニート]] | ||
:本機と同様、「機動戦士ガンダムSEEDメカコンテスト」の公募デザインを基としている(こちらは電撃ホビーマガジン賞を受賞)。コンテストの上位を争った事もあってか、SEED世界においても本機とザフト次期主力MSの座を争った機体として設定されている。 | :本機と同様、「機動戦士ガンダムSEEDメカコンテスト」の公募デザインを基としている(こちらは電撃ホビーマガジン賞を受賞)。コンテストの上位を争った事もあってか、SEED世界においても本機とザフト次期主力MSの座を争った機体として設定されている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *本機のデザインは、サンライズが一般公募で募集したキャンペーンで選ばれた機体(アラウクネ)を大河原邦男氏がリファインした物。最初はラウ・ル・クルーゼの専用機が登場しストライクを中破にまで追い込むという活躍を見せたが、その直後にキラの乗る[[フリーダムガンダム]]に撃墜され、本編や外伝でも量産機の宿命としてボコボコにされるなどのぞんざいな扱いとなってしまい、終いにはデザインを手がけた元の応募者の愚痴が新聞に載ったという逸話も。なお、応募者は[[ブリッツガンダム]]の後継機としてデザインしている(ただし、一部武装などは『アーマード・コア』シリーズの機体武装を模している)。また、上記にエースパイロットに支給と書かれているが、クルーゼ以外に外伝を含めてもゲイツもしくはゲイツの改造機に乗ったキャラは[[叢雲劾]]くらいしかいない。 |
*SEED放送当時のザフトの量産機には「モビルジン」と言うように機体名の頭に「モビル○○」と付いていたが、それだと名称が某パソコンソフトメーカー社長の名前と被るため、商品名は「モビル'''スーツ'''ゲイツ」となっている。 | *SEED放送当時のザフトの量産機には「モビルジン」と言うように機体名の頭に「モビル○○」と付いていたが、それだと名称が某パソコンソフトメーカー社長の名前と被るため、商品名は「モビル'''スーツ'''ゲイツ」となっている。 | ||